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2006年12月08日

サルの表情が豊かなのはなんで?(共認機能の進化)①

視覚の発達は、真猿類~類人猿~人類への進化の過程においても、とても重要な役割を果たしています。

霊長類の視覚の発達については、

霊長類の視覚進化②

原猿→真猿、視覚機能の進化

でも語られていますが、樹上適応の中で発達させた視覚は、その後仲間の表情を読み取る為の機能として更に進化して行く事になります。

それが、
本能を超えた新しい機能(共感機能)の獲得②
にて紹介されている、

依存収束⇒期待収束し、互いに相手を『注視』し続ける内に、遂に相手も同じく依存し期待している事を発見し(探り当て)、互いに相手の課題=期待を自己の課題=期待と同一視して理解し合うに至ります。

の部分。

相手注視⇒同一視⇒不安を期待へと転換させて、安心感・充足感を得る、という過程。注視・同一視、ともに視覚によってお互いの表情を読み取る、真似る事によって不全を解消できる、という能力を身に付けたんですね。

見てください、こちらのサイトからお借りしたこの写真。


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赤ちゃんにこんな表情で見つめられたら、思わず笑顔になっちゃいますね love

表情の発達に隠された秘密、知りたい方は↓をクリック!

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サルの表情が豊かなのはなんで?(共認機能の進化)①の続きを読む

2006年12月07日

原猿→真猿、視覚機能の進化

今日は Shocked の進化のお話。舞台は5300万年前。当時、地球上では気温が10~20℃も上昇し、広葉樹林が拡大して「樹冠(=枝の重なり)」が誕生していました。これは樹上生活者である猿類にとって、実に画期的な環境の変化だったのです。
buna.jpg

それまで原猿は樹間移動する際、「樹冠」が無い為、地上に降りる必要がありました。地上移動は命がけ m109 。肉食哺乳類が狙っているからです Twisted Evil 。ワオキツネザル(原猿)のようなユーモラスな2足スキップ歩行 m113 は、TV番組でもお馴染みですが、あれは、視野を高くし周囲を警戒しながら、次の樹木へと全力で地上移動する姿なのです。地上移動は危険と隣り合わせの決死行でした m083 m003


それが、5300万年前「樹冠」が登場したことで、地上に降りずとも、枝から枝へと飛び移り移動することが出来るようになったのです。この新しい環境に適応しようと進化したのが目の構造でした。大きくは3点、新しい視覚機能をこの時に獲得し、原猿から真猿へと進化しています。


どう進化したか?気になる続きはポチっと押してからどうぞ m030
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原猿→真猿、視覚機能の進化の続きを読む

2006年12月06日

原猿から真猿へ:脳の進化

生物の進化は塗り重ね構造です。
その進化の特徴を最も顕著 Shocked に示しているのが、脳の進化です。
 
脳は、脳幹→小脳→大脳→大脳新皮質と塗り重なって進化してきました。
は虫類の脳と呼ばれる脳幹・小脳
ほ乳類の脳と呼ばれる大脳
霊長類の脳と呼ばれる大脳新皮質
 
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図1(http://www.brain.riken.go.jp/japanese/g_braaw/g2.html#topより)
大脳は赤、小脳は黄、間脳は緑、中脳は青、延髄は茶色、嗅脳(嗅球など)はオレンジで示した。中脳と間脳、延髄を合わせて脳幹と呼ぶ。ニホンザル、チンパンジー、ヒトでは、大きく発達した大脳が間脳と中脳を覆っている。
 
図1より、サルの段階で、ほぼ人に近い脳に進化していますね Surprised
 
ランキングをポチッと押して、サルの脳の詳細 m165 へ進みましょう m027
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原猿から真猿へ:脳の進化の続きを読む

2006年12月04日

真猿の分化と進化過程

これまで原猿の進化過程を追求してきましたが、波動さんの投稿で、ついに原猿→真猿への進化過程が抑えられました。今後は本格的に真猿の進化過程の追求に入っていきます。今回は、真猿の分化とその進化過程についてです。


真猿は、大きく「広鼻猿類(広鼻下目)」と「狭鼻猿類(狭鼻下目)」の2種類に分類されます。
(正確には、この2種類のどちらにも属さない種として「メガネザル科」が存在します。メガネザル Shocked は真猿(=直鼻猿亜目)でありながら、原猿(=曲鼻猿亜目)の特徴を多くもっている両者の中間的な猿です。これについては、後日詳細に追求する予定。)


広鼻猿類(広鼻下目)」は、基本的に南米に住んでいることから「新世界猿」とも呼ばれ、クモザルやマーモセットなどがこれに属します。鼻の穴の間隔が広く、穴が外側に向いていることから”広鼻”と呼ばれます。


kumozaru1.jpg
尻尾を5本目の手として使うクモザル(環境促進事業団HPより)


250px-Pygmy_marmoset_9811.jpg
非常に小型のマーモセット科(ウィキペディアより)


これに対し、「狭鼻猿類(狭鼻下目)」は、アジア~アフリカに住んでおり、「旧世界猿」とも呼ばれます。
これには、マントヒヒや日本猿・マンドリルなどのオナガザル亜科とテングザルやハヌマンラングールなどのコロブス亜科が属しています。(まとめて「オナガザル上科」と呼ばれる)
「狭鼻猿類」のうち、人の仲間(ヒト科)・テナガザル科・オランウータン科なの大型類人猿は「ヒト上科」として、旧世界猿とは区別されます。
つまり「狭鼻猿類」は、大きく「旧世界猿(オナガザル上科)」と「ヒト上科」の2つに分類されると言うことで、私たち人類は、真猿類の「狭鼻猿類」・「ヒト上科」・「ヒト科」に属していると言うことになります。
(ヒト上科の分類は、現在様々な学説がありますが、ここでは伝統的な分類に則っています)


img796_file.jpg
大型で派手なマンドリル(ウィキペディアより)


chinpanji2.jpg
知能の発達したチンパンジー(生命の扉より)


「広鼻猿類」と「狭鼻猿類」は、サリさんの進化系統樹(11月21日記事)によると、真猿類の共通祖先「オモミス類」から始新世の終わり~漸新世の始まり3500~3000万年前前後に分かれています。


>最古の新世界ザルの化石は南米ボリビアの約2500万年前の地層から見つかっています。古生物学的な解析によると、この新世界ザル達は漸新世の頃にアフリカ大陸から大西洋を渡って南米大陸に侵入したと考えられています。当時の大西洋は現在の半分くらいの大きさで、最も狭いところでは500km程度だったと考えられていますが、それでもサル達が渡るには十分離れていたと思われます。おそらく海流に乗って島づたいに渡ってきたのでしょうが、信じられない話しです。(京都大学霊長類研究所 「霊長類の進化とその系統樹」 リンク より)


このように新世界猿は、アフリカから大西洋を渡って、南米大陸に進出し、広鼻猿と違う独自の進化を遂げたと考えられていますが、なぜ彼らは大西洋を渡る必要があったのでしょう?また、どのようにして大西洋を渡ったのでしょう?


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真猿の分化と進化過程の続きを読む

2006年12月03日

原猿→真猿へ

原猿と真猿の違いは、大きくは昆虫食から葉・果実食へ、夜行から昼行へ(、脳進化)ですが、真猿が登場した背景を探るために真猿が登場した頃の外圧状況を整理してみます m058

サリさんが以前作ってくれた図を改訂しました m118
ATT00009.jpg

大きな流れとしては・・・
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原猿→真猿への続きを読む

2006年12月01日

生殖限界まで達しなかったのはなんで?

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11月21日の「生き残っている原猿って?」のサリさんの投稿を読んで
マダガスカルの原猿が真猿に進化しなかった理由の
②生殖限界まで達せず、縄張闘争が激化しなかった
ってなんでだろう Rolling Eyes と思って調べてみました。 m057

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2006年11月30日

ヤクザル物語(後編)

前編でヤクザルの(遊動域)(発達)(集団構成)について見て行きました。
このHPはサル学で有名な京都大学人類進化論研究室のHPです。


他にも野生チンパンジーの世界や嵐山のニホンザルなどの生態もありますので参考に読んでみてください。但し、この種の報告は現在のサルについての生態報告という事をお忘れなく。


人類の直径の祖先である真猿と呼ばれたサルと現在のそれも人間に保護された中で生活しているサルはかなり異なっているという事です。一番の違いは外圧状況の違いです。

人類が誕生する直前のサルの状況は寒冷化や森の減少という自然外圧も現在より高く、さらに大型肉食獣がかなり地上に闊歩していた時代です。そして何よりも食料に対して過剰なまでの同類のサルが回りにいたのです。

そんな外圧の中、木の上に群がった真猿の集団は原猿時代に獲得した同化機能を使って集団を形成し課題共認ー役割共認ー評価共認する事で闘争集団として同類同志の戦いを生き延びて進化してきたのです。


それでは以下にヤクザルの生態報告を続けます。後編は(社会関係)(繁栄)(集団間関係)です。
yakuzaru.gif

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2006年11月29日

ヤクザル物語(前編)

こんばんわ。ken太郎です。
真猿の中でも最も身近な日本ザルの特徴について紹介します。

まずは基礎知識!基本的なニホンザルの社会についてウィキペディアから抜粋します。 m057


強力な統率力をもつボスザルとそれを取巻くメス、子供を中心として、他のオスは周辺部に位置し中心部に入ることが許されないという「同心円二重構造」として群れの社会構造が説明されている。ニホンザルの社会の仕組みについては、以下のようなものと考えらている。

・群れを構成するのは成体の雄と雌、および子供と若者である。群れに入らない離れザルがあるが、これは必ず若いか成体の雄である。

・群れの個体はすべての個体間で強弱が決まっており、全体として直線的な順位制を持っている。順位が高いものに対しては尻を向け、上位者がその後ろから乗りかかるマウンティングという行動があり、これによって順位が確かめられると同時に、争いが回避される。順位が離れるほどこの行動はおこなわれなくなる。

・単なる順位制でなく、階級があって、それぞれに群れの中での位置が決まっている。

・リーダーは中央に、その周囲に雌と赤ん坊、その外に若者雄が位置する。

・リーダーは外敵から群れを守り、また、群れ内部での争いに介入して調停する。

上記を頭に入れた上でニホンザルの亜種である屋久島のヤクシマザル(通称ヤクザル)の事例報告からサルの実態を見ていきたい Rolling Eyes と思います。
yakuzaru-2.jpg

以下はニホンザルホームページ「ヤクザルの生活と社会」http://jinrui.zool.kyoto-u.ac.jp/FuscataHome/yakuzaru.htmlから抜粋しました。
(遊動域)(発達)(集団構成)(社会関係)(繁殖)(集団間関係)の5つの面から生態と分析を報告します(分析は私の独断と偏見が多少入っていますが・・・・)


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2006年11月25日

本能を超えた新しい機能(共感機能)の獲得②

~共感機能を獲得するまでの経緯~

縄張り争いに負けた猿は、当然一匹ではなく、縄張り境界線上に何匹か存在しています。
それら縄張りを持たない敗者たちが、互いに身を寄せ合うようになってくるのです。 (依存収束)

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 <獄谷温泉の猿>
注:写真の猿は縄張り争いに負けた猿ではありませんが、一箇所に集まって身を寄せ合う習性をもつ猿の事例としてUPしています。


お互い共通の不全課題を抱えて依存収束した負け猿たちは、依存し合う中から、「どうする?」⇒「どうにかならないか?」と可能性を相手に求め、互いに相手に期待収束してゆきます。


依存収束⇒期待収束し、互いに相手を『注視』し続ける内に、遂に相手も同じく依存し期待している事を発見し(探り当て)、互いに相手の課題=期待を自己の課題=期待と同一視して理解し合うに至ります。


自分以外は全て敵で、かつ怯え切っていた原猿弱者にとって、「相手も同じく自分に依存し、期待しているんだ」という事を共有できた意味はとてつもなく大きく、相手に深い安心感を与え、互いの不全感をかなり和らげることが出来ました。


この辺の感覚は、現代人である私達も実感できるところだと思います m050 (同じ境遇の人を見たり、話しをするだけで、ちょっと安心する Smile って感覚ですね。)


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本能を超えた新しい機能(共感機能)の獲得②の続きを読む

本能を超えた新しい機能(共感機能)の獲得①

今回は、樹上に逃げ場を求めた、原猿の不全と突破口に迫ってみたいと思います。 Rolling Eyes


樹上に逃避の場を求めた原猿(正確には前身の原モグラ)は、肉体改造(後ろ足の指で手と同じ様に枝を掴める)を行うことで、樹上生活が可能になりました。

wao.jpg
<写真はワオキツネザル>


同時に彼らは、最高の「防衛力」と「生産力」を手に入れることになります。 m118

①樹上には、外敵がほとんどいない。→防衛力UP
②樹上には、栄養価の高い果実や木の実が沢山ある。→生産力UP


ということで、原猿たちは、陸・海・空とは別の樹上という第四の世界をほぼ独占 Laughing しちゃったのです。


しかーし、原猿たちは、樹上において大きな可能性を獲得すると同時に、大変な問題に直面することになります・・・・ Shocked
それは何なのでしょうか m052 m052 m052


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2006年11月22日

原猿の樹上生活ってどんなだったの?

11月5日の記事『「原猿」って、どんなサル?』を読んで、じゃあ原猿の樹上生活って具体的にどんなだったんだろう?と興味を持ったので調べてみました Rolling Eyes

今日は、その原猿が真猿になるまでにどんな変化を経て進化していったのかを追ってみます
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昼行性の原猿:ワオキツネザル 
(参照:あっちいったり、こっちいったりして撮る


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2006年11月21日

生き残っている原猿って?

「原猿」って、どんなサル?

原猿、真猿と言われていますが、今も生き残っている原猿ってなんで真猿に進化しなかったの?

って疑問に思っちゃいました~

sarujidai.gif
京都大学霊長類研究所の霊長類の進化の系統樹を参考にしてつくってみました。

それによると、現生の原猿って、真猿と分かれた種であることがわかるのです。|¥・д・)
ちなみに、上記でもわかるように、生物学の分類では、原猿と真猿は約4千年前に枝分かれし、ロリス、キツネザル、メガネザルへと枝分かれしたものを「原猿」、新世界ザル、旧世界ザル、類人猿へと進化した仲間を「真猿」と定義しています。

なるほど(≧∇≦)b

じゃあ、原猿として進化した種はというと・・・

原猿は、今ではごく限られた地域、マダガスカル島と東南アジアの一部に生息いるんです。
ディズニーの映画「マダガスカル」でも多くのキツネザルが登場しておりますが、そのキツネザルが原猿なんで~す。
あと、小学校のころに歌った「アイアイ」もこのマダガスカル島に生息しているんです。

でも、この原猿たち、なんでこの地域しかいないの?
っていうのがかなり疑問!(°Д°)ハァ?

なんでなの?

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霊長類の視覚進化②

原猿の視覚進化の続きです。

完全に樹上適応した初期原猿類。樹上は地上と違い外敵が存在しませんでした。
木の実・葉・昆虫類など食料も豊富にあります。最高の防衛力と生産力を手に入れた、初期原猿類は、森林中を覆いつくします。こうして森林中を覆いつくした、初期原猿類は、性闘争本能による縄張り闘争へと突入します。

monkeiC.jpg
樹上を覆いつくす猿

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2006年11月18日

霊長類の視覚進化①

11月5日の記事、「原モグラが原猿に進化して何が変わった?」を読んで”立体視の獲得”について気になったので、霊長類(原猿→真猿→人類)の視覚機能について更に追求してみました。

”立体視”が出来るようになるには、両目が前向き Shocked についている必要があります。
現存する原猿類の目は・・・確かに前向きについている! m051

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原猿類に進化する以前(原モグラ時代)は、目は現在のモグラやネズミと同じように顔の側面寄りについていました。原猿への進化途中(霊長目としての特徴をいくつか持っている)であるツパイ類の目も側面寄りについています。


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原猿への進化途中 ツパイ


つまり、原モグラから原猿に進化する段階で、目が顔の側面寄りから完全な前面に移動したと言うことです。 Shocked

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2006年11月15日

原モグラが原猿に進化して何が変わった?

11月5日の記事『「原猿」って、どんなサル?』を読んで、原モグラから原猿に進化して何が変わったんだろう m052 そのあとどうなったんだろう m052 m052 ってちょっと疑問に思ったので調べてみました Very Happy


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原モグラから原猿進化への第一歩を踏み出した動物「カルポレステス」


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原モグラが原猿に進化して何が変わった?

11月5日の記事『「原猿」って、どんなサル?』を読んで、原モグラから原猿に進化して何が変わったんだろう m052 そのあとどうなったんだろう m052 m052 ってちょっと疑問に思ったので調べてみました Very Happy


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原モグラから原猿進化への第一歩を踏み出した動物「カルポレステス」


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2006年11月06日

土中で生き抜いたご先祖様

既に他のエントリーで触れられている様に、原哺乳類は寒冷適応のために胎内保育に転換し、恒温機能を発達させた生物である。しかし地上に進出し、進化するには長い道のり=多くの壁があったことを忘れてはならない。

dhiikutodon.jpg
土中で生きていた哺乳類の祖先 ディクトドン 地面に螺旋状の穴を掘って暮らしていた

彼らが寒冷への適応のために最初にとった手法は土中に棲むことであった。土中は地上に比べて気温の高低差が小さく、それだけで寒さを防げる。それだけでなく、一定の恒温性も保たれる。

しかし土中に棲むにあたっては大きな問題がった。それは、土中は地上に比べて空気が少なく低酸素状態にあるからだ。かつ特に降雨時にはそれが著しくなる。(例えば降雨時は地下20cmでも酸素は僅か5%に低下する)

さてご先祖はどのようにしてこの土中の難をくぐり抜けたのか?
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2006年11月05日

「原猿」って、どんなサル?

シリーズ9原始哺乳類 原モグラが樹上で生活するようになるまでを読んで、
「ネズミに追われて、木に登って、サルになっちゃったよ Shocked 」と驚いたゆっきーです love


原モグラは、旺盛な繁殖力を武器にしたネズミに追われ…

①原モグラの形態のまま地中にもぐった ⇒現在のモグラ(=食虫目)
②原モグラが持っていた鉤爪を生かして樹上逃避を試みた ⇒原猿(=霊長目)

と、適応していったのですよね m030 m030 m030


そこで「原猿」って、どんなサル?と思い、調べてみました Razz


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2006年11月04日

哺乳類の性闘争本能と内雌外雄2

前回の性闘争=縄張り闘争の本能を強化に続いて、哺乳類の内雌外雄についてみていきたいと思います。

前回のおさらい

哺乳類は外敵闘争の必然から性闘争(=縄張り本能)を激化させたと云えますが、メスはそれに同時に「安全な出産・育児と十分な食料確保」という期待 強者選択本能を強化していき、更に、オスの成体後の性闘争=縄張り闘争の本能を強化していったのです。

では、この性闘争本能の強化と内雌外雄にはどのような関係があるのでしょうか m052

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2006年11月01日

ネアンデルタール人とホモサピエンスのハーフの化石?

またしても我々の祖先の興味深い化石が見つかったらしい。


「旧人と新人ハーフ?の化石 米などのチーム ルーマニアで発見35000年前の人骨」
=2006/10/31付 西日本新聞朝刊=より

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/20061031/20061031_001.shtml


ネアンデルタール人とホモサピエンスのハーフの化石?の続きを読む

2006年10月31日

哺乳類の拡散

>6500万年前恐竜が絶滅すると、哺乳類はたった300万年という短い間に拡散適応していきます。
http://www.biological-j.net/blog/2006/10/post_16.html


哺乳類はとても身近で、人間に近いものも感じます。
なんでやカードも哺乳類の絵が多い。 m172


ということで、シリーズ10は哺乳類の拡散適応の様相について解明していきましょう m051


ところで、はじめまして、くまな と申します。よろしくお願いします。 Very Happy


実現論では、以下のように記述されています。
>大型爬虫類の絶滅という環境変化によって、小型爬虫類や猛禽類や初期肉食獣が多様化し繁殖していったが、この環境は(相手が10m級の大型爬虫類であるが故に、体長10~20cmのモグラは充分に「隠れ棲む」ことができたが、相手が小型爬虫類や肉食獣になると)モグラ類にとっては、大型爬虫類の時代以上に危険な生存状態となった。この危機的状況ゆえに、モグラ類は急速かつ多様な拡散適応を遂げ、現在に繋がる様々な哺乳類が登場することになる。
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=100&c=1&t=3#03


現在、地球上のあらゆるところに生息する各哺乳類たちは、どうして今のような適応態になったのでしょうか。


クジラが海に戻ったのは、なんで m052

シロクマペンギンが寒い m009 ところにいるのは、なんで m052

ゾウの鼻、キリンの首が、長いのはなんで m052

コウモリ m007 m052 が飛ぶようになったのは、なんで?それと洞窟の中にいるのは、なんで m052 などなど…


(理由を知りたい m049 と思った方は m118 クリックで、応援してください。)
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哺乳類の拡散の続きを読む

2006年10月30日

哺乳類の性闘争本能の強化と内雌外雄1

性闘争本能の強化を考える上で、まずは進化過程(適応過程)と同時にみる必要があります。
るいネットの投稿『哺乳類の性闘争本能』が参考になると思われますので、編集、抜粋しながら見ていきます m030

卵産動物が一般に大量の卵を産み、その大部分が成体になるまでに外敵に喰われることによって淘汰適応を実現している。


卵生動物の場合には外敵闘争(種間闘争)などの自然淘汰を生き延びたものが適者という事になるます。 tikara
つまり、卵生動物はこのような淘汰適応を受けて、次世代を担える=子孫を残せる適者(=強者)を選別しているのです。 m109


では、胎生である哺乳類はどのように適応してるのでしょうか m052


もっと続きを読みたい m049 と思った方は
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哺乳類の性闘争本能の強化と内雌外雄1の続きを読む

2006年10月28日

330万年前のアファール猿人の女児を復元

雅無乱です~ m101

こんなニュースが入ってきました!

<アファール猿人>330万年前の女児の顔を復元(毎日新聞 - 10月27日 21:01)

画像は「復元された猿人の女児の顔」mixiニュース(元ネタ毎日新聞)からお借りしました。

>330万年前の猿人の女児の顔を、ナショナルジオグラフィック協会(本部・米ワシントン)が復元した。00年にエチオピア北部で発掘された人類の祖先、アファール猿人の化石をもとにした。歯の大きさや生え具合から3歳の女児と推定され、猿人の子どもの化石としては世界最古という。

330万年前のアファール猿人の女児を復元の続きを読む

2006年10月19日

原モグラが樹上で生活するようになるまで

いままで地中で生活していた原モグラはなぜ樹上で生活するようになったのか?今回は原モグラが樹上で生活するようになったストーリーを扱います。 Surprised
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■樹の枝を足でつかめる猿の祖先ノタルクトゥス(5000万年前)の想像図

原モグラが樹上で生活するようになるまでの続きを読む

2006年10月18日

あまり知られていない性闘争本能の重要性

哺乳類の特質として、恒温性、肺呼吸、体内保育、産後保護、聴覚の発達、大脳新皮質の獲得などが良く取り上げられています。しかし、あまり取り上げられていないけれど非常に重要なのが、性闘争本能の強化です。 Surprised mogura02%5B1%5D.jpg

あまり知られていない性闘争本能の重要性の続きを読む

2006年10月17日

夜への進出~「聴覚」と「大脳新皮質」の進化~

哺乳類の祖先の誕生は、今からおよそ2億年以上前(中生代の三畳紀末期)にさかのぼります。
原始哺乳類が生き抜いた中生代(三畳紀~白亜紀)は、1億5000万年以上にわたって、恐竜 (大型爬虫類)がこの地球上の制覇種として君臨していた時代だったのですね。


つまり、哺乳類の進化は、恐竜の進化と表裏一体で進んできたわけです。


ここで原始哺乳類のとった適応戦略は・・・

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夜への進出~「聴覚」と「大脳新皮質」の進化~の続きを読む

2006年10月16日

哺乳類が胎内保育になったわけ?

哺乳類が胎内保育をするようになったのは、より厳しい外圧環境に適応するためであると考えられます。卵から生まれるよりも、赤ちゃんにまで発育して生まれてきた方が、種の保存のうえでは有利であったことが基本的な理由ではないでしょうか。

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2006年10月15日

体長10~15cmの弱者たち

原始哺乳類とは・・・こんな生き物たちでした!


●【約2億2千万年前】:最古の哺乳類
アデロバシレウス
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・生息時代:三畳紀後期
・生息地域:北アメリカ
・ネズミのような姿形。体長約10cm。
・当時は、変わった形の巨大な両生類やは虫類が水辺を闊歩する世界(恐竜はまだ脇役です)で、夜に森林の落ち葉の中で虫などを食べてひっそり活動していました。この頃既に「内温性」(体温を一定に保つ)を獲得していたと考えられています。

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2006年10月14日

<導入編>原始哺乳類の誕生まで

>爬虫類と哺乳類は、両生類から分化したことになります。
というシリーズ8でのニシタニさんの記事を受けて、シリーズ9:原始哺乳類 への導入として肺魚から両生類、そして爬虫類・哺乳類への2種への分化までをここでまとめてみます Very Happy
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2006年10月13日

哺乳類のほとんどが色盲って本当?

私たち人間が色彩豊かな「色」のある世界で生活しているのに対し、他の動物たちは「色」をどのように感じているのでしょうか?

今日は「色覚」について考えてみたいと思います。

Shocked まずは「色覚」とはなにか? Confused についてですが、色覚とは違う波長の光を違うと感じる感覚のこと。実はこの「色」、もともと外の世界にあるのではなく、視細胞でそれぞれの波長の光を捉えた後その捉えた情報を頭の中で合成して初めて「色」が認識できるのだそうです。 Rolling Eyes

この「色」を感じる視細胞。人間では「青」「緑」「赤」の3つの色を感じる視細胞(これを3色型色覚という)をもっており、この3原色から様々な色を合成して「色彩」を感じ取っているのだそうです。 m193

では他の動物は?というと脊椎動物の多くは実は4色型色覚であるのに対し、人間などを除く多くの哺乳類は視細胞が退化した、2色型色覚と、動物によりかなり違った「色」の見え方をしているのだそうです。では、哺乳類ではなぜ色覚が退化してしまったのでしょうか? Confused

現在、最古の哺乳類は2億2500万年前ごろに発生したアデロバシレウスという小型の小動物だったと考えられています。この時代、陸上にはまだまだ大型の爬虫類が多く存在し、哺乳類達はこの爬虫類たちを避けて、夜の森の中ひっそりと活動していたそうです。

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(写真はトガリネズミのもの アデロバシレウスはこのトガリネズミに似ていたらしい。)


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2006年10月12日

恒温機能の獲得

さて、寒冷地に逃げ込んだ初期哺乳類は、これまで『胎内保育』→『土に潜る』→『肺呼吸』と哺乳類になるための機能を獲得してきたわけですが、彼らは氷河期のさらなる寒冷化に適応すべく、『恒温機能』を獲得していきます。





氷河期イメージ(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 リンク





今日は、恒温機能獲得への道のりのお話です。

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2006年10月11日

皮膚呼吸が出来ない......肺呼吸へ

  私たちが何気なくしている肺呼吸。ではなぜ私たちは肺呼吸なのかご存知ですか?今回は哺乳類の肺呼吸獲得のストーリーを扱います。  前回おさらい:水場を追われた両生類。乾燥地帯適応したのが爬虫類。寒冷地帯適応したのが哺乳類。  肺呼吸の秘密は前回と同様に寒冷地適応にありそうですね。
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2006年10月10日

土にモグちゃった哺乳類たち・・・

モグラ。


 



土の中の覇者!モグラ・・・初期の哺乳類もこのような姿をしていたかもしれません! というのも、原始哺乳類は土の中で住んでいた!ってことが考えられているからなんです! 



前回までで、水場を追われた両生類の中で乾燥地帯で適応したものが爬虫類へと進化適応。



もう一方の適応として、寒冷地に逃げ込んだ両生類がいるんです。その過程で、胎内保育を獲得しますが、寒冷化がさらに進み、これら寒冷地帯へ逃げ込んだ両生類はどの様に進化したのか?!



 



 


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2006年10月09日

胎内保育機能の獲得

爬虫類から逃れて、寒冷地帯へと逃げ込んだ両生類は、その後どの様に哺乳類へと進化を遂げていったのでしょう?

寒冷地帯に逃げ込んだのはいいんだけれど、そこでは様々な壁(逆境)がありました。その中の一つが卵はどうするの?ってことです。

両生類は、熱帯地帯においては卵生(母体の体外に卵を産むこと)でも卵は孵るのですが、これが寒冷地だと卵はうまく孵りません。

 どうするっ!!!! Yell

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2006年10月07日

哺乳類は卵胎生両生類から進化した

>さて、このシリーズも次回は、いよいよ哺乳類へと進化を果たすはず?お楽しみに


シリーズ5で、ヤマザキさんが両生類から爬虫類への進化について書かれています。
じゃあ、哺乳類はこの爬虫類から進化したのかと言うと、そうではありません。 Shocked


これまでは、哺乳類は爬虫類から進化したと考えられてきましたが、哺乳類は「両生類」から直接進化したと言うのが事実です。両生類→(有羊膜類)→初期哺乳類(単弓類)→哺乳類と進化しました。
爬虫類と哺乳類は、両生類から分化したことになります。


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水辺から逃れるために生殖様式を進化

肉食両生類に水辺を追われて乾燥適応し始めた両生類も、卵~幼生期だけは水中で生き延びなければ陸上に脱出できませんでした。 m002
そこで両生類が水辺から完全な脱出を目指し、二系統の戦略をとりました。


今回は両生類の生殖様式に注目し、爬虫類や哺乳類へと進化する仕組みを探りたいと思います。 m034
カエルの子はカエル!?

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2006年10月01日

淡水魚から肺魚・・・肺呼吸だから肺魚じゃやないの?!

新しくBiologcal Journalに参加することになりました、しじみです。よろしくお願いします。 Very Happy ">③粘膜から皮膚呼吸。→肺呼吸。
肺魚の段階で皮膚呼吸しているんじゃないかと、さんぽ m208 さんが書かれていましたが、本当にそうなのかなーっと疑問に思いましたので、淡水魚から肺魚に成るまでの呼吸の仕方をもう少し追求してみました。

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2006年09月29日

両生類から爬虫類へ

 様々な逆境に適応する中で、「肺魚から両生類へ」劇的に進化した過程が、シリーズ2で展開されています。

 今回は、その続きとなる両生類が爬虫類へと進化していく過程をトレースしていこうと思います。

m218   m218  水溜りの両生類から、爬虫類が誕生した m218   m218 最初の爬虫類の一つヒロノムス

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2006年09月28日

海水域を捨てるのは大きな賭けだった!

海水魚から淡水魚への進化は、ミネラルの貯蔵庫としての硬骨格の獲得、つまり本格的な脊椎動物への歩みの第一歩と言われる。

厚生労働省の定義に従うと、ミネラルとは、亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・ヨウ素・リンの12成分を指す。ミネラルは、糖質、脂質、蛋白質、ビタミンと並び生命維持に不可欠の五大栄養素のひとつに数えられている。

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2006年09月25日

淡水魚から肺魚へ

あたらしく「Biological Journal」に参加することになったさんぽ m208 です。最近、進化の勉強をはじめました!

「逆境からの進化 m244 」シリーズでは、
シリーズ1:海水魚から淡水魚へ
(オウムガイから逃れて淡水域へ)
シリーズ2:肺魚から両生類へ
(肉食肺魚から逃れて、水周辺の陸上へ)でした!
淡水魚から両生類へ進化する過程に、見逃してはならない重要な進化があります!それは、肺魚の登場です!
この肺魚の登場なくして、両生類の進化はありえませんでした m039
そこで今回は、シリーズ3:淡水魚から肺魚へを扱います。

m208 シリーズ3:淡水魚から肺魚へ m208
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ひれに骨がある肺魚フレウランティア

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2006年09月19日

肺魚から両生類へ

シリーズ2:肺魚から両生類へ

オウム貝から逃れ、決死航を遂げた魚類は肺魚へと進化を遂げました。彼らは淡水域という新しい生存場所を手に入れ、繁栄を始めました。

しかし、また新たな逆境が・・・

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2006年09月16日

海水魚から淡水魚へ

今後、Biological Journal では会員同士のリレー形式にて、魚類から人類に至るまでの逆境の歴史を紐解いて行きたいと思います。

シリーズ1:海水魚から淡水魚へ

地球上での魚類の誕生は今から5億年ほど前。
当時の地球上では、まだ陸上に進出した生物はおらず、海中では様々な生物が進化をしました。

0924.jpg魚類の祖先アランダスピス
胸ビレ等がないので、自由に泳げない。海底のドロの中の微生物を口ですくって食べていた。(アゴがない)

しかし、当時の海の覇者は、体長5mにも及ぶ大型の頭足類、エンドセラスなど頭足類(オウムガイの仲間)で、当時まだヒレも発達せず泳ぎの下手な初期の魚類(アランダスピス)にとって、オウムガイの存在はまさに逆境であったと言えます。

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2006年09月15日

遺伝子と突然変異☆

こんにちはぁ m005
遺伝子って、ずーっと興味はあったけど、難しそぉー Confused なイメージがあって深くつっこむことはなかったのです。。。が、注目サイトに紹介されていた、遺伝子の部屋でちょっと勉強してみましたぁ m057 m057

するとすると、すっごぉ~~~く面白い nihi というか、このサイト、ややこしいところには必ず画像とかを交えて紹介してくれるので、素人の私にも分かりやすかったです!!オススメなので是非とも見てみて下さい m020

では、前置きが長くなってしまいましたが、今回はその中で私がすご~く面白い!!と思った部分をご紹介します m118 (文章だけでは分からないかもしれないので、リンク先に飛んでもらって、画像と一緒にご覧下さい m208

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2006年09月14日

ネアンデルタール人とホモ・サピエンスは混血していたかもしれない(BBCエイプマン第6回「現生人類の時代へ」より)

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どうもお久しぶりです。雅無乱です。

今日(9月14日)の読売の夕刊に興味深い記事が載ってました。

ネアンデルタール人、“現代人”と長く共存…遺跡発見http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060914i503.htm

どうやらネアンデルタール人は、ホモ・サピエンスとかなり長い期間、同時代に同じ地域に共存していたことや、混血していた可能性も出てきたようです。もっとも、より慎重な検証が必要だとは思いますが…

さて、お待たせしましたが、エイプマンの第6回「現生人類の時代へ(最終回)」のレポートをお送りします。

===========================================
15万年前に出現した我々の直接の祖先ホモ・サピエンスは、北に向かって移動していった。

ラガー・ベーリョの洞窟(ポルトガル)の2万年前の地層から幼い子供の2本の腕の骨の化石が発見された。
これは、アフリカから8000kmを旅してきた現生人類なのか?それとも…
2万年以上前の先行人類の化石なのか…?(導入部)


フランス南西部 スー渓谷(16番洞窟)には初期人類の住居跡が残されている。
J.シメック教授(テネシー大学)
>現生人類は15万年ほど前のアフリカ南部が起源と考えられる。
>約5万年前にアフリカから北へ向かって移動を開始し、3万5000年前にはヨーロッパ全土に広がった。

教授は、謎を解く手がかりを洞窟の中に見つけた。
最初に現生人類が暮らした跡の地層から、石でつくったナイフ、動物の骨を使った道具、装身具まで見つかった。
現生人類が見つかった地層の下から、さらに前の時代の他の人類の生活の跡が見つかったのである。
それがネアンデルタール人contents_ph_01.jpg

ドイツのヴァバータールにあるファールロット博物館にはネアンデルタール人として最初に認められた化石が保管されている。
骨太でがっしりした化石だ。

R.シュミッツ博士(ライン州考古学局)は語る。
>頭蓋骨の特徴。奥行きあり高さがあるが幅があまり無い。後ろが丸い。

現生人類がやってくる前にヨーロッパ全土に繁殖していたのはネアンデルタール人だった。
20万年前から7万年前までの地層で、ネアンデルタール人の痕跡が見つかっている。
その地層からは石器のハンドアックスなどが多数出土しているのだが、なぜか、ネアンデルタール人の痕跡は突如消えてしまう。

初めてネアンデルタール人の化石が発見されたのは150年前のこと。
20世紀初頭には、ネアンデルタール人は棍棒を振り回している猿人と考えられていた。

DNA解析の結果は…
ネアンデルタール人に特徴的な配列が、現生人類や現代人には見つからない。
ネアンデルタール人は我々の直接の祖先ではないと推測される。
彼らは、我々の祖先がアフリカを移動している時に、既にヨーロッパで繁栄を続けていた。

ラガー・ベーリョの洞窟(ポルトガル)で2万年前の地層から幼い子供の2本の腕の骨の化石が見つかった。

J・ジルヤオ教授(ポルトガル考古学協会)は語る。
>子供の死亡年齢は4歳なのだが、現生人類のものにしてはかなりがっしりしたものだった。

子供の骨は、一見ネアンデルタール人的特徴が目立ったが、顎の骨は尖っていた(これは現生人類の特徴)。
結局、この骨は、一旦は初期の現生人類のものとされた(後に、二種の混血の可能性が指摘される)。

ネアンデルタール人と現生人類がまったく別の種であるという事実は、それまでの既成概念を打ち砕いた。
おそらく、長期間ヨーロッパで暮らしていたネアンデルタール人は肌が白く、アフリカからやってきた現生人類は肌が黒かったと考えられる。

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