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2008年01月24日

鳥類の生殖の秘密

こんばんわ、tanoです。まずは気持ちよく飛んでいる渡り鳥の映像をご覧下さい Very Happy
今日はオスメス分化でこれまであまり扱ってこなかった鳥類について少し勉強していきたいと思います。 Cool
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オスメス分化した生物の性決定の機構には2つの機構があります。
脊椎動物などにおける性決定機構は、多くの爬虫類や一部の魚類にみられるような温度などの環境要因によって性が決定される場合と、性染色体の組み合わせ(雄へテロ:XY 型あるいは雌へテロ:ZW 型)により遺伝的に決定される場合があります。

性染色体の組み合わせで決定される2つのケースですが、一般的にXY型は哺乳類のほぼ全て、ZW型は鳥類、コモドオオトカゲ等に見られます。

さて、この雄へテロ、雌へテロという分類ですが初めて聞いた人にはさっぱりわかりませんよね。 Rolling Eyes そこで生物学のヘテロとその対になるホモについてまずは簡単に説明したいと思います。

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2007年05月13日

チンパンジーの成長 2

さて、昨日に引き続きチンパンジーの成長と発達の過程を見て行きましょう Rolling Eyes


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2007年05月12日

チンパンジーの成長 1

チンパンジーの成長と発達の過程から、共認と自我の芽生えを読み取って見ましょう。

まずは、チンパンジーと言えば京都大学人類進化論研究室。


野生チンパンジーの世界へようこそ

にて、
チンパンジーの成長と発達

が段階ごとに紹介されています。

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2007年05月11日

霊長類の社会構造

昨日のエントリー「複雑な集団をつくるマントヒヒ」は、脳の進化と群れの進化の関係が示唆されていて興味深いですね。他のサルはどのような社会構造を持っているのでしょうか?

★類型化の観点

・単独生活か群れ生活か?
・群れ内のオトナ雄とオトナ雌の数がそれぞれ単数か複数か?
・群れに継承性があるか否か?
・群れが単層か重層か?
・凝集性の高い群れか否か(離合集散性が高いか否か)?

現在生息する霊長類をこの観点に当てはめると、次のように分類されるようです。
続きはクリックの後に・・・
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2007年05月10日

複雑な集団をつくるマントヒヒ

アカゲザル(マカク属)とマントヒヒ(ヒヒ属)の脳と社会(集団)構造の違いを紹介します。

脳の違いについては、各領野の大きさが2倍程度ことなること、マントヒヒ(図左)にはアカゲザルにはない6aγという新しい領野が出現していることがわかる。マカクからヒヒへの進化の過程で、領野が拡大するとともに新しい領野が出現したのである。
saru009.JPG
これらのちがいはマントヒヒの社会構造がアカゲザルにくらべて複雑であること、採食行動が複雑で地下水を掘りだすために器用に穴を掘ったり、さらには集団で狩りを行ったりすることと関係するのかもしれない。

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2007年05月08日

共感回路と前頭連合野

哺乳類の中でも、猿・人類で特に発達しているのが、大脳新皮質の前頭連合野。前頭連合野が大脳新皮質に占める割合はマカク猿で12%、人類は30%にもなります。同じ哺乳類でも、ネコは2~3%、ネズミにいたっては前頭連合野はありません。

共認機能を獲得した真猿以降に著しく発展した前頭連合野は、共認機能の獲得とどの様な関係があるのでしょうか。

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この画像はこちらから転載しました

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2007年05月07日

共感回路とミラーニューロン

以前、「ミラーニューロンが共感回路か」で紹介されていたように、サルの実験で、人の動作を観察したときも、自分が同じ動作をしたときにも、同じように働くニューロンが見つかり、ミラーニューロンと名づけられています。

この実験はどんな実験だったのでしょうか。他には、ミラーニューロンが共感回路であことを示す実験は行われていないのでしょうか。気になる人は、次に行く前にこちらもお願いします。

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この画像は日経サイエンス別冊「進化する脳」から転載しました

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2007年05月06日

共認機能の獲得(2) 共感回路の形成

前回の続き。
本能不全に陥った原猿たちはどうしたのだろうか?


前回のおさらいと、今回の答えを図解にしてみました。
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2007年05月05日

共認機能の獲得(1) 本能不全

サル・人類だけが、共認機能を獲得している。共認機能があるから、豊なコミュニケーションができるし、仲間をつくったり、集団をつくったりすることができる。


共認機能は、どのようにして獲得されたのであろうか?
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<原猿の群れの構造>


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共認機能の獲得(1) 本能不全の続きを読む

2007年05月02日

猿の手足

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●原猿の手足の構造
※画像引用元:(京都大学中務研究室)「原猿進化」(pdf) 「初期真猿類」(pdf)


一昨日のプルガトリウス、昨日のノタルクトゥスに続き、今日は、猿の手足の構造について紹介します Surprised


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猿の手足の続きを読む

2007年05月01日

樹の枝を足でつかめる猿の祖先:ノタルクトゥス

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●ノタルクトゥスの想像図
※画像引用元:「川崎悟司イラスト集・ノタルクトゥス」


昨日のプルガトリウスに続き、
今日は、樹の枝を足でつかめる猿の祖先と言われるノタルクトゥスの紹介です Surprised


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樹の枝を足でつかめる猿の祖先:ノタルクトゥスの続きを読む

2007年04月30日

最も古いサルの仲間:プルガトリウス

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●プルガトリウスの想像図
※画像引用元:「ヒトはどうやって誕生した?」(NHK高校講座「理科総合A・B」)



今日は、現在知られている最も古い霊長類、プルガトリウスの紹介です Shocked


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2007年04月19日

哺乳類の内雌外雄って?

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哺乳類の特徴として、雄同士の激しい性闘争に勝ち抜いた雄が、大きな縄張りを確保し、その縄張りの中で母系集団の雌達が子供を育てる、「内雌外雄」の集団形態があります。

雄は、大きな縄張りを確保し、いざと言うとき雌や子供を守り種を維持してきたんですね Rolling Eyes
この内雌外雄は、それぞれの哺乳類では、どのようになっているのでしょうか m050
今日は、哺乳類の代表的な内雌外雄を紹介します。

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2007年01月09日

「性的存在」へと肉体改造を果たした、真猿のオンナ

まず、下の2頭のチンパンジーのポートレートを見て欲しい。片方がオスで片方がメスなのだが、どちらがどちらか分かるだろうか?
chimp-male.jpgchimp-female.jpg

正解は・・・・・・・

答えは m118 クリック m051 の後で
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「性的存在」へと肉体改造を果たした、真猿のオンナの続きを読む

2007年01月08日

真猿の集団形態ってどうなってるの??

ここまで、原猿から真猿への進化における、視覚、聴覚、表情、そして共認機能の進化についての記事がありましたが、原猿から真猿への進化におけるもう一つの大きな特徴として、雄同士が集団を作り、集団同士で縄張り闘争をする種が現れた m051 ということが挙げられると思います。

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m116 温泉でくつろぐニホンザルの群れ m032


そこで今回は、真猿における集団の特徴を、その中心軸とも言える雄雌関係(婚姻様式)を中心に、いくつか紹介してみたいと思います m027

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2007年01月02日

色覚の進化は外敵認識の必要からか?

原猿から真猿の進化において、新しい視覚機能を獲得します m034
その機能が『立体視の進化』『眼窩の進化』『色覚の進化』であったことは「原猿→真猿、視覚機能の進化」でも紹介されています。 m062


その中でも『色覚の進化』とは

樹上という第4世界を手に入れ、夜行性から昼行性に変わりました。それまで、外敵から逃れる為、暗闇に紛れ、夜行性だったのが、安全な環境を手に入れたことで、昼行性も可能となったわけです。光のある環境では色を識別できた方が、餌や外敵認識に有利です。モノクロの世界からカラーの世界へ進化したのです。

この『色覚の進化』こそ、猿・人類の進化に大きな影響を与えたのはではないでしょうか m052


どういうこと m052 もっと知りたい人はポチっとお願いします m034


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2006年12月11日

人類は白目をもつ唯一の霊長類

■原猿→真猿、視覚機能の進化
■視覚の進化、猿の表情が豊かなのはなんで(共認機能の進化)①②
と続いていますが、双方に関係する特徴が人類にはあります。
それは、霊長類の中で、唯一人間だけが、白目を持っているということ。

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「目は口ほどに物を言う」「流し目」「色目」「伏目」「上目」「血眼」「目勝つ」「白目をむく」「目が飛び出る」
などなど、目にまつわる人間の感情表現は、他の顔のパーツ、口・鼻・耳とは比べ物にならないほど多様です。

目とコミュニケーション機能に関して面白い研究がありました。是非読んでみてください。
コミュニケーション装置としてのヒトの目の進化:http://www.ieice.org/jpn/books/kaishikiji/199906/19990601.html#01

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上記のHPを要約すると、白目をもつことで人類はどのようなメリットデメリットを得たのか、検証しています。
白目があると何処に目があるのか直ぐ分かる。目は急所で本来隠したい部分です。他の霊長類は体毛や肌の色に近い目の色をしていて、目をカモフラージュしている。白目があると、どちらを向いているか明解なので、次の行動が敵に読まれてしまう。デメリットがまず目につきますが、人間は大型化や道具の使用によって、視線のカモフラージュの必要性が低下し、逆に集団内での共同作業の為、言語のような音声コミュニケーションだけでなく視線によるコミュニケーション能力を進化させた。白目があることで、何を見ているのか、次にどんな行動をするのかを集団内で共有できたということです。

2006年12月09日

サルの表情が豊かなのはなんで?(共認機能の進化)②

さて、表情の話に戻って「顔の進化」について詳しいサイトを見つけました。

大顔展

こちらのサイトからお借りしたお猿さんのイラストをよ~く見てください。

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他の哺乳類(犬や猫など)と比べて、何が違うか解りますか?

答えが知りたい方は、 m097 のボタンをクリックしてから続きをどうぞ。

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サルの表情が豊かなのはなんで?(共認機能の進化)②の続きを読む

2006年12月08日

サルの表情が豊かなのはなんで?(共認機能の進化)①

視覚の発達は、真猿類~類人猿~人類への進化の過程においても、とても重要な役割を果たしています。

霊長類の視覚の発達については、

霊長類の視覚進化②

原猿→真猿、視覚機能の進化

でも語られていますが、樹上適応の中で発達させた視覚は、その後仲間の表情を読み取る為の機能として更に進化して行く事になります。

それが、
本能を超えた新しい機能(共感機能)の獲得②
にて紹介されている、

依存収束⇒期待収束し、互いに相手を『注視』し続ける内に、遂に相手も同じく依存し期待している事を発見し(探り当て)、互いに相手の課題=期待を自己の課題=期待と同一視して理解し合うに至ります。

の部分。

相手注視⇒同一視⇒不安を期待へと転換させて、安心感・充足感を得る、という過程。注視・同一視、ともに視覚によってお互いの表情を読み取る、真似る事によって不全を解消できる、という能力を身に付けたんですね。

見てください、こちらのサイトからお借りしたこの写真。


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赤ちゃんにこんな表情で見つめられたら、思わず笑顔になっちゃいますね love

表情の発達に隠された秘密、知りたい方は↓をクリック!

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サルの表情が豊かなのはなんで?(共認機能の進化)①の続きを読む

2006年12月07日

原猿→真猿、視覚機能の進化

今日は Shocked の進化のお話。舞台は5300万年前。当時、地球上では気温が10~20℃も上昇し、広葉樹林が拡大して「樹冠(=枝の重なり)」が誕生していました。これは樹上生活者である猿類にとって、実に画期的な環境の変化だったのです。
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それまで原猿は樹間移動する際、「樹冠」が無い為、地上に降りる必要がありました。地上移動は命がけ m109 。肉食哺乳類が狙っているからです Twisted Evil 。ワオキツネザル(原猿)のようなユーモラスな2足スキップ歩行 m113 は、TV番組でもお馴染みですが、あれは、視野を高くし周囲を警戒しながら、次の樹木へと全力で地上移動する姿なのです。地上移動は危険と隣り合わせの決死行でした m083 m003


それが、5300万年前「樹冠」が登場したことで、地上に降りずとも、枝から枝へと飛び移り移動することが出来るようになったのです。この新しい環境に適応しようと進化したのが目の構造でした。大きくは3点、新しい視覚機能をこの時に獲得し、原猿から真猿へと進化しています。


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原猿→真猿、視覚機能の進化

今日は Shocked の進化のお話。舞台は5300万年前。当時、地球上では気温が10~20℃も上昇し、広葉樹林が拡大して「樹冠(=枝の重なり)」が誕生していました。これは樹上生活者である猿類にとって、実に画期的な環境の変化だったのです。
buna.jpg

それまで原猿は樹間移動する際、「樹冠」が無い為、地上に降りる必要がありました。地上移動は命がけ m109 。肉食哺乳類が狙っているからです Twisted Evil 。ワオキツネザル(原猿)のようなユーモラスな2足スキップ歩行 m113 は、TV番組でもお馴染みですが、あれは、視野を高くし周囲を警戒しながら、次の樹木へと全力で地上移動する姿なのです。地上移動は危険と隣り合わせの決死行でした m083 m003


それが、5300万年前「樹冠」が登場したことで、地上に降りずとも、枝から枝へと飛び移り移動することが出来るようになったのです。この新しい環境に適応しようと進化したのが目の構造でした。大きくは3点、新しい視覚機能をこの時に獲得し、原猿から真猿へと進化しています。


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2006年12月06日

原猿から真猿へ:脳の進化

生物の進化は塗り重ね構造です。
その進化の特徴を最も顕著 Shocked に示しているのが、脳の進化です。
 
脳は、脳幹→小脳→大脳→大脳新皮質と塗り重なって進化してきました。
は虫類の脳と呼ばれる脳幹・小脳
ほ乳類の脳と呼ばれる大脳
霊長類の脳と呼ばれる大脳新皮質
 
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図1(http://www.brain.riken.go.jp/japanese/g_braaw/g2.html#topより)
大脳は赤、小脳は黄、間脳は緑、中脳は青、延髄は茶色、嗅脳(嗅球など)はオレンジで示した。中脳と間脳、延髄を合わせて脳幹と呼ぶ。ニホンザル、チンパンジー、ヒトでは、大きく発達した大脳が間脳と中脳を覆っている。
 
図1より、サルの段階で、ほぼ人に近い脳に進化していますね Surprised
 
ランキングをポチッと押して、サルの脳の詳細 m165 へ進みましょう m027
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2006年12月04日

真猿の分化と進化過程

これまで原猿の進化過程を追求してきましたが、波動さんの投稿で、ついに原猿→真猿への進化過程が抑えられました。今後は本格的に真猿の進化過程の追求に入っていきます。今回は、真猿の分化とその進化過程についてです。


真猿は、大きく「広鼻猿類(広鼻下目)」と「狭鼻猿類(狭鼻下目)」の2種類に分類されます。
(正確には、この2種類のどちらにも属さない種として「メガネザル科」が存在します。メガネザル Shocked は真猿(=直鼻猿亜目)でありながら、原猿(=曲鼻猿亜目)の特徴を多くもっている両者の中間的な猿です。これについては、後日詳細に追求する予定。)


広鼻猿類(広鼻下目)」は、基本的に南米に住んでいることから「新世界猿」とも呼ばれ、クモザルやマーモセットなどがこれに属します。鼻の穴の間隔が広く、穴が外側に向いていることから”広鼻”と呼ばれます。


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尻尾を5本目の手として使うクモザル(環境促進事業団HPより)


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非常に小型のマーモセット科(ウィキペディアより)


これに対し、「狭鼻猿類(狭鼻下目)」は、アジア~アフリカに住んでおり、「旧世界猿」とも呼ばれます。
これには、マントヒヒや日本猿・マンドリルなどのオナガザル亜科とテングザルやハヌマンラングールなどのコロブス亜科が属しています。(まとめて「オナガザル上科」と呼ばれる)
「狭鼻猿類」のうち、人の仲間(ヒト科)・テナガザル科・オランウータン科なの大型類人猿は「ヒト上科」として、旧世界猿とは区別されます。
つまり「狭鼻猿類」は、大きく「旧世界猿(オナガザル上科)」と「ヒト上科」の2つに分類されると言うことで、私たち人類は、真猿類の「狭鼻猿類」・「ヒト上科」・「ヒト科」に属していると言うことになります。
(ヒト上科の分類は、現在様々な学説がありますが、ここでは伝統的な分類に則っています)


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大型で派手なマンドリル(ウィキペディアより)


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知能の発達したチンパンジー(生命の扉より)


「広鼻猿類」と「狭鼻猿類」は、サリさんの進化系統樹(11月21日記事)によると、真猿類の共通祖先「オモミス類」から始新世の終わり~漸新世の始まり3500~3000万年前前後に分かれています。


>最古の新世界ザルの化石は南米ボリビアの約2500万年前の地層から見つかっています。古生物学的な解析によると、この新世界ザル達は漸新世の頃にアフリカ大陸から大西洋を渡って南米大陸に侵入したと考えられています。当時の大西洋は現在の半分くらいの大きさで、最も狭いところでは500km程度だったと考えられていますが、それでもサル達が渡るには十分離れていたと思われます。おそらく海流に乗って島づたいに渡ってきたのでしょうが、信じられない話しです。(京都大学霊長類研究所 「霊長類の進化とその系統樹」 リンク より)


このように新世界猿は、アフリカから大西洋を渡って、南米大陸に進出し、広鼻猿と違う独自の進化を遂げたと考えられていますが、なぜ彼らは大西洋を渡る必要があったのでしょう?また、どのようにして大西洋を渡ったのでしょう?


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2006年12月03日

原猿→真猿へ

原猿と真猿の違いは、大きくは昆虫食から葉・果実食へ、夜行から昼行へ(、脳進化)ですが、真猿が登場した背景を探るために真猿が登場した頃の外圧状況を整理してみます m058

サリさんが以前作ってくれた図を改訂しました m118
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大きな流れとしては・・・
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2006年12月01日

生殖限界まで達しなかったのはなんで?

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11月21日の「生き残っている原猿って?」のサリさんの投稿を読んで
マダガスカルの原猿が真猿に進化しなかった理由の
②生殖限界まで達せず、縄張闘争が激化しなかった
ってなんでだろう Rolling Eyes と思って調べてみました。 m057

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2006年11月25日