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2008年09月06日

進化系統樹作成の根拠となっているDNA解析ってどの程度あてになるの?

ひきつづき雅無乱です。


前のエントリーで、進化系統樹の根拠となっているDNA解析の基本概念を押さえなおしたが、よくよく考えてみると疑問も多々浮かんでくる。


ヒトと類人猿の分岐は、研究者の間でも世間でも関心が高かったので、様々な分子で研究され、そこで確認された値がほとんど一致したので、ほぼ正しいと言われている。


確かに、地質年代を測定する様々な手法(放射年代測定など)と化石や地層での分析により、何重にもチェックされている…と研究者は胸を張っているらしいのだが、全てはその解析の前提になっている「分子変化率は一定」(100万年に2%~4%で突然変異が起こる、というのが定説)という仮説の上での計算であって、本来ならその分子変化率が一定かどうかを別に立証しなくてはならない。


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2008年09月05日

進化系統樹作成の根拠となっているDNA解析ってどんな手法?根拠は何?

どうも、雅無乱です。


先月のエントリー“現代人は、たった15万年前にアフリカにいたわずか数千の母集団から始まった”の議論の根拠となっている、遺跡から発掘される人骨から抽出したDNAを解析して系統樹を作成する手法について、「いったいどんな手法?」「どんな考え方?」「系統樹をつくれる根拠は?」「それってホントにあてになるの?(科学的なの?)」という質問を受けたので、あらためて調べてみた。


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2008年09月04日

原核生物の細胞分裂

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画像はコチラからお借りしました。
 
 
生命定義の一つに「自己複製」があります。細胞分裂は、その壮大なテーマの重要な要素。原核生物の細胞分裂は、まだ未解明な点が多いようですが、現在わかっている内容をまとめてみたいと思います。原核生物は、非常に種が多く、多岐に進化しているため、一番研究が進んでいる大腸菌ではじめます。
 
 

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2008年08月19日

生命の起源、先人たちの追求-2

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前回の続きです。

生命の起源の研究を一番難しくしているのは、原始生命のはっきりとした証拠がないことです。原始生命の痕跡(化石)でもあれば、その組成を調べれば解明できるし、あるいは、現在でもどこかで原始生命に近い存在が生成され続けている状況がみつかれば、そこから推定も可能です。しかし、それらのいずれも見つかっていません。

具体的に目に見える化石が存在しなくても、現在の生命の中に生きた分子の化石が残されていることが分かってきた。その生きた分子の化石の一つがRNA(リボ核酸)である。触媒作用を持つRNA(リボザイム)の発見を機に、生命はRNAから始まったのではないかと考えられるようになってきた
(パリティ編集委員会編「生命の起源」より柳川弘志「生命の起源研究の歴史」より)


この触媒作用とは、アミノ酸をタンパク質に変える働きのことです。複製機能があるRNAがタンパク質合成機能をもつことで、生命体の基本機能を保持することになります。


では、太古の地球でRNAは生成され得たのか?


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2008年08月14日

生命の起源、先人たちの追求-1

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生命は、いつ、どこで、どのように生まれたのか。
人類は、この問いに対して数千年考え続け、まだ答えを出していません。

なんでや劇場の生物史シリーズでは、最後にその答え(仮説)が明らかにされる予定です。

その前に、先人たちの追求の過程を追ってみます。

内容は、丸善の「生命の起源」より柳川弘志「生命の起源研究の歴史」からの引用です。

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2008年07月29日

細胞内での【闘いのすえの】連続共生説

科学者が、論理整合性を堅持するために書く論文に比して、一般の素人向けの書籍は、著者の肩の力が抜けた分、その人となりが見えてきて、面白いことがあります。例えば、福岡 伸一著の「生物と無生物のあいだ」などは、(顔写真とは似つかわしくもない?)美文に読み耽ってしまったりもします(爆)。

同様に、リン・マーギュリス女史の「共生生命体の30億年」の出だし部分も、文章から垣間見れる私生活場面ではオマセで一途で悩み多い出会いと結婚や、息子との自説をめぐる応答の中に、人物像と研究者としての原点が見えてきて、ちょと好感が持てたりします(笑)。でも読み進むと、やっぱり奥付の写真のように、顔は微笑んでいるけど腕を組んで攻撃的ないかり肩が見えてきたりもします(爆)。

一般に認知されつつある共生説との違いや、自説に都合の良い概念や状況証拠(?)が展開されていますので、その内容を紹介したいと思います。

■1世紀を経て、その検証の時期を迎えた、という「共生説」

----------------------------------------
◆共生:1873年/アントン・ド=バリは、「異なる名称をもつ生物が一緒に暮らすこと」と定義した。
----------------------------------------
◆共生発生:ロシアのコンスタンティン・メレシコフスキー(1855~1921)が提唱した概念。
(*共存が長期にわたると、場合によっては、新しい体や器官や種が出現するという共生発生が起こる、というもの。)
----------------------------------------

ということですから、まさしく、100年以上を経て検証の時期にあるといえるでしょう。

■連続細胞内共生(SET)説:リン・マーギュリス

「連続」という言葉は、一運の合体に順序があることを指しており、「共生発生が真核細胞の起源である」というマーギュリスの説は、四つの過程があります。そして、その四つにはすベて細菌が関係する、といいます。その慨念のあらましとは、

====================
◆発酵性「古細菌」と呼ばれ、硫黄と熱を好むタイプの細菌が、遊走性の細菌と一緒になり、一体化して、動植物や菌類の細胞の祖先細胞の基本となる核を含む細胞質を構成した。この原初の遊走性プロチスト[狭義の原生生物で、多くは単細胞]は嫌気性である。

◆有糸分裂をするようになった遊走性のプロチストに別のタイプの自由生活微生物である酸素呼吸細菌が組み込まれた。この酸素呼吸性の三者(好熱好酸菌、遊走性細菌、酸素呼吸細菌)の複合体は、微粒子状の食物をのみこめるようになったので、大きくて複雑な細胞が生まれた。〔約20億年前:遊走能と酸素呼吸能をもつ真核細胞の登場〕

 この第二の合併体、すなわち酸素呼吸能を獲得した遊走性の嫌気性菌は、三つの構成要素をもち、大気中に蓄積した酸素に対処できる細胞になった。小さな遊走性細菌と耐酸性や耐熱性の嫌気性菌と酸素呼吸細菌の三つからできたこの細胞から、数々の動植物が生まれることになる。

◆複合細胞が生まれた一連の合体の終わりに、真核細胞のうちのあるものが緑色の光合成細菌をのみこみ、消化しそこなって(=細胞内での闘いのすえに)体内に残した緑色細菌は葉緑体になった。つまり、日光を好み光合成ができる緑色細菌が第四のパートナーとして完全に一体化した。

この最後の合体で生まれた遊走性の緑藻が、今日の植物の祖先である。

真核細胞の細胞質にある遺伝子は「裸の遺伝子」ではなく、細菌の遺伝子に由来するという考えで、細胞の基本となる細胞質は核も含めて嫌気性細菌の子孫だとする。
====================

マーギュリスは、連続細胞内共生説(SET)が主張する四つのうちの三つまでを同定できる、としています。つまり、

◆ステップ1):細胞の基本となる細胞質は核も含めて嫌気性細菌のものであり、
         とくにタンパク質をつくる代謝の大半は、好熱好酸性細菌に由来する。
◆ステップ2):『?』
◆ステップ3):真核細胞内で酸素呼吸をするミトコンドリアは、「紅色細菌」あるいは
         「プロテオバクテリア」と呼ばれている細菌が共生したものだ。
◆ステップ4):葉緑体その他の色素体は、かつては光合成シアノバクテリアだった。


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2008年02月26日

卵の膜

こんにちは。今日の話題は「たまご」です Rolling Eyes


魚の卵は、とても小さくてシンプルなつくりですが、、、ニワトリの卵となると、硬い殻と何重もの膜に包まれて非常に精密な構造をしています。
今日は、これらの卵の「膜」の進化に注目してみます m034


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2007年11月13日

幹細胞、芽細胞って何?

%E5%B9%B9%E7%B4%B0%E8%83%9E%E5%88%86%E8%A3%82%E5%B0%8F.JPG多細胞生物への進化シリーズを見てて、幹細胞とか芽細胞とか?何? Rolling Eyes と思い、ちょっと調べてみました。

幹細胞(かんさいぼう)とは、その名の通り、「幹」 となる細胞だそうです。
その幹である幹細胞は、左図のように二つの娘細胞に分裂します。一方は別の種類の細胞に分化しますが、他方は再び同じ幹の系統である幹細胞になるんですね。
そしてここで分化した細胞が芽細胞(がさいぼう)となります。この幹細胞や芽細胞から様々な体の機能が作られるんですね。(左図は「細胞の誕生と死」からお借りしました。)

では、その中味を見てみましょう。

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2007年01月31日

人類誕生の諸説(サバンナ/ネオテニー/アクア)を“外圧”で斬る!

みなさん、こんにちわ~(こんばんわ~) Surprised
シリーズ“祖先の物語”も最終章に入っていますが、このあたりで、最後の最後の最後の、“人類誕生のとき”について、その諸説を紹介したいと思います。 m042

m190 検索してみたら、主流説・主流批判説・異端説と3説に渡る紹介があって、『逆境進化(外圧進化)』 m034 という視点による検証もある記事を見つけましたので、特に脚色することなく、そのまま掲載します。(たまには、そーゆーのもアリかなと nihi

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2007年01月24日

五感の中で最も原始的で本能的な「嗅覚」

こんばんわ Very Happy
味覚「人類の味覚は共認回路!?」
色覚「人類は共認機能で生きるために色覚を維持した !」
と続いているので、嗅覚について書いてみたいと思います。
しかし、私はまだこのブログで勉強中の身なので
恥ずかしながら・・・・・・詳しいことは分からない・・・・・ m108


ということで、日常生活の中で
なんとな~く疑問 に思っていたことを調べてみました!

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2006年12月21日

オスメス分化の番外編(雌雄同体)

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あまり知られていませんが、ナメクジやカタツムリは雌雄同体の生き物です。精子と卵子を一つの固体が同時に持っているのです。では、ナメクジは一匹で子供を生むのでしょうか、それとも交尾をするのでしょうか。交尾をするとしたら、オス役メス役に分かれるのでしょうか。答えを知りたい方は押してから次に。
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2006年12月10日

免疫機能はどうやって獲得したの?

こんにちは~ Very Happy
さんぽ m208 です。

本格的な冬 m009 到来!
風邪の季節がやっきましたが、みなさん体調はどうですか?

日ごろ、健康に過ごせるのは、免疫機能のおかげなのです tikara
ということで、今回は免疫のお話。

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なんと人は、1億種以上の抗原(ウィルスや細菌)に対応できるらしいです!
これは、先祖代々体験して克服してきた抗原との戦いの成果を、母子を通じて受け継いできているからなのです。

では、その免疫はどのようにして母から継承されるのでしょうか?

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2006年12月06日

原猿から真猿へ:脳の進化

生物の進化は塗り重ね構造です。
その進化の特徴を最も顕著 Shocked に示しているのが、脳の進化です。
 
脳は、脳幹→小脳→大脳→大脳新皮質と塗り重なって進化してきました。
は虫類の脳と呼ばれる脳幹・小脳
ほ乳類の脳と呼ばれる大脳
霊長類の脳と呼ばれる大脳新皮質
 
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図1(http://www.brain.riken.go.jp/japanese/g_braaw/g2.html#topより)
大脳は赤、小脳は黄、間脳は緑、中脳は青、延髄は茶色、嗅脳(嗅球など)はオレンジで示した。中脳と間脳、延髄を合わせて脳幹と呼ぶ。ニホンザル、チンパンジー、ヒトでは、大きく発達した大脳が間脳と中脳を覆っている。
 
図1より、サルの段階で、ほぼ人に近い脳に進化していますね Surprised
 
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2006年11月30日

ヤクザル物語(後編)

前編でヤクザルの(遊動域)(発達)(集団構成)について見て行きました。
このHPはサル学で有名な京都大学人類進化論研究室のHPです。


他にも野生チンパンジーの世界や嵐山のニホンザルなどの生態もありますので参考に読んでみてください。但し、この種の報告は現在のサルについての生態報告という事をお忘れなく。


人類の直径の祖先である真猿と呼ばれたサルと現在のそれも人間に保護された中で生活しているサルはかなり異なっているという事です。一番の違いは外圧状況の違いです。

人類が誕生する直前のサルの状況は寒冷化や森の減少という自然外圧も現在より高く、さらに大型肉食獣がかなり地上に闊歩していた時代です。そして何よりも食料に対して過剰なまでの同類のサルが回りにいたのです。

そんな外圧の中、木の上に群がった真猿の集団は原猿時代に獲得した同化機能を使って集団を形成し課題共認ー役割共認ー評価共認する事で闘争集団として同類同志の戦いを生き延びて進化してきたのです。


それでは以下にヤクザルの生態報告を続けます。後編は(社会関係)(繁栄)(集団間関係)です。
yakuzaru.gif

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2006年11月29日

ヤクザル物語(前編)

こんばんわ。ken太郎です。
真猿の中でも最も身近な日本ザルの特徴について紹介します。

まずは基礎知識!基本的なニホンザルの社会についてウィキペディアから抜粋します。 m057


強力な統率力をもつボスザルとそれを取巻くメス、子供を中心として、他のオスは周辺部に位置し中心部に入ることが許されないという「同心円二重構造」として群れの社会構造が説明されている。ニホンザルの社会の仕組みについては、以下のようなものと考えらている。

・群れを構成するのは成体の雄と雌、および子供と若者である。群れに入らない離れザルがあるが、これは必ず若いか成体の雄である。

・群れの個体はすべての個体間で強弱が決まっており、全体として直線的な順位制を持っている。順位が高いものに対しては尻を向け、上位者がその後ろから乗りかかるマウンティングという行動があり、これによって順位が確かめられると同時に、争いが回避される。順位が離れるほどこの行動はおこなわれなくなる。

・単なる順位制でなく、階級があって、それぞれに群れの中での位置が決まっている。

・リーダーは中央に、その周囲に雌と赤ん坊、その外に若者雄が位置する。

・リーダーは外敵から群れを守り、また、群れ内部での争いに介入して調停する。

上記を頭に入れた上でニホンザルの亜種である屋久島のヤクシマザル(通称ヤクザル)の事例報告からサルの実態を見ていきたい Rolling Eyes と思います。
yakuzaru-2.jpg

以下はニホンザルホームページ「ヤクザルの生活と社会」http://jinrui.zool.kyoto-u.ac.jp/FuscataHome/yakuzaru.htmlから抜粋しました。
(遊動域)(発達)(集団構成)(社会関係)(繁殖)(集団間関係)の5つの面から生態と分析を報告します(分析は私の独断と偏見が多少入っていますが・・・・)


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2006年11月27日

「イヌとネコの別れ道」~ネコ編

こんにちは m193 m001  
「イヌとネコの別れ道」tanakaさんの記事を読んで、
イヌとネコのご先祖様が同じだったことを知り、へぇ~~~ Shocked って思いました m141
イヌ派の人とネコ派の人ってよく意見を対立させてるけど、もとは同じ動物だったんですね m104

ちなみに私はネコ派です m208 (笑)
小さいころから、ネタ郎、ネタ次郎、ネタ三郎・・・ペルシャ猫を3匹飼っていました m027


>ネコが家畜化されたのは4000~8000年前のエジプトで、リビアヤマネコが全ての飼い猫の祖先だと考えられています。この頃、人間は初めて農耕=麦の栽培を開始しましたが、人々の頭を悩ませたのが、収穫した麦の倉庫に忍び込むネズミの被害。そこで一計、人様の麦には目もくれず、ネズミを追いかけてくれるネコを飼い始めたのが始まりだそうな。


イヌは防衛 m159 などのために家畜化されたと思っていたけれど、
ネコが家畜化されるようになったのにもちゃんと理由があったんだぁ~ m072 m034  
「ネズミ退治のためにネコを飼い始めた」 m117 なるほど~ Laughing

しかし、イヌやヤギ等に比べるとネコの家畜としての歴史は浅く、
イヌのように目的を持って繁殖を進められなかったので、種類・毛・色・体格などの多様化は見られず、イヌは約300品種あるのに対しネコは約50品種らしいです m202
2003年の調査によると、日本では約809万頭のネコが飼育されているみたいですよ m172
ペットとしてネコを飼っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか m050 m193

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というわけで、 m172 ネコの家畜化 m172 について、もう少し詳しく調べてみました m190 m065
「イヌとネコの別れ道」~番外編 m061 と思って読んでいただけたら幸いです m103


ネコ好き m172 m001 な人も、そうじゃない人もクリックしてくださぁ~い m022
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2006年11月16日

イヌとネコの分かれ道

はじめまして m254路上で世直し「なんで屋」もやってるtanakaです。
今日は、なんで屋カードでもお馴染みのイヌネコのお題を一つ・・・。
126.jpg151.jpg

カードを買っていくお客さんを見ていると、世の中にはイヌ派とネコ派の2種類の人種が存在していて、お互い理解しあえる日は永久に来ないのでは?などと感じることもありますが、実は彼ら、もともとは同じ祖先から分かれた兄弟なのです。

イヌとネコの運命は、一体いつどこで分かれたのでしょう・・・・・ m052 m052

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2006年11月13日

草食動物は草だけで栄養大丈夫??

gazel1.jpg
 画像はこのページから借りました
 http://www.goodpic.com/mt/asa/archives2/travel/

 「草原に追われた?哺乳類」で草食動物の消化について触れていますが、ここでひとつ疑問を提起したいと思います。「草食動物ってそもそも草ばっか食って、栄養は大丈夫??」ということです。草食動物はその多くが肉食動物より大きな体をしてますよね。(象にしかり、キリンにしかり)でも草ってほとんど栄養なさそう。とくに体を作るために必要なタンパク質なんてほとんど含まれてなさそうですよね。じゃあどうやって草食動物は体を維持するためのタンパク質を摂取しているのでしょう?そこには草食動物たちの驚くべき適応の戦略がありました。
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2006年11月12日

哺乳類の進化 独自の進化を遂げた有袋類

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「シリーズ10:収束進化(哺乳類の拡散適応)で少し登場した有袋類について書いてみたいと思います。

有袋類(胎盤が不完全で、育児嚢で子を育てる)と真獣類(現生の哺乳類のうち、単孔類、有袋類以外のもの。胎盤をもつグループ)は、約1億年前に分かれて約3500万年以前には北米に少なくとも3科5属13種の有袋類がいたとされてます。有袋類は原始哺乳類から早い時代に分岐し、有胎盤類とは異なる進化をしています。(ウィキペディアより)有胎盤類が胎内保育をするようになったわけは「シリーズ9原始哺乳類 哺乳類が胎内保育になったわけ?」に書かれていますが、寒冷化への適応という面が大きいでしょう。
ではオーストラリアの自然環境はどうだったのでしょう?


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2006年11月07日

草原に追われた?哺乳類

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 牛や羊など、草原に適応した草食動物の祖先は、もともと森林で柔らかい(消化しやすい)葉を食べていたと考えられます。ゾウやキリンなどは今でもそうですね。それが、3400万年前(新生代第三紀の中期にあたる漸新世初期)から寒冷化が進み、森林が縮小して大草原が拡がります。(サバンナ、プレーリー、パンパ等の大草原がこの時期に出現。)


草原に生える単子葉類(主にはイネ科)は、プラントオパール(植物珪酸体)やセルロースが大量に含まれていて硬く、森林の植物(双子葉類)に比べると極めて消化しにくい葉を持っています。
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(プラントオパール・Webさんいんより転載)


なぜ彼らは森林から出て、硬くて消化しにくい草に覆われた草原に行ったのでしょうか?


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2006年11月03日

収束進化(哺乳類の拡散適応)

有袋類は約1億年前(中生代白亜紀)に現れ、世界各地に分布しました。しかし、正獣類(有胎盤類)の増加に従ってそのほとんどが絶滅に追いやられてしまいました。

オーストラリアには、有袋類や単孔類といった原始的な哺乳類が多く生息しています。これは、オーストラリア大陸が6000万年頃、他の大陸と切り離されて隔離され、正獣類(有胎盤類)が進出できなかったためといわれています。(下の絵は約6500万年前の大陸の様子です。)

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では、オーストラリアは他の地域とは全く違った動物たちがいるのでしょうか m052

そうでもないようです。

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2006年11月02日

進化とDNA変異について

生物の形態(かたち)や機能をみて行くと、進化とは、形態の基本構造を基盤にしながら、その先端部分を変化(変異)させて行っている。

例えば、脊椎動物を、魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類とみて行くと。

魚類段階で、頭部(口、エラ、眼と鼻、脳)、胸部(前鰭、心臓のある部分)、腹部(消化器や生殖器がある部分)、尾部という大きな体節構造ができあがる。呼吸様式はエラ呼吸。

両生類の成体は、頭部(エラを失う)、胸部(肺ができ、前鰭が前肢に転換)、腹部(後鰭が後肢に転換)が地上生活に適応するために、大きく変化している。尾部は消滅する。呼吸様式は肺呼吸と皮膚呼吸に転換。

爬虫類と鳥類は、頭部、胸部(鳥類では前肢が翼に転換)、腹部の変化は少ないが、完全な肺呼吸を行う。(爬虫類のうち、蛇は四肢を失っているが。)
哺乳類は、頭部、胸部、腹部の器官種類は、爬虫類・鳥類とほぼ同じ。完全な肺呼吸を行う。
爬虫類・鳥類と哺乳類では、殻のある受精卵から子供が生まれるのか、雌の胎内で胎児が成長するのかで、大きな違いがある。

このように、生物は、一旦獲得した形態や機能原理の元に、直面した外圧に適応する、先端部分を転換して、進化していっている。

例えば、水中生活の魚類から、地上生活の両生類への変化(地上という外圧適応)で、先端機能(形態)の組み換えが大幅に行われている。

一方で、進化=形態(機能)転換 は、遺伝子(真核生物以降はDNAが主に担っているが)として、固定されている。

つまり、鳥類の受精卵にある「遺伝子=DNA情報」が、受精卵を、嘴の尖った頭部、翼を持った胸部、後肢を備えた腹部という形態をつくり上げ、鳥の雛を誕生させる。

では、真核生物から始まる、遺伝子=DNA情報の、原理獲得とその変異という構造が存在する筈である。

確かめられているものに、眼の進化がある。

単細胞段階で、眼点といわれる光を感知する場所があり、この眼点という構造(機能)が、延々と多細胞生物まで引き継がれている。

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2006年10月25日

有「胎盤」類って?


「哺乳」類>有「胎盤」類>人類と分類されています。(胎盤って?)
 
胎盤の完成と性闘争本能の強化が哺乳類を進化させた - るいネット」より
>哺乳類を大きく分類すると、単孔類(胎盤はなく、卵を産み母乳で子を育てる:現在ではカモノハシとハリモグラ)、有袋類(胎盤が不完全なため、体外部の育児嚢で子を育てる。:現在ではカンガルー等)、有胎盤類(完全な胎盤をもつ多くの哺乳類)に分かれます。
 
 ◎「胎盤」のイメージ画像
 胎盤の構造(2/5) << 発生 << META BIOMEDICAL CG LIBRARY
 胎盤の構造(3/5) << 発生 << META BIOMEDICAL CG LIBRARY
 
 これに関するブログ Biological Journal 内の記事は以下です。
 ・なぜ、哺乳類は「胎内保育」と「産後保護」をするようになったの?
 ・哺乳類が胎内保育になったわけ?
 
 引き続き、「胎盤(or胎内保育)」や「母乳(or授乳)」方面へ追究し、ログっていきます。

有「胎盤」類って?の続きを読む

2006年10月24日

卵胎生生物

進化の過程で生物は、より安全で確実な方法で子孫を残す方向へと進んできました。
子孫を残す方法を大きく2つに分けると「卵生」と「胎生」に分けられます。

「卵生」は、卵で子孫を残す生物です。
「胎生」は、母親が胎盤で赤ちゃんを育て出産する生物、つまり哺乳類で