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   <title>生物史から、自然の摂理を読み解く</title>
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   <updated>2010-03-11T15:56:56Z</updated>
   <subtitle>今、人類は大きな時代のうねりの中にいます。
こんな時代こそ「自然の摂理」に導かれた羅針盤が必要です。素人の持つ自在性を存分に活かして、みんなで「生物史」を紐解いていきませんか。</subtitle>
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   <title>哺乳類の集団形成(3)～哺乳類の集団は『母系』が主流～</title>
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   <published>2010-03-11T14:50:00Z</published>
   <updated>2010-03-11T15:56:56Z</updated>
   
   <summary><![CDATA[ 「アザラシの群れ」　画像はこちらからお借りしました。 前投稿で見てきたように、もともとは単体で行動していた哺乳類も、進化するにつれて単雄単雌型や単雄複雌型など、様々な集団を形成するようになりました。 そうして集団化した哺乳類には、アザラシ、ライオン、オオカミなど、『複雄複雌型』つまり複数のオスが存在する集団を形成する種も現れます。 『複雄複雌型』の哺乳類も母系制なのでしょうか？ ↓応援よろしくお願いします。 &nbsp;&nbsp; ...]]></summary>
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         <category term="シリーズ“祖先の物語”" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.biological-j.net/blog/">
      <![CDATA[<a href="http://www.biological-j.net/blog/azarashi.jpg"><img alt="azarashi.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/azarashi-thumb.jpg" width="320" height="240" /></a><br />
「アザラシの群れ」　<span style="font-size: x-small;">画像は<a href="http://naokoguide.blog33.fc2.com/blog-date-200905.html" target="blank">こちら</a>からお借りしました。</span>
<p>
<a href="http://www.biological-j.net/blog/2010/03/000951.html">前投稿</a>で見てきたように、もともとは単体で行動していた哺乳類も、進化するにつれて単雄単雌型や単雄複雌型など、様々な集団を形成するようになりました。
</p><p>
そうして集団化した哺乳類には、アザラシ、ライオン、オオカミなど、『複雄複雌型』つまり複数のオスが存在する集団を形成する種も現れます。
</p><p>
『複雄複雌型』の哺乳類も母系制なのでしょうか？
</p><p>
↓応援よろしくお願いします。
<br>
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</p>
]]>
      <![CDATA[<!-- ここから「続き」 -->
<p>
<blockquote>
　その後、<span style="background:#FFE3E3">より大型の集団を形成していく戦略を採ったのが、若オスも縄張りから出て行かなくなった『複雄複雌型』です</span>が、発情期に性闘争に敗れたオスは、『複雄複雌型』の集団でも例えばアザラシやゾウのように縄張り＝出自集団を出て行くケースが一般的なのも忘れてはならない点で、この集団形態もムスメ残留の母系制になります。（<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=151163" target="blank">http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=151163</a>）
</blockquote>
イヌの群れなどでは、オス同士がマウンティングを行います。これは、常に集団内の順位を確認する行為であり、序列によって集団内を統合する行為であり、そうすることで、いざ外敵が来た時に、軍事集団として統制の取れた行動が可能となるのです。</p><p>
つまり哺乳類は、そのままでは（集団にとって）遠心力として働くオス同士の性闘争本能を、オキシトシン等を使った親和本能によって求心力に変え、集団を形成して、外敵あるいは同類闘争に適応していったと考えられます。
</p><p>
すでにメスは、親和本能を強化することで性闘争を封鎖しています（<a href="http://www.biological-j.net/blog/2010/02/000949.html">前々投稿</a>）から、放逐されず集団内に留まります。したがって<strong><span style="color:red">『複雄複雌型』の哺乳類においても、母系制が踏襲される</span></strong>ことになります。
</p><p>
そこでは、メスが集団内で出産や育児といった生殖課題を担い、その外側でオス達が戦う、という『内雌外雄』の原理も貫徹されています。
</p><p>
<a href="http://www.biological-j.net/blog/800px-AfricanWildDog1.jpg"><img alt="800px-AfricanWildDog1.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/800px-AfricanWildDog1-thumb.jpg" width="220" height="135" /></a><a href="http://www.biological-j.net/blog/chinpanzee20100311.jpg"><img alt="chinpanzee20100311.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/chinpanzee20100311-thumb.jpg" width="220" height="135" /></a><br />
リカオン【左】<span style="font-size: x-small;">(画像は<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%82%AA%E3%83%B3" target="blank">こちら</a>からお借りしました)</span>
チンパンジーの狩り【右】<span style="font-size: x-small;">(画像は<a href="http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2008103103" target="blank">こちら</a>からお借りしました)</span>
</p><p>
ところで、リカオンやチンパンジーなど、父系制の哺乳類も存在します。これらは主流とは言えないのでしょうか？
<blockquote>
　例外的に父系制を採っているのがリカオンとチンパンジーですが、初期の『集団型』の１類型としてこの集団形態が登場したならいざ知らず、いずれも大型集団を形成できるところまで進化した種（＝後発組）です。そして、共に移動生活を送っていることとも関連して、リカオンの場合は自分たちより強いライオンやハイエナなどに対峙する外圧を常時受けてながら狩りを行っている・・・、チンパンジーの場合は力の拮抗した同種他集団とのいつ果てるとも知れない縄張り闘争に遭遇する機会が多い・・・というような特徴があります。<span style="background:#FFE3E3">これらの状況に対応するために、群れの戦闘力を高く保てるムスコ残留という様式を選択した</span>と考えると、他の哺乳類にほとんど例を見ない特殊な父系制集団の成立原因もほぼ理解できます。（<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=151163" target="blank">http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=151163</a>）
</blockquote>
リカオンやチンパンジーは、他にはほとんど例を見ない厳しい外圧状況ゆえに、父系制という特殊な集団形態を採ったと考えて良さそうです。
</p><p>
やはり、<strong><span style="color:red">哺乳類の集団は「母系」が主流</span></strong>なのです。
</p>
　
]]>
   </content>
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   <title>哺乳類の起源と歩み～生物史は大絶滅の歴史であり、逆境によって進化してきた</title>
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   <published>2010-03-10T16:36:56Z</published>
   <updated>2010-03-10T16:47:54Z</updated>
   
   <summary>・本シリーズでは、「哺乳類の起源と歩み」を扱っていきます。 ・このテーマに取り掛かった問題意識としては、我々人類が哺乳類であるという事実を見つめた時に、その起源と歴史をもう一度押さえ直す必要があるのではないかといった所から来ています。 ・おそらく順風満帆な歴史(歩み)では無かった事でしょうし、絶滅の危機もあったものと思われます。 ・まずは、38億年前の生物誕生から遡った「年表図解」から見ていきましょう。 ↓クリック応援お願いします。     ...</summary>
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   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.biological-j.net/blog/">
      <![CDATA[・本シリーズでは、「<span style="background:#FFFFA4">哺乳類の起源と歩み</span>」を扱っていきます。
・このテーマに取り掛かった問題意識としては、<span style="background:#FFDBA4">我々人類が哺乳類であるという事実</span>を見つめた時に、その起源と歴史をもう一度押さえ直す必要があるのではないかといった所から来ています。
・おそらく順風満帆な歴史(歩み)では無かった事でしょうし、絶滅の危機もあったものと思われます。
・まずは、38億年前の生物誕生から遡った「<span style="background:#FFFFA4">年表図解</span>」から見ていきましょう。

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<img alt="%E5%A4%A7%E9%87%8F%E7%B5%B6%E6%BB%85.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/%E5%A4%A7%E9%87%8F%E7%B5%B6%E6%BB%85.jpg" width="500" height="260" />]]>
      <![CDATA[<br>
<span style="font-size:130%;">1）古生代オルドビス紀末（4億4000万年前） </span>　
<br>
・オルドビス紀は、生物の多様化がカンブリア紀並に進んだ時代です。オウムガイの全盛期で三葉虫のような節足動物や筆石のような半索動物が栄えました。甲冑魚のような魚類が登場したのもこの時代です。
・地球の大半の地域で気候は温暖湿潤であり、海水面は現在よりも600メートルほど高かったといわれています。広大な海には多様な海洋生物が繁栄し、陸地には最初の原始的な植物が登場しました。
<br>
<span style="font-size:130%;">★<span style="color:#ff3300;">古生代オルドビス紀末の大絶滅：種の絶滅84％</span></span>
・オルドビス紀の大量絶滅の原因はガンマ線バーストによりオゾン層が破壊され地球全体が寒冷化したためと言われています。
<br>
<img alt="Book1.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/Book1.jpg" width="400" height="150" />
<br>
<span style="font-size:130%;">２）古生代デボン紀後期（約３．６５億年前）</span>
<br>
・超大陸ゴンドワナが存在。地表の気候は全体として温暖で、陸上にはシダ植物や昆虫が出現し、地球で最初の森林が登場します。
・脊椎動物では魚類が繁栄（魚の時代とも呼ばれる）。軟骨魚類や硬骨魚類が進化するとともに、淡水域には淡水魚や肺魚が出現します。
・末期には原始的な両生類が登場。四足の両生類イクチオステガも現れ、陸生化を始めた時期でもあります。
<br>
<span style="font-size:130%;">★<span style="color:#ff3300;">デボン紀末の大絶滅：種の絶滅70％</span></span>
・デボン紀末には約２０００万年のうちに大量絶滅が起こり、氷河の影響で海生生物が大打撃を受け、最大で70％の種が死滅したといわれます。
<br>
<img alt="%E3%83%87%E3%83%9D%E3%83%B3.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/%E3%83%87%E3%83%9D%E3%83%B3.jpg" width="400" height="280" />
<br>
<span style="font-size:130%;">３）古生代ペルム紀末(2億5000万年前)</span>
<br>
・様々な植物、巨大な両生類や爬虫類が生息していた。その中には、恐竜や現生爬虫類の祖先となる双弓類もいた。また、我々哺乳類の祖先に当たる単弓類（哺乳類型爬虫類）も繁栄し、陸上には豊かな生態系が築かれていた。
<br>
<span style="font-size:130%;">★<span style="color:#ff3300;">古生代ペルム紀末の大絶滅：種の絶滅96％</span></span>
・生物史上最大の大量絶滅といわれている。大量絶滅の引き金になったのが、約3億年前にできた巨大な超大陸パンゲアの分裂と考えられている。分裂時にマントルの上昇流が発生し、大量に吐き出された二酸化炭素とメタンによって、気温の上昇と酸素濃度の著しい低下を引き起こした。
・古生代に繁栄した多くの単弓類が死に絶え、低酸素環境に対する適用能力を身につけた恐竜が次の時代に繁栄していった。
<br>
<img alt="%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%83%A0%E7%B4%80.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%83%A0%E7%B4%80.jpg" width="400" height="280" />
<br>
<span style="font-size:130%;">４）三畳紀（2億5000万年から2億1000万年前）</span>
<br>
・超大陸パンゲアが広がり、乾燥した気候だったと考えられています。気温は徐々に上昇。ペルム紀に30%程あった酸素濃度も，10%程度まで低下。ジュラ紀頃までの約1億年もの間，低酸素状態が続きます。
・低酸素状態に適応した爬虫類が急激に繁栄します。三畳紀の中頃になると最初の恐竜が現れます。でも最初のころの恐竜はまだ小さくて1m前後、大きな物でも体長が3mぐらいでした。哺乳類の祖先である単弓類も世界中に見られましたが、徐々に衰退していきます。植物ではシダ類、ソテツ類、イチョウ類、ベネチス類など裸子植物が栄えました。
・海のなかでは魚竜とよばれる爬虫類が現れ、アンモナイトも繁栄していました。
<br>
<span style="font-size:130%;">★<span style="color:#ff3300;">中生代三畳紀末（2.1億年前）： 種の絶滅79％</span></span>
・絶滅は地上と海洋の両方でおき、地上の方が数百万年早かったと言われています。アンモナイトの多くの種や爬虫類や単弓類などの大型動物の絶滅が目立ち、生物種の７６％ が絶滅したといわれています。
・カナダに直径１００ｋｍにも及ぶ「マニクアガン・クレーター」があり、このクレーターをつくった巨大隕石が、ちょうどこの頃に落下しています。また、現在の中央大西洋に溶岩が洪水のように噴出したとされる跡があり、パンゲア大陸が南北に分裂する境目に当たるため、この場所での大規模な火山活動が影響したのかもしれません。低酸素状態に加え二酸化炭素濃度が急上昇したとも言われています。
・当時、比較的小型だった恐竜が以降に急速に発展していきます。
<br>
<img alt="%E4%B8%89%E7%95%B3%E7%B4%80.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/%E4%B8%89%E7%95%B3%E7%B4%80.jpg" width="357" height="230" />
<br>
<span style="font-size:130%;">※）ジュラ紀（2億1000万年から1億4000万年前）</span>
・は虫類の中でもより低酸素状態に強い恐竜が全盛期を迎えます。種類も増え、おおきさも巨大化するようになりました。なかでも草食の恐竜がとくに大きくなり、高い木の枝の葉も自由に食べることができました。
・一方、草食の恐竜を餌とする肉食の恐竜もあり、地上はさまざまな種類の恐竜がくらしていました。また、空には翼竜が飛び交い、始祖鳥も出現しました。
・恐竜の足下では初期の哺乳類の多くがせわしなく走り回っていました。
・植物ではイチョウやソテツなどの裸子植物が繁栄し、はじめて被子植物が現れたのはこの頃です。
<br>
<img alt="%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%A9%E7%B4%80.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%A9%E7%B4%80.jpg" width="359" height="230" />
<br>
<span style="font-size:130%;">５）白亜紀（1億4000万年から6500万年前）</span>
・白亜紀の気温は地球の歴史のなかでもずっと高く、さまざまな植物が地上を覆っていました。そのため草食の恐竜が増加し、それに伴って大型の肉食恐竜も現れるようになりました。
・空には大型の翼竜が飛び交い、恐竜の全盛時代となりました。哺乳類も影ながら繁栄しており、最初の有胎盤類も登場します。被子植物は花をつけるようになり、昆虫とともに栄えるようになります。
<br>
<span style="font-size:130%;">★<span style="color:#ff3300;">中生代白亜紀末（6500万年前）： 種の絶滅70％</span></span>
・恐竜が突如として絶滅。原因は巨大隕石の衝突。衝突で発生した火災と衝突時に巻き上げられた塵埃が太陽の光を遮ることで、全地球規模の気温低下を引き起こし、大量絶滅につながったと考えられています。その後、哺乳類の繁栄へつながります。
<br>
<img alt="%E7%99%BD%E4%BA%9C%E7%B4%80.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/%E7%99%BD%E4%BA%9C%E7%B4%80.jpg" width="359" height="228" />
<br>
<span style="font-size:130%;">※）新生代古第三紀（6500万～2300万年前）</span>
・新生代の始まりである古第三紀の夜明け、地球には恐竜も翼竜も、また海の巨大爬虫類もいなくなっていました。その空白を埋めていったのは、齧歯類（げっしるい）ほどの大きさの哺乳類でした。それまで夜間にしか活動できなかった小型の哺乳類が、恐竜などの大型爬虫類がいなくなった日の当たる表舞台に進出したのです。その後の4200万年の間に、哺乳類は大きさ、数、多様性、すべての面で成長し繁栄していきました。古第三紀が終わるころ、現在も見られる生命体が海に満ち、陸を覆い、空にも進出していました。
<br>
<img alt="%E6%96%B0%E7%94%9F%E4%BB%A3.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/%E6%96%B0%E7%94%9F%E4%BB%A3.jpg" width="359" height="230" />
<br>
→上記5つの大絶滅の歴史を見てきましたが、その都度いずれも絶滅した種の縄張りに生き残った種が拡散して進化を遂げているという事象があります。
<br>
<span style="font-size:130%;">◎<span style="color:#ff3300;">結論</span></span>

<span style="font-size:130%;"><span style="color:#FFAE35;">☆生物史とは「大絶滅の歴史」である</span>。
<span style="color:#FFAE35;">☆生物は大絶滅をはじめとした「逆境によって進化してきた」のである</span>。</span>
<br>
・これから本シリーズの「哺乳類の起源と歩み」を追求していきます。

参考サイト：「<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%83%A0%E7%B4%80">ウィキぺディア</a>」「<a href="http://www.j-muse.or.jp/joyful/virtual_museum/sinkakan/sinka09.html">バーチャル科学博物館</a>」「<a href="http://www.geocities.co.jp/NatureLand/5218/w-sanjyou2.html">古世界の住人</a>」
「<a href="http://www.nationalgeographic.co.jp/science/prehistoric-world/">ナショナルジオグラフィック　太古の世界</a>」「<a href="http://naturefront.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/44000-7aaa.html">斉藤和一のサイエンスウォッチ</a>」]]>
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   <title>生物史に興味を持ってもらうシリーズ－３　　　～その３．中心体原基は原始地球で誕生した～</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.biological-j.net/blog/2010/03/000952.html" />
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   <published>2010-03-06T14:45:55Z</published>
   <updated>2010-03-07T15:50:17Z</updated>
   
   <summary> 原始地球のイメージ 　 前回記事「その２．中心体の秘密」の続きです。 　 原核細胞の“中心体原基”  過去２回の記事で説明した「中心体」とは、私たちの身体をつくっている真核細胞の中にあります。それより原始的な原核細胞（ばい菌など）では、中心体のような器官は見えません。しかし、染色体（DNA）を２つに分けたり、細胞を２つにちぎる物質はあり、中心体（微小管）と同じ「ヌクレオチド＋タンパク質」構造をもつ物質であることが分かっています。 参考：原核細胞の中心体原基構造（仮説） 　　　 原核細胞分裂時のDNA分配について  　 中心体は初めから一対の中心小体のような形ではなく、より原始的な物質から進化したと考えられます。中心体の機能を生命起源までさかのぼるとき、その祖先にあたる物質（先駆物質）を中心体原基と呼んでいます。 　 中心体原基は原始地球で誕生した それではいよいよ中心体原基が生命起源だという説に入っていきます。まずは中心体の組成＝【ヌクレオチド＋タンパク質】に迫ります。それらは原始地球で生成されたと云えるのでしょうか？ 　 その前にポチっと応援よろしくお願いします。 　　 　 　...</summary>
   <author>
      <name>kumana</name>
      
   </author>
         <category term="5)“祖先の物語”番外編" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.biological-j.net/blog/">
      <![CDATA[<img alt="%E5%8E%9F%E5%A7%8B%E5%9C%B0%E7%90%83.bmp" src="http://www.biological-j.net/blog/%E5%8E%9F%E5%A7%8B%E5%9C%B0%E7%90%83.bmp" width="321" height="224" />
<span style="font-size:80%;">原始地球のイメージ</span>
　
前回記事「<a href="http://www.biological-j.net/blog/2010/01/000938.html">その２．中心体の秘密</a>」の続きです。
　
<strong><span style="font-size:130%;"><span style="color:#000080;">原核細胞の“中心体原基”</span></span> </strong>
過去２回の記事で説明した「中心体」とは、私たちの身体をつくっている真核細胞の中にあります。それより原始的な原核細胞（ばい菌など）では、中心体のような器官は見えません。しかし、染色体（DNA）を２つに分けたり、細胞を２つにちぎる物質はあり、中心体（微小管）と同じ「ヌクレオチド＋タンパク質」構造をもつ物質であることが分かっています。
参考：<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=193920">原核細胞の中心体原基構造（仮説）</a>
　　　 <a href="http://www.biological-j.net/blog/2008/09/000569.html">原核細胞分裂時のDNA分配について</a> 
　
中心体は初めから一対の中心小体のような形ではなく、より原始的な物質から進化したと考えられます。中心体の機能を生命起源までさかのぼるとき、その祖先にあたる物質（先駆物質）を中心体原基と呼んでいます。
　
<strong><span style="font-size:130%;"><span style="color:#000080;">中心体原基は原始地球で誕生した</span></span></strong>
それではいよいよ中心体原基が生命起源だという説に入っていきます。まずは中心体の組成＝【ヌクレオチド＋タンパク質】に迫ります。それらは原始地球で生成されたと云えるのでしょうか？
　
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　]]>
      <![CDATA[まずはヌクレオチドです。これは【 <span style="color:#000080;">核酸塩基</span> と <span style="color:#CC6600;">糖</span> 】が合わさったものです。これらはエネルギーに溢れていた原始地球なら生成されます。
 
その検証には原始地球を模した実験室のシミュレーションが参考になります。<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC-%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%AE%9F%E9%A8%93">ミラーの実験</a>です。メタン（CH4）＋アンモニア（NH3）＋水素（H2）＋水（H2O）＋放電でシアン化水素（HCN）とホルムアルデヒド（HCHO）といくつかのアミノ酸が生成されます。さらに、シアン化水素とアンモニアで <span style="color:#000080;">核酸塩基</span> が生成され、ホルムアルデヒドからは <span style="color:#CC6600;">糖</span> が生成されます。
　
これをまとめると【水素＋メタン＋アンモニア＋放電→シアン化水素＋ホルムアルデヒド→ <span style="color:#000080;">核酸塩基</span> ＋ <span style="color:#CC6600;">糖</span> 】
　
そして、上記の過程でアミノ酸もできているので、それらが結合していけばタンパク質も生成されます。
　　 
<span style="font-size:90%;">（ミラーの実験については、原始地球の組成と異なるとの批判があります。しかし、実験では何億年もの過程を１週間程で再現していますから、全く同じと考えるほうが無理です。そのギャップを埋めるのが原始地球の膨大なエネルギーと何億年という想像を絶する時間です。）</span>
　
生命の起源物質の生成手順をまとめたのが下の図です。なお、リボースは糖のことです。
<a href="http://www.biological-j.net/blog/%E5%88%9D%E6%9C%9F%E7%94%9F%E5%91%BD%E3%81%AE%E6%88%90%E7%AB%8B%E9%81%8E%E7%A8%8B2.html" onclick="window.open('http://www.biological-j.net/blog/%E5%88%9D%E6%9C%9F%E7%94%9F%E5%91%BD%E3%81%AE%E6%88%90%E7%AB%8B%E9%81%8E%E7%A8%8B2.html','popup','width=737,height=234,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false">ポップアップで拡大して見る</a>
<img alt="%E5%88%9D%E6%9C%9F%E7%94%9F%E5%91%BD%E3%81%AE%E6%88%90%E7%AB%8B%E9%81%8E%E7%A8%8B.bmp" src="http://www.biological-j.net/blog/%E5%88%9D%E6%9C%9F%E7%94%9F%E5%91%BD%E3%81%AE%E6%88%90%E7%AB%8B%E9%81%8E%E7%A8%8B.bmp" width="450" height="143" />
（なんでや劇場資料46より一部抜粋）
　
　
原始地球・生命誕生前夜にはタンパク質の素材であるアミノ酸やヌクレオチドなどの物質が豊富に存在していたと考えられます。それらの化学反応が何億年も繰り返され、その試行錯誤の中から、アミノ酸やリンをくっ付けて繋げていけるヌクレオチドと恐らくその結合の中から生成されたタンパク質の組み合わせが誕生しました。それが中心体原基です。このようにして生成された  <span style="color:#ff3300;"><span style="font-size:130%;">中心体原基が生命起源の出発点</span></span>  になったのです。
　
　
現在、ヌクレオチドは生体内で合成されており、GTPができればATP・CTP・UTPは合成されます。そう云うと簡単なようですが、当初はその試行錯誤に何億年とかかったはずです。そして、4種類のヌクレオチドができるとRNAやDNAを作ることができます。簡単に云えば、それらのヌクレオチドが連なったものがRNAやDNAなのですから。
参考：<a href="http://www.biological-j.net/blog/2009/03/000718.html">ＡＴＰ、ＧＴＰはどのようにつくられるか（プリンヌクレオチドの生合成経路）</a>
　　　 <a href="http://www.biological-j.net/blog/2008/09/000565.html">ヌクレオチド(核酸の材料)はどうやって作られるか</a>
　
 　　　　　　　　　　　　　　　　:m146: 　 :m146:　  :m146: 
　
以上で中心体原基と生命活動に重要なタンパク質やRNA・DNAの生成への道筋はつきました。でも、もう一つ欠かせない要素があります。それが生体膜（細胞膜）です。
　
中心体原基はどのようにして生体膜を作ったのでしょうか :m052: 
　
次回は、生物＝細胞の重要な要素である「生体膜」に迫ります。
お楽しみに:m030:]]>
   </content>
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<entry>
   <title>哺乳類の集団形成②～「単体型・単雄単雌型」、「単雄複雌型」～</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.biological-j.net/blog/2010/03/000951.html" />
   <id>tag:www.biological-j.net,2010:/blog//1.951</id>
   
   <published>2010-03-04T14:06:47Z</published>
   <updated>2010-03-05T10:42:11Z</updated>
   
   <summary>前回は、親子（母子）関係に着目してみてきました。 哺乳類の雌雄生態・集団形態は、概ね「単体型・単雄単雌型」→「単雄複雌型」→「複雄複雌型」の３型に分類できます。今回は、それに沿って、哺乳類がどのようにして集団を形成していったのかをみていきたいと思います。 ………………………… ＞哺乳類の最大の特徴は、胎内保育機能にあります。しかし、胎内保育と産後保育の哺乳類には、適者だけ生き残ることによって種としてより秀れた適応を実現してゆく淘汰適応の原理が働き難くなるので、淘汰適応が成体後に引き延ばされ、成体の淘汰を激化する必要から、哺乳類は性闘争＝縄張り闘争の本能を著しく強化してゆきました。（「哺乳類の性闘争本能 」） ………………………… 性闘争＝縄張り闘争の本能を著しく強化することは、集団や群れを形成する上では一種の欠陥構造として作動します。それが『単体型』の哺乳類の特徴とも言えます。 ………………………… ＞現在発見されている最古の哺乳類は約２億年前の「ハドロコディウム」という種（食虫目）です。･･･【中略】･･･哺乳類登場当時は大型爬虫類（後には小型爬虫類も）に対して隠れ棲むことしか出来なかったので、小型かつ単体という生存様式を取るしかなかったと考えられる事。つまり基本的に、集団をつくるのは防衛のためだが、原哺乳類は余りにも小さく弱者であるため、集団化しても捕食動物に対して見つかりやすくなるだけであった。つまり集団化するメリットがなかったからではないかと思われる。（「原哺乳類と原猿の進化について① 」） ………………………… ということで、原哺乳類は集団的な防衛力を確保するよりは、「隠れ住む」ことで生き延びました。 ◆「単体型・単雄単雌型」 単体型は、雄も雌も単独行動が基本で、生殖期のみ雄と雌が一緒になる。現哺乳類では、食肉類のネコ科の動物をはじめ多数の事例があるが、霊長類の中では夜行性原猿類の多くやオランウータンが知られている。 単雄単雌型（つがい）は、霊長類の中ではごく少数派だが、昼行性原猿類の一部やテナガザルが知られている。 これらの場合、子どもは雄も雌も親から離れ、母系によっても父系によっても集団が継承されることがない。つまり、単体型・単雄単雌型いずれも、母系でも父系でもない。 （リンク） ▼左ニシメガネザル      ▼中ショウジョウガラコ       ▼右ピグミーネズミザル      後半はいよいよ本題に入っていきます。その前に応援のクリックをお願いします。    ...</summary>
   <author>
      <name>member</name>
      
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.biological-j.net/blog/">
      <![CDATA[<a href="http://www.biological-j.net/blog/2010/02/000949.html#more" target="_blank">前回</a>は、親子（母子）関係に着目してみてきました。

哺乳類の雌雄生態・集団形態は、概ね「単体型・単雄単雌型」→「単雄複雌型」→「複雄複雌型」の３型に分類できます。今回は、それに沿って、哺乳類がどのようにして集団を形成していったのかをみていきたいと思います。

…………………………
<span style="color:#CC6600;">＞哺乳類の最大の特徴は、胎内保育機能にあります。しかし、胎内保育と産後保育の哺乳類には、適者だけ生き残ることによって種としてより秀れた適応を実現してゆく淘汰適応の原理が働き難くなるので、淘汰適応が成体後に引き延ばされ、成体の淘汰を激化する必要から、哺乳類は性闘争＝縄張り闘争の本能を著しく強化してゆきました。</span>（<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=1321" target="_blank">「哺乳類の性闘争本能 」）</a>
…………………………

性闘争＝縄張り闘争の本能を著しく強化することは、集団や群れを形成する上では一種の欠陥構造として作動します。それが『単体型』の哺乳類の特徴とも言えます。

…………………………
<span style="color:#CC6600;">＞現在発見されている最古の哺乳類は約２億年前の「ハドロコディウム」という種（食虫目）です。･･･【中略】･･･哺乳類登場当時は大型爬虫類（後には小型爬虫類も）に対して隠れ棲むことしか出来なかったので、小型かつ単体という生存様式を取るしかなかったと考えられる事。つまり基本的に、集団をつくるのは防衛のためだが、原哺乳類は余りにも小さく弱者であるため、集団化しても捕食動物に対して見つかりやすくなるだけであった。つまり集団化するメリットがなかったからではないかと思われる。</span>（<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=20841" target="_blank">「原哺乳類と原猿の進化について① 」</a>）
…………………………
ということで、原哺乳類は集団的な防衛力を確保するよりは、<span style="color:#ff3300;"><span style="font-size:130%;">「隠れ住む」</span></span>ことで生き延びました。


<blockquote>◆「単体型・単雄単雌型」

単体型は、雄も雌も単独行動が基本で、生殖期のみ雄と雌が一緒になる。現哺乳類では、食肉類のネコ科の動物をはじめ多数の事例があるが、霊長類の中では夜行性原猿類の多くやオランウータンが知られている。
単雄単雌型（つがい）は、霊長類の中ではごく少数派だが、昼行性原猿類の一部やテナガザルが知られている。
これらの場合、子どもは雄も雌も親から離れ、母系によっても父系によっても集団が継承されることがない。つまり、単体型・単雄単雌型いずれも、母系でも父系でもない。
（<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=150757" target="_blank">リンク</a>）</blockquote>

▼左<a href="http://www.malaysia-borneo.com/animal/info/tarsier.html" target="_blank">ニシメガネザル</a>      ▼中<a href="http://www.toyohaku.gr.jp/tzb/zbs/befoaf03.html" target="_blank">ショウジョウガラコ</a>       ▼右<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%AC%E3%83%8D%E3%82%B6%E3%83%AB" target="_blank">ピグミーネズミザル</a>
<img alt="%E3%83%8B%E3%82%B7%E3%83%A1%E3%82%AC%E3%83%8D%E3%82%B6%E3%83%AB.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/%E3%83%8B%E3%82%B7%E3%83%A1%E3%82%AC%E3%83%8D%E3%82%B6%E3%83%AB.jpg" width="126" height="168" />  <img alt="%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B3.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B3.jpg" width="126" height="168" />  <img alt="%E3%83%94%E3%82%B0%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%82%AC%E3%83%8D%E3%82%B6%E3%83%AB.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/%E3%83%94%E3%82%B0%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%82%AC%E3%83%8D%E3%82%B6%E3%83%AB.jpg" width="168" height="120" />


後半はいよいよ本題に入っていきます。その前に応援のクリックをお願いします。
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]]>
      <![CDATA[哺乳類の集団形成は『単体型』→『単雄複雌型』→『複雄複雌型』という進化の流れになっています。
哺乳類の共通の祖先と言われる原モグラは、『単体型』です。そして『単体型』の哺乳類は、メス同士でも性闘争（縄張り闘争）を行っています。

しかし、その後の『集団型』ではメス同士の性闘争は見られなくなります。
それは何故か？　というのが今回の主要なテーマとなります。

<blockquote>◆「単雄複雌型」

一頭の雄と複数の雌（と子どもたち）からなる単雄複雌型の集団（群れ）は、有蹄類をはじめ多数の種に見られる。
霊長類では、旧世界ザルの大半がこれに該当する。集団のただ一頭の成体雄は数年に一度、外の雄との入れ替わる。集団内で生まれた雄は成長すると集団を離れ他集団に加入するが、雌は原則として出自集団を離れることはなく、一つの集団は「母系」によって継承される。
ゴリラは、単雄複雌型だが母系ではない。子どもは、雄も雌も出自集団を離れるため、基本的に集団の継承性はないと考えられている。（<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=150757" target="_blank">リンク</a>）</blockquote>

▼左<a href="http://images.google.com/imgres?imgurl=http://www.fivestar-club.jp/fscdir/photolib/borneo6/borneo0103.jpg&imgrefurl=http://www.fivestar-club.jp/fscdir/photolib/borneo6/album.html&usg=__VmdY3seTPJk93PK0I0paD-yuiZs=&h=533&w=800&sz=304&hl=ja&start=28&um=1&itbs=1&tbnid=_0lcglzSTSqzMM:&tbnh=95&tbnw=143&prev=/images%3Fq%3D%25E3%2583%2586%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B0%25E3%2582%25B6%25E3%2583%25AB%26start%3D20%26um%3D1%26hl%3Dja%26lr%3Dlang_ja%26sa%3DN%26ndsp%3D20%26tbs%3Disch:1" target="_blank">テングザル（旧世界サル　単雄複雌型）</a>　▼右<a href="http://images.google.co.jp/imglanding?q=%E9%A6%AC&imgurl=http://www.wallpaperlink.com/images/wallpaper/2007/0712/04166x.jpg&imgrefurl=http://www.wallpaperlink.com/bin/0712/04166.html&usg=__afINOgTzMOgGPlBeOMC6papIEMY=&h=768&w=1024&sz=161&hl=ja&um=1&itbs=1&tbnid=r_lh927LW_b6MM:&tbnh=113&tbnw=150&prev=/images%3Fq%3D%25E9%25A6%25AC%26um%3D1%26hl%3Dja%26sa%3DN%26rlz%3D1T4GGLD_jaJP311JP311%26tbs%3Disch:1&um=1&sa=N&rlz=1T4GGLD_jaJP311JP311&tbs=isch:1&start=0#tbnid=r_lh927LW_b6MM&start=0" target="_blank">ウマ（有蹄類）</a>
<img alt="%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B6%E3%83%AB%28%E6%97%A7%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%80%80%E5%8D%98%E9%9B%84%E8%A4%87%E9%9B%8C%E5%9E%8B%29.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B6%E3%83%AB%28%E6%97%A7%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%80%80%E5%8D%98%E9%9B%84%E8%A4%87%E9%9B%8C%E5%9E%8B%29.jpg" width="168" height="111" />　<img alt="%E3%82%A6%E3%83%9E.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/%E3%82%A6%E3%83%9E.jpg" width="168" height="126" />

胎内保育と産後保育の機能を獲得した哺乳類は、その性闘争の激しさから「単体型・単雄単雌型」となりましたが、<span style="color:#ff3300;">再度そのオキシトシンにより「母子」間の親和性を「雌同士」の親和性に拡大し「メス同士の性闘争を封鎖」したと</span>思われます。

そのことで可能になった集団形態こそが<span style="font-size:130%;">「単雄複雌型」</span>で、すなわち<span style="font-size:130%;">『母系制集団』</span>だったのです。

----------------------------------------
<span style="color:#CC6600;">　群れを形成した哺乳類では、メス同士の性闘争は封鎖されているので、メスが出自集団を出て行く習性は形成されにくいと考えられます。しかし、オス同士の性闘争はどの群れにも残存し、この敗者は、基本的には勝者の縄張りから追い出されます。この本能を前提にしつつ、行動半径の広さも相まって、発情前に一旦出自集団を出て行く若オスの習性が形成されたのが『単雄複雌型』だと考えると納得がいきます。この集団形態は言うまでもなく母系制です。（<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=151162" target="_blank">リンク</a>）</span>
----------------------------------------

次回は、「複雄複雌型」についてみていきます。

　　　ｂｙ　びん
]]>
   </content>
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   <title>実現論勉強会シリーズ１１(最終回)：実現論を学んでの気付き＆総復習</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.biological-j.net/blog/2010/03/000950.html" />
   <id>tag:www.biological-j.net,2010:/blog//1.950</id>
   
   <published>2010-03-02T11:58:39Z</published>
   <updated>2010-03-03T12:49:41Z</updated>
   
   <summary> ついに実現論シリーズも最終回になってしまいました! あっという間でしたが、とても内容の濃いもので気付きのオンパレードでした :D  ってことで、今回は実現論グループの参加メンバーの、全体を通じての気付きを一部まとめて紹介していきたいと思います。 それに加え、参加者の感想投稿でとてもいいものがあったのでそちらも紹介します :m034:  ...</summary>
   <author>
      <name>mizuguti</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.biological-j.net/blog/">
      <![CDATA[<img alt="salon%5B1%5D.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/salon%5B1%5D.jpg" width="500" height="314" />


ついに実現論シリーズも最終回になってしまいました! あっという間でしたが、とても内容の濃いもので<span style="color:#ff3300;">気付きのオンパレード</span>でした :D 
ってことで、今回は実現論グループの参加メンバーの、全体を通じての気付きを一部まとめて紹介していきたいと思います。
それに加え、参加者の感想投稿でとてもいいものがあったのでそちらも紹介します :m034: 
]]>
      <![CDATA[ 参加メンバーの気付き
<blockquote><span style="color:#6666ff;">共認と自我</span>
<span style="color:#6666ff;">共認と自我は表裏一体</span>で切っても切り離せない存在。共認動物である人類は共認充足を求めるが、弊害として自我による充足に収束してしまう場合がある。この自我は、相手に共感してもらえなかった時に発生しやすく、自分は正しいという自己正当化に陥っていく。そして相手との優劣によって充足を得る事に収束していくが、短期的な充足しか得ることができず、慢性的な不全に悩まされることになる。事実、<span style="color:#6666ff;">自我によって充足したことがない</span>。
<span style="color:#ff3300;">本来の活力源である共認充足無くして、充足はできない。</span></blockquote>

 :m146: 

 :m147: 

<blockquote><span style="color:#6666ff;">男女役割共認</span>
現在、男女平等思想が蔓延しているが、人類史を学ぶといかに可笑しなことを謳ってるかがわかる。そもそも人類に至るまでの過程で、雌雄分化した理由を考えてみればわかるが、常時変化する<span style="color:#6666ff;">外圧に適応するために安定(雌)と変異(雄)に特化させ、役割を分担することで、生き残り戦略に勝つ</span>ことができた。人類になってからは、更に差異を促進させ、<span style="color:#ff3300;">女は充足存在、男は闘争存在</span>として人類500万年の歴史を生き延びることができた。当然体の諸機能は役割に対応する形で進化してきたので、<span style="color:#6666ff;">平等な部位などはほとんど在り得ない</span>。(男は体力、女は生殖など)
つまり<span style="color:#ff3300;">お互いに超越存在</span>であり、どちらが欠けても生きることはできない。
このことを理解していれば、お互いに役割を肯定視し、お互いに感謝することが必然となるはずである。</blockquote>

 :m146: 

 :m147: 


他にもたくさんの気付きがありましたが、大量なので投稿は一旦ここまでにしておきます:D 
みんなの気付きになった男女役割共認。現在の<span style="color:#6666ff;">一般的な認識にみんな違和感は感じていた</span>ものの、何が可笑しいのかハッキリとわからず、頭と心が分断されてしまった状態でした。しかしお互いに<span style="color:#ff3300;">肯定視し、依存していいとわかった辺りから、この会議グループの中で役割分担の期待応望が生まれ、みんなの活力がグンと上がったように感じました</span>。
会議において実感できたことは大きく、現実を生き抜いていく上での成功体験になりました。

それでは最後に、会議グループの一人が実現論の凄みを投稿してくれたので紹介したいと思います。

<blockquote>2002年に初稿として書き上げられた実現論。

既に何度も読み返し、理解を深めてきたつもりではあるが、不思議と<span style="color:#6666ff;">何度読んでも毎回のように新しい気付きが得られる</span>のは何故だろうか？と考えてみた。

実現論の中でも、生物史全体を俯瞰し、普遍構造の抽出に注力されている「前史」（人類以前～生物誕生までを遡って積み重ねられた事実認識群）の部分は特に繰り返し学んでいるのだが、この前史というのは文字通り塗り重ね構造態としての私自身、あるいは生物全体の実現構造が記されている。

そしてまた、それら<span style="color:#6666ff;">生物の存在とは、全てが外圧適応態であり、進化積層態として存在</span>している、と。

なるほど、この実現論を学んでいる間にもまた、<span style="color:#ff3300;">常に外圧は変化し続けており、その外圧に適応すべく私も周りも常に進化し続けている</span>。人はこれを成長と呼んだりもするのであろうが、ここ数年の社会状況は加速度的に変異を早めており、貧困の克服という生物史上類を見ないパラダイム転換の及ぼす影響は、多くの人類に適応不全を齎している。

生物の存在構造から見ると、今の人類にはむしろ淘汰圧力の方が強く働き始めており、成長できない者が増えていると感じるのは、決して気のせい等ではないだろうと想われる。

これは、人類進化の要でもある観念機能、即ち事実を認識し構造化する能力の錆付きを意味しており、真っ当に観念機能を働かせる事の出来なくなった人類は、思考停止したまま、ただ機械的に生きる≒淘汰を待つだけの存在に成り下がってしまうであろう事を予測させる。

実現論．前史の中には、次のような一文が記されている。

＞　現実課題に応える為に、とことん<span style="color:#ff3300;">現実を直視し対象化してゆきさえすれば、観念機能は再生されてゆく</span>。この『実現論』は、その一里塚である。 実現論1_6_07

何度読んでも気付きを得られるのは、読む度に少しづつでも観念機能が再生されている事を表しているのだろう。

生物史・人類史を事実に基づいて何度も何度も塗り重ね学習して行く事。それは、生物進化の歴史であり、適応史そのものを肉体化する事に他ならない。そうやって、あらゆる外圧を想定し、そこに適応すべく<span style="color:#6666ff;">観念に磨きをかけて行くという行為は、人類にとっての活きる為の生産活動の基盤</span>となっている。

現代人にとって、<span style="color:#6666ff;">最大の圧力源＝活力源は仲間達との期待・応望による共認圧力</span>へと転換している。この様な現実の圧力を掴む為にも、観念の塗り重ねは不可欠であり、常にそのような事を意識させてくれる基盤として、この「実現論」がある。

人を成長させ、またその成長に合わせて更に深い気付きを与えてくれる事実認識群への感謝と共に、これから新たに社会に出て行く若者達、あるいはまだまだこの社会を活き抜こうとする気概を持つ全ての人々にも、繰り返し実現論を読み込みながら、理論と実践の日々を送られる事をお勧めしたい。</blockquote>]]>
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   <title>哺乳類の集団形成①～産後保育の実現。母性本能って何？～</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.biological-j.net/blog/2010/02/000949.html" />
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   <published>2010-02-25T01:35:30Z</published>
   <updated>2010-02-27T11:28:54Z</updated>
   
   <summary>　こんにちわ。arincoです。前回の記事で、 このように、外圧に適応するためオスメスの役割分化を特化する形で進化を塗り重ねてきたわけですが、哺乳類はこのベクトルをさらに推進する方向で進化してきました。 とありましたが、今回からは、哺乳類が雄雌分化を媒体に、どのように進化していったのか？を主に「集団形成」という観点で追及していきたいと思います。 生物は、単細胞生物以来、集団形成を重要な生存戦略として適応してきました。雌雄役割分化も集団を前提とした進化形態です。 特に、哺乳類の進化を集団形成の観点から追及する事は、現代の我々の集団のあり方を考える上でも示唆に富んだものに成るはずです。 　第一回目は、最も構成単位の小さい集団とも言える親子(母子)関係に着目していきたいと思います。 我々人類からしてみると哺乳類の特徴である産後保育は当り前ですが、生物には、元々親子関係はありませんでした。つまり、産後保育というのは、生物全体から見ると非常に特殊な事なのです。 では、哺乳類は、どのようにして産後保育を実現させたのでしょうか？ 応援よろしくお願いします。             ...</summary>
   <author>
      <name>arinco</name>
      
   </author>
         <category term="進化・適応の原理" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.biological-j.net/blog/">
      <![CDATA[　こんにちわ。arincoです。<a href="http://www.biological-j.net/blog/2010/02/000946.html#more">前回の記事</a>で、

<blockquote>このように、外圧に適応するためオスメスの役割分化を特化する形で進化を塗り重ねてきたわけですが、哺乳類はこのベクトルをさらに推進する方向で進化してきました。</blockquote>

とありましたが、今回からは、哺乳類が雄雌分化を媒体に、どのように進化していったのか？を主に「集団形成」という観点で追及していきたいと思います。

生物は、単細胞生物以来、集団形成を重要な生存戦略として適応してきました。雌雄役割分化も集団を前提とした進化形態です。

<span style="color:#ff3300;">特に、哺乳類の進化を集団形成の観点から追及する事は、現代の我々の集団のあり方を考える上でも示唆に富んだものに成るはずです。</span>

　第一回目は、最も構成単位の小さい集団とも言える親子(母子)関係に着目していきたいと思います。


<img alt="%E8%A6%AA%E5%AD%90.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/%E8%A6%AA%E5%AD%90.jpg" width="250" />


我々人類からしてみると哺乳類の特徴である産後保育は当り前ですが、生物には、元々親子関係はありませんでした。つまり、産後保育というのは、生物全体から見ると非常に特殊な事なのです。

では、哺乳類は、どのようにして産後保育を実現させたのでしょうか？

応援よろしくお願いします。

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      <![CDATA[<span style="font-size:130%;">□両生類(卵生)から哺乳類(胎生)へ</span>


まずは、両生類から哺乳類に至る進化の流れを復習しましょう。

<blockquote><a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=128270">初期両生類の登場が約3.6億年前ですが、2.8億年前までには肉食両性類が水辺を闊歩する状態になります。この肉食両性類に追いやられるカタチで、陸上生活に適した殻のある卵の産卵や水分を体内に温存できる強固な皮膚などの機能を獲得して、言わば乾燥適応したのが爬虫類です。


　それに対して哺乳類は、肉食両生類と肉食爬虫類の両方に追われて、乾燥適応だけでは生き残れないために、寒冷地に適応していった種です。毛皮をまとって恒温動物に進化したのも、完全な胎生に進化していったのも、寒いとからだが動かない、卵が孵らない・・・などの弱点を矯正して、寒冷な環境でも子孫を残し種として生き残っていくためです。</a></blockquote>

とある様に、哺乳類は、両生類から「寒冷適応」という形で進化しました。系統樹でまとめると以下の様になります。


<img alt="%E9%80%B2%E5%8C%96%E7%B3%BB%E7%B5%B1%E6%A8%B9.bmp" src="http://www.biological-j.net/blog/%E9%80%B2%E5%8C%96%E7%B3%BB%E7%B5%B1%E6%A8%B9.bmp" width="400" height="74" />


　胎生の獲得は、寒冷適応と言う点では、成功しましたが、その分母体の負担は大きくなります。ましてや進化に伴い機能はどんどん高度化していきます。

　こうして、出産後の保育の必要が高まり、産後保育を行うようになります。




<span style="font-size:130%;">□胎生の獲得→産後保育がメスの保育本能＝母性本能を生み出した。</span>



では、産後保育機能はどのように獲得されたのでしょうか？

　生物はほっておくと、子は新世界（環境）へと泳ぎ出してゆきます。なぜなら、それこそが生命の根本的な適応原理たる個体（同類他者）の多様化原理に適った在り方（同類他者の変異が多様なほど、種としての適応が有利）だからです。
　つまり、産後保育を行う為には、「同類他者」をつなぎとめておく必要があるのです。

　それを可能にするのが、「オキシトシン」という物質です。

　オキシトシンについて『生物学辞典第４版：岩波』によると、

<blockquote><a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=18243">子宮（筋）収縮ホルモン。子宮の筋層に働いて子宮の収縮を起させ、乳腺の筋肉性上皮を収縮させて乳汁の射出を促す神経性下垂体ホルモンのひとつ。オキシトシンはペプチドでバゾプレシンと似た構造。視床下部の視索上核・室旁核で合成され神経の軸索内を流れて神経葉に貯えられる。Ca2＋依存性で血中に放出される。乳汁の射出は、乳頭に加えられた刺激が神経を通って視床下部に伝えられ、オキシトシンを分泌させるという神経内分泌反射によって行われる。</a></blockquote>

とあります。つまり、

　オキシトシン＝母が子を体内で育て分娩し、哺乳するために、必要な母子をつなぐホルモン物質

という事です。一般的に言われる母性本能とは、この事を指しているんですね。



<img alt="%E3%82%AA%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%B3.gif" src="http://www.biological-j.net/blog/%E3%82%AA%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%B3.gif" width="250" />



さて、面白い事に、


<blockquote><a href="http://fptsukioka555.blog86.fc2.com/blog-entry-290.html">オキシトシンは9ヶのアミノ酸が結合した単純なペプチドで、
No.1とNo.6のシステインがジスルフィド結合をした環状構造をしています。
構成するアミノ酸は微妙に違っていますが、
この環状ノナペプチドは昆虫やサメなどからも見つかっています。
恐らく、とても古くから生命に利用されてきた化学物質なのでしょう。

脊椎動物でも広く利用していますが、
魚類ではNo.4がセリン、No.8がイソロイシンに変わります。
これをイソトシンといいます。
両生類、爬虫類、鳥類は共通です。</a></blockquote>

とある様に源オキシトシンとでも呼べる類似物質は、全ての生物が持っているのです。
つまり、元々は、保育本能を機能させる為ではなく、違う働きを持つ物質だったのでは？と考える事が出来ます。

この事から考えられるのは、

<blockquote><a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=18274">集団として（種として）同類をつなぎとめる物質、集団本能（≒追従本能）に近い位置にある物質なのでしょう。親子の物質というより集団の物質…これ（源オキシトシン）が、やがて哺乳のための（親子親和物質）として、使われていったのではないでしょうか。先ほどの分娩は同類の誕生を促しているのでしょう。</a></blockquote>

とある様に、<span style="color:#ff3300;"><u>源オキシトシンは、元々集団をつなぎとめる為＝集団本能を機能させる為の物質で、それを産後保育を実現させる為に改良したのがオキシトシン</u></span>、という事です。

次回は、この産後保育を実現した哺乳類がどのようにして集団形成を行うのかを追求していきます☆]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>実現論勉強会シリーズ１０：採取時代の婚姻様式</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.biological-j.net/blog/2010/02/000948.html" />
   <id>tag:www.biological-j.net,2010:/blog//1.948</id>
   
   <published>2010-02-23T12:15:47Z</published>
   <updated>2010-02-23T16:23:49Z</updated>
   
   <summary>こんにちは。 本日は、実現論勉強会シリーズ第１０弾 です。 今回は人類の婚姻様式について、一緒に勉強していきましょう :m030:  まずは、前回の復習から ・人類は解脱共認回路を命綱として生き延び、進化してきた。 ・強力な外圧に晒されている時には、人類は解脱共認を母胎にして、その上に闘争系の共認を形成する ・外圧が低下すると、忽ち闘争（集団）収束力が低下して、時間さえあれば解脱充足を貪る様になる。 ★解脱回路は共認の母胎であると同時に、麻薬でもあり、人類の最大の弱点ともなる。 続きを読む前に、クリックお願いします。       ...</summary>
   <author>
      <name>andy</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.biological-j.net/blog/">
      <![CDATA[こんにちは。
本日は、実現論勉強会シリーズ第１０弾 です。
今回は人類の婚姻様式について、一緒に勉強していきましょう :m030: 




まずは、<strong><a href="http://www.biological-j.net/blog/2010/02/000944.html">前回</a>の復習から</strong>
・人類は解脱共認回路を命綱として生き延び、進化してきた。
・強力な外圧に晒されている時には、人類は解脱共認を母胎にして、その上に闘争系の共認を形成する
・外圧が低下すると、忽ち闘争（集団）収束力が低下して、時間さえあれば解脱充足を貪る様になる。

<span style="background:#C8FFFF"><strong>★解脱回路は共認の母胎であると同時に、麻薬でもあり、人類の最大の弱点ともなる。</strong></span>

<img alt="%E9%81%8A%E7%89%A7%EF%BC%91.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/%E9%81%8A%E7%89%A7%EF%BC%91.jpg" width="230" height="156" />





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      <![CDATA[
<span style="font-size:130%;"> <span style="color:#ff3300;"><span style="background:#FFE3E3"><strong>●生産様式と婚姻様式の変遷(採取、狩猟、牧畜)</strong></span></span></span>

1.5万年前、弓矢の発明によって、人類は外敵圧力を克服し、地上進出を果たしました。
しかし、外圧の低下によって、人類は弱点である解脱に収束し、集団の統合力が低下。。。
<span style="color:#6666ff;">「解脱の中心である性欠乏をどう維持していくのか？？」</span>人類は、難課題に直面してしまいます。
そこで、人類はモグラ以来続く首雄集中婚婚に変わる新たな婚姻様式を模索していくのです :m051: 




<span style="color:#6666ff;"><strong>□極限時代－首雄集中婚</strong></span>
極限時代の人類は、原モグラ(哺乳類の祖先)以来続く首雄集中婚を形成。
チャネリングセックスにより、性の充足は集団内に伝播。




<span style="color:#6666ff;"><strong>□採集、漁労部族－総偶婚(全員婚)、交叉婚</strong></span>
<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=100&c=1&t=8">実現論前史 チ採取時代の婚姻様式</a>より引用
<blockquote>東アジアの黄色人（モンゴロイド）をはじめとして、世界人口の過半を占めていた採集・漁労部族は、仲間の解脱収束→性欠乏の上昇に対して、皆が心を開いた期待・応望の充足を更に高める方向を
目指し、部族内を血縁分割した単位集団（氏族）ごとの男（兄たち）と女（妹たち）が分け隔てなく交わり合う、総偶婚規範を形成した（但し、氏族を統合している部族レベルでは首雄集中婚が踏襲されている事例が多いので、正確には上部集中婚・下部総偶婚と呼ぶべきだろう）。

<img alt="%E6%8E%A1%E9%9B%86%EF%BC%91.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/%E6%8E%A1%E9%9B%86%EF%BC%91.jpg" width="300" height="200" />
<img alt="%E9%AD%9A%E5%8A%B4.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/%E9%AD%9A%E5%8A%B4.jpg" width="300" height="200" />

<span style="font-size:70%;">写真は<a href="http://43.244.211.243/~hujii/hujii69/">こちら</a>から</span>

【参考投稿】
<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=135930">漁労・採取系民族における婚姻制の変遷</a>
</blockquote>





<strong><span style="color:#6666ff;">□狩猟、牧畜民族－上位集中婚、上位集中型婿入婚</span></strong>
<blockquote>それに対して、ヨーロッパの森林地帯に留まった白色人（コーカソイド）をはじめとする狩猟部族は、その狩猟という生産様式から、まだまだ強い闘争圧力を受けて強い集団統合力を維持し続けており、その結果、首雄集中婚の規範が長く残り続ける。しかし、外圧の低下によって次第に解脱収束が強まり、集団規模も拡大してゆく。そこで狩猟部族は、首雄集中婚を踏襲しつつ、首雄＝族長という資格を一段下に拡張した勇士集中婚を形成していった（これは、女長老が采配する母系氏族の姉妹たち全員が勇士を迎え入れる、勇士婿入り婚とも言える）。

<img alt="%E6%8E%A1%E5%8F%96%E7%8B%A9%E7%8C%9F%E6%B0%91%E6%97%8F%EF%BC%91.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/%E6%8E%A1%E5%8F%96%E7%8B%A9%E7%8C%9F%E6%B0%91%E6%97%8F%EF%BC%91.jpg" width="300" height="200" />
<img alt="%E7%89%A7%E7%95%9C%EF%BC%91.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/%E7%89%A7%E7%95%9C%EF%BC%91.jpg" width="300" height="208" />

<span style="font-size:70%;">写真は<a href="http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090730/201307/">こちら</a>から</span>

【参考投稿】
<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=135953">漁労・採集系と狩猟・牧畜系の婚姻形態の違い</a>
</blockquote>


 :m282:



以上まとめると、
漁労・採集民族
<span style="color:#ff3300;"><span style="background:#FFE3E3"><strong>外圧低い→男の能力の平準化→統合力▼⇒全員婚へ⇒集団維持の観点から交叉婚へ</strong></span></span>


狩猟・牧畜民族
<span style="background:#FFE3E3"><span style="color:#ff3300;"><strong>外圧高い→上位の能力格差残⇒上位集中婚へ⇒集団維持の観点から上位集中型婿入婚</strong></span></span>


 :m282:



面白いですね :D 
人類の婚姻様式は、外圧状況(生産様式・自然環境)の違いによって、大きく２つの系統に分かれるんですね。そして、生産様式・婚姻様式の違いが人類のその後の歩みを決定的に変えてしまうのです :m011: 



 :m282:



<span style="font-size:130%;"><span style="background:#FFE3E3"><span style="color:#ff3300;"><strong>●遊牧のはじまり～母系制から父系制への転換</strong></span></span></span>


<span style="color:#6666ff;"><strong>□遊牧のはじまりと父系制への転換</strong></span>
定住型の牧畜では増え続ける人口を維持できない。自ら草地（家畜のエサ）を求めて移動していったほうが、数倍の家畜を飼うことができる。



<strong>★遊牧のはじまりの背後にあったのは、人口増加。</strong>






<span style="color:#6666ff;"><strong>□父系制に転換するとどうなる？</strong></span>
最初は、定住牧畜の拠点（母系集団）から、男たちだけの小集団が遠征するかたちで、女はついていかなかった。
次に、遠征部隊はルートを拡大し徐々に拠点に戻らなくなる→別の拠点をもつようになる。すると、もともとは拠点にいた女も連れて行くようになる。つまり男集団の中に母系集団の女が入るというかたちに（女移籍のはじまり）。当然、そこで子どもも生まれる。
そして数世代後には・・・女はよその集団から嫁取りするというかたちに。



<strong>★人類は史上初めて、母系制から完全な父系制へと転換した。</strong>






<span style="color:#6666ff;"><strong>□そうなると・・・集団統合はどうなる？</strong></span>
女たちは生まれ育った集団から移籍することになり、深い安心基盤は失われ、共同意識も低下する。
女が移籍する際は「持参財」（家畜）をもって行く。女たちは、この持参財の良し悪しや実家の家柄により評価されることになる（扱いが変わってくる）。したがって、この持参財は（意識上は）私有財産に近いものとなる。
私有意識(の卵)が芽生えた小集団は、集団全体のことを考えず、次第に自己中化し始めたのではないか？規範を破ったものは力による制裁を加えられだろう。力の原理で集団を統合した遊牧民族は、約6000年前、急激な乾燥化を引き金に、他集団へ略奪を開始する。



<blockquote>★遊牧発の父系制転換は、集団統合を<span style="color:#ff3300;"><span style="color:#ff3300;"><span style="background:#FFE3E3"><strong>「共認原理」から「力の原理」</strong></span></span></span>へと移行させた。
（このこと自体が、自然の摂理に反する自殺行為であった？！）


　　　　　　　　　　　　　　　　 :m118: 


★集団全体（部族全体）が「力（財）」をいかに蓄えるかという<span style="background:#FFE3E3"><span style="color:#ff3300;"><strong>私有意識に収束</strong></span></span>してゆく。




　　　　　　　　　　　　　　　　 :m118: 


★そして約6000年前、急激な乾燥化による飢饉が引き金となって、ついに<span style="color:#ff3300;"><span style="background:#FFE3E3"><strong>人類初の略奪闘争＝戦争</strong></span></span>が始まった。
<img alt="%E5%9F%8E%E5%A3%81%EF%BC%91.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/%E5%9F%8E%E5%A3%81%EF%BC%91.jpg" width="300" height="197" />
</blockquote>]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>「テロメア」で新たな発見が！！</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.biological-j.net/blog/2010/02/000947.html" />
   <id>tag:www.biological-j.net,2010:/blog//1.947</id>
   
   <published>2010-02-20T14:03:05Z</published>
   <updated>2010-02-20T17:07:45Z</updated>
   
   <summary>細胞の老化や不死化と呼ばれる現象に重要な役割を担っていると考えられる「テロメア」。 医療 :m181: や美容 :m034: 業界で注目されていますね :shock:  :m190:  それに関して、新たな研究発表がされたのをニュースでみたので、紹介します :m049:  　　　 　　　 年を取っていくのが、自然の摂理。年は、取りたい？ｏｒ年は取りたくない？ カワイイ :m023: おばあちゃんならいいかな？ 　　　　 　　　　 いつも応援ありがとうございます :m001:       ...</summary>
   <author>
      <name>miwa</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.biological-j.net/blog/">
      <![CDATA[細胞の老化や不死化と呼ばれる現象に重要な役割を担っていると考えられる<span style="color:#ff3300;"><strong>「テロメア」</strong></span>。
医療 :m181: や美容 :m034: 業界で注目されていますね :shock:  :m190: 


それに関して、<strong><span style="color:#6666ff;">新たな研究発表</span></strong>がされたのをニュースでみたので、紹介します :m049: 
　　　
<img alt="%E8%B5%A4%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%EF%BC%88%E7%AC%91%E9%A1%94%EF%BC%89.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/%E8%B5%A4%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%EF%BC%88%E7%AC%91%E9%A1%94%EF%BC%89.jpg" width="394" height="129" />
　　　
<img alt="%E9%9B%86%E5%90%88%E5%86%99%E7%9C%9F%EF%BC%88%E5%90%88%E4%BD%93%EF%BC%89.JPG" src="http://www.biological-j.net/blog/%E9%9B%86%E5%90%88%E5%86%99%E7%9C%9F%EF%BC%88%E5%90%88%E4%BD%93%EF%BC%89.JPG" width="478" height="159" />

年を取っていくのが、自然の摂理。年は、取りたい？ｏｒ年は取りたくない？
カワイイ :m023: おばあちゃんならいいかな？
　　　　
　　　　
いつも応援ありがとうございます :m001: 
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      <![CDATA[ :m132: そもそも<strong><span style="color:#ff3300;"><span style="color:#ff3300;">テロメア</span></span></strong>とは・・・
<blockquote>テロメアは、染色体の末端にあります。
 細胞は分裂する際に必ずDNAの複製を行い、遺伝情報を二倍にコピー :m258: してから、 これを一つずつ娘細胞に受け渡します。 
このDNA複製の際、テロメアDNAの真の末端部分は完全には複製されないことが知られています。
従って、正常細胞（体細胞など）では、テロメアDNAは細胞分裂のたびに次第に短小化します :m074: </blockquote> 
　　　
<blockquote><strong><span style="color:#6666ff;"><a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100218-00000007-mai-soci">＜ｉＰＳ細胞＞難病患者の皮膚から作成　テロメアを修復</a></span></strong>（毎日新聞　2010.2.18)
　　　　　　　
染色体の両端部<span style="color:#6666ff;">「テロメア」が異常に短くなる</span>難病の患者の皮膚細胞から人工多能性幹細胞（ｉＰＳ細胞）を作り、長さを回復させることに、米ボストン小児病院などのチームが成功した。
テロメアは老化や細胞のがん化にかかわることが知られており、生命活動の営み解明やがん治療に役立つ可能性がある。１７日付の英科学誌ネイチャー電子版で発表した。
　　　　　　
　チームは、先天性角化異常症という遺伝性疾患に着目。テロメアを維持する酵素「テロメラーゼ」が不足してテロメアが短くなる難病で、老化が早まるほか貧血や皮膚の異常などが起こる。
患者３人の皮膚細胞を採取し、山中伸弥・京都大教授が開発した４種類の遺伝子を導入する方法でｉＰＳ細胞を作成した。
　　　　　　　　
　その結果、患者の元の細胞では、<span style="color:#ff3300;">テロメラーゼを構成する分子の一部が不足しているにもかかわらず、ｉＰＳ細胞ではテロメラーゼが正常に働くようになることを突き止めた。また、テロメアが修復され、正常の長さに戻ることも発見した。</span></blockquote>
　　　　　　
これを読んで :confused:  :m052: の方にニュースの中身を簡単に説明すると・・・
　　　　　　
テロメアに異常がある病気の方がいます。
そこで、その患者さんから皮膚細胞を採取し、それをもとに人工的に幹細胞（ips細胞）を作ります。
そこでは、正常なテロメアが作られます。そして、この幹細胞を患者さんに戻すことで、病気を治療していこうとするものです :tikara: 
　　　　　　　
疑問なのが、これを患者さんに戻した後、またテロメアが急速に減ったりしないのでしょうか :confused: ？
なんとなく対処療法的な気が・・・。

テロメアが減らないようにする研究は、まだ成果がでていないのでしょうか :confused: ？
テロメアの伸長のカギを握っているのは、<strong><span style="color:#ff3300;"><span style="color:#ff3300;">テロメラーゼ</span></span></strong>と呼ばれる<span style="color:#ff3300;">酵素</span>です。この酵素を活性化させることは、できないのでしょうか？
　　　　　　
まだ、解明されてはいませんが、このテロメラーゼ（酵素）の活性化を握っているのは、<strong><span style="color:#ff3300;"><span style="font-size:130%;">中心体</span></span></strong>ではないかと思います :m051: 
　　　　　　
なぜなら、テロメアが一定以下になると、細胞分裂は停止します :m010: 
そもそも、この<span style="color:#ff3300;">細胞分裂の指令を司っている</span>のが、「中心体」です。
この<strong><span style="color:#ff3300;">中心体がテロメラーゼに指令をだし、活性度をコントロール⇒その結果、テロメアが伸長したりするのではないでしょうか？</span></strong>

「中心体」に目を向けて研究すると、何か新たな発見があるかもしれないと思います！
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   <title>オスとメスの違いって何（7）～これまでの中間まとめ２～</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.biological-j.net/blog/2010/02/000946.html" />
   <id>tag:www.biological-j.net,2010:/blog//1.946</id>
   
   <published>2010-02-18T03:19:44Z</published>
   <updated>2010-02-18T03:48:32Z</updated>
   
   <summary>シリーズ「オスとメスの違いって何」の中間まとめの第2編です。 m132: では、その雄が獲得した変異は、種としてどのように継承されていくのか？ それを（５）では扱いました。 ...</summary>
   <author>
      <name>nannoki</name>
      
   </author>
         <category term="進化・適応の原理" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.biological-j.net/blog/">
      <![CDATA[シリーズ「オスとメスの違いって何」の中間まとめの第2編です。
m132: <strong>では、その雄が獲得した変異は、種としてどのように継承されていくのか？</strong>
それを（５）では扱いました。
]]>
      <![CDATA[<br>
<strong><span style="color:#000080;"><a href="http://www.biological-j.net/blog/2010/02/000942.html">（５）変異こそ生物史の中心命題</a></span></strong>
雄の遺伝子情報は精子によって伝達されますが、雄が獲得した変異情報はHY抗原を介して精子に伝わり、次世代へと継承されていくと予測されます。精細胞から精子が出精するまでの流れは、精巣（細精管）→精巣上体→輸精管→精嚢→出精の経路ですが、注目されるのは精巣上体です。外圧(変異)を伝達するHY抗原タンパク質も、おそらくこの精巣上体で分泌され、抗原抗体反応により精子中心体へ作用していると思われます。
<br>何故中心体かというと、
○<a href="http://www.biological-j.net/blog/2010/01/000935.html#more">中心体が細胞分裂の司令塔を担っている。</a>　
○<a href="http://www.biological-j.net/blog/2007/11/000338.html">精子のみに存在する器官である。</a>　
から。
中心体はRNAとタンパク質の複合体であるRNPで構成されており、遺伝情報を担うことが出来ます。中心体や免疫機能などが、外圧情報（新たな適応機能）の記憶、情報伝達に用いられているのでしょう。
<br>
 :m132: <strong>では、その中心体がどのように変異を継承していくのか。</strong>

<a href="http://www.biological-j.net/blog/tyuusintai002.html" onclick="window.open('http://www.biological-j.net/blog/tyuusintai002.html','popup','width=1000,height=412,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img alt="tyuusintai002.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/tyuusintai002.jpg" width="400" height="165" /></a>

<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=194898">【仮説】中心体は「変異誘発装置」ではないか</a>
<blockquote>細胞の「癌化」と捉えれば、中心体異常は生物にとってマイナス要因でしかないが、より根源的に考えてみると、この中心体異常と言うのは、細胞（遺伝情報）の「変異誘発」である可能性も考えられる。

良く知られるように、DNAは２重螺旋構造で非常に安定的である。遺伝子変異（突然変異）は遺伝子複製時のコピーミス、トランスポゾンやレトロポゾン等の内部要因と、紫外線による損傷等の外部要因によって引き起こされるが、通常遺伝子修復酵素によって、変異発生率は数億分の１の確立まで制御されている。

しかし、中心体異常による遺伝子分配のミス→突然変異の誘発は、修復酵素でも修復できない。ごく一部が変異を受ける程度なら、変異した遺伝子を”カット”した上で、DNA２重螺旋構造の鋳型利用によって、遺伝子を正常な形に修復できるが、そもそも正常に遺伝子が分配されなければ、修復も何もない。

人類の癌の発生率の高さから考えて、中心体異常によって引き起こされる変異率は相当に高く、先に挙げた内的要因・外的要因による遺伝子変異よりも、中心体異常によって、細胞が癌化する＝変異する可能性の方が遥かに高いことが伺い知れる。（当然、癌の増加の問題は様々な人工物質との関係性を探る必要はある）
～中略～
以上から仮説的に考えると、「中心体」（もっと広義には細胞分裂装置）は、それそのものが生物における「変異誘発装置」としての役割を担っている可能性があるのではないだろうか。（原核生物におけるＺリングによる細胞分裂でも同様のことが言える）

このように考えると、<span style="color:#ff3300;"><span style="background:#FFFFA4"><strong>「中心体」にも、安定機構と変異誘発機構の両方が備わっている可能性がある。</strong></span></span></blockquote>

刻々と変化する外圧に適応するためには、「安定」と「変異」の両立が不可欠で、哺乳類に至っては雌が安定存在、雄が変異存在と役割分化を促進させることで、より外圧への適応力を高めてきたといえる。
<br>
 :m132: <strong>ここで改めて雄と雌とは、どのような進化のベクトルに貫かれてきたのか？</strong>
それを（３）では扱いました。
<br>
<strong><span style="color:#000080;"><a href="http://www.biological-j.net/blog/2010/01/000937.html">（３）　オスメス分化の塗り重ね構造</a></span></strong>

オスメス分化が起こる前夜では、どのようなステップに進化してきたのか。

<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=166118">オスメス分化の塗り重ね構造</a>
<blockquote>多細胞動物の生殖系の進化のステップは、３段階。

　Ⅰ　保存と仕事の分化（殖・産分化）
　Ⅱ　精卵分化
　Ⅲ　雌雄躯体分化

Ⅰ　保存と仕事の分化（殖・産分化）
・真核倍数体生物は、保存（減数分裂システム：生殖細胞）と仕事（単純分裂システム：体細胞）へと機能を分化。これが多細胞化の起点。
・種の保存上、最も負担の大きい生殖を専門に分離することによって、体細胞系列を高度に機能分化させていくことも可能となった。
（中略）</blockquote>

元々は生殖も仕事も同じ細胞で行っていたのを、負担の大きい生殖を担う生殖細胞と、仕事の高度化を担う体細胞に分化したのが第一ステップ。

<blockquote>Ⅱ　精卵分化
・精子と卵子に配偶子が分かれたのは、運動と栄養の役割分担により、受精過程（出会い）と発生過程（エネルギーを要する）の両方に適応的な形態への分化。
（※精子と卵子に配偶子が分化したのはなんで？リンク）
（中略）
・精卵分化の本質は、精子：変異配偶子と卵子：保存配偶子への分化であることが見えてくる。変異と保存の分化、これがオスメス分化の原基となる。
・これは、変異＋不変の組み合わせによる、生物的に安定な生殖システムとも言える。
（※生物史から学ぶ『安定』と『硬直』の違い161317）</blockquote>

生殖細胞をさらに運動(精子)と栄養(卵子)の役割分担させ、変異＋不変＝安定の両立を仕組みを作り上げたのが第二ステップ。

<blockquote>Ⅲ　雌雄躯体分化
・雌雄の躯体が分化していく背景には、摂取機能の高度化⇒種間圧力上昇・・・という循環的な外圧上昇構造が前提にある。
・体細胞系列の高度化の要請と同時に、各々の配偶子、生殖巣、生殖器etcを緻密につくりあげるためには、精子をつくる躯体（オス）と卵子をつくる躯体（メス）を分化させたほうが合理的。
・また、動物ゆえの種間圧力⇒摂取能力高度化・・・に対応するため、幼体保護と防衛力上昇の要請が加わる。これは必然的に（保存性に特化した卵子を持つ）メスの生殖負担の増大、そして、それとバランスするようにオスの闘争負担が増大させる方向へつながる。これは脊椎動物の進化史とも符合する。
・これらにより、動物の雌雄の躯体は分化していったと考えられる。

★オスとは何か？　メスとは何か？
・変異性の上に、闘争能力（役割）が塗り重ねられた存在＝オス
・保存性の上に、生殖能力（役割）が塗り重ねられた存在＝メス</blockquote>

このように、外圧に適応するためオスメスの役割分化を特化する形で進化を塗り重ねてきたわけですが、哺乳類はこのベクトルをさらに推進する方向で進化してきました。
<br>
次回は、これら進化のベクトルに沿った哺乳類固有の特徴を扱いたいと思います。
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   <title>オスとメスの違いって何（6）～これまでの中間まとめ１～</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.biological-j.net/blog/2010/02/000945.html" />
   <id>tag:www.biological-j.net,2010:/blog//1.945</id>
   
   <published>2010-02-17T10:08:03Z</published>
   <updated>2010-02-17T14:44:02Z</updated>
   
   <summary>「オスとメスの違いって何？」を何回かのシリーズで記事を書いてきましたが、今回は少しこれまでの流れを整理してみたいと思います。 　（１）オスとメスはどうやって決まるのか？ まず（１）では、性染色体によってオスとメスが決まるのは哺乳類と鳥類のみであり、それ以前の爬虫類や両生類、魚類は、温度や体格差、PHなど周りの環境要因によって決まる種がいることを紹介しました。 爬虫類の温度依存による性決定 性決定の仕組みは種によって非常に多様ですが、生物がオスとメスに分かれた初期は、性の分化がはっきり決まっていたのではなく、環境要因によって、最適の適応戦略がとれるよう柔軟にオスメスが組み替えられるものとして始まりました。そして進化した種ほど、オスメスの役割固定を高めていくベクトルに貫かれていることが伺えます。  :m132: では、この環境要因によって性が決まる仕組みとは、どのようになっているのか？ それを（２）では扱いました。...</summary>
   <author>
      <name>nannoki</name>
      
   </author>
         <category term="進化・適応の原理" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.biological-j.net/blog/">
      <![CDATA[「オスとメスの違いって何？」を何回かのシリーズで記事を書いてきましたが、今回は少しこれまでの流れを整理してみたいと思います。
<br>
<a href="http://www.biological-j.net/blog/2010/01/000932.html">　<strong><u>（１）オスとメスはどうやって決まるのか？</u></strong></a>
まず（１）では、性染色体によってオスとメスが決まるのは哺乳類と鳥類のみであり、それ以前の爬虫類や両生類、魚類は、温度や体格差、PHなど周りの環境要因によって決まる種がいることを紹介しました。
<a href="http://www.biological-j.net/blog/%E7%88%AC%E8%99%AB%E9%A1%9E%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC.html" onclick="window.open('http://www.biological-j.net/blog/%E7%88%AC%E8%99%AB%E9%A1%9E%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC.html','popup','width=402,height=220,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img alt="%E7%88%AC%E8%99%AB%E9%A1%9E%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/%E7%88%AC%E8%99%AB%E9%A1%9E%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC.jpg" width="402" height="220" />
</a>
爬虫類の温度依存による性決定
<br>
性決定の仕組みは種によって非常に多様ですが、生物がオスとメスに分かれた初期は、性の分化がはっきり決まっていたのではなく、環境要因によって、最適の適応戦略がとれるよう柔軟にオスメスが組み替えられるものとして始まりました。そして進化した種ほど、オスメスの役割固定を高めていくベクトルに貫かれていることが伺えます。
<br> :m132: <strong>では、この環境要因によって性が決まる仕組みとは、どのようになっているのか？</strong>
それを（２）では扱いました。]]>
      <![CDATA[<br>
<strong><a href="http://www.biological-j.net/blog/2010/01/000934.html"><u>（２）　性決定因子の働きがオスとメスを分ける</u></a></strong>
旧い種から順番に整理すると、<strong>【1．雌雄同体型】【2．性転換型】【3．孵化時環境決定型】【4．遺伝子決定型】</strong>となります。このうち1～3は性染色体を持っていません。つまり、<strong><span style="color:#ff3300;"><span style="background:#FFFFA4">性の本質的な決定因子は性染色体ではない</span></span></strong>ことを意味しています。
<br>どのように性は決定しているのか？なんでや劇場では以下のような仮説が提示されました。
<a href="http://www.biological-j.net/blog/koukin003.html" onclick="window.open('http://www.biological-j.net/blog/koukin003.html','popup','width=1000,height=338,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img alt="koukin002.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/koukin002.jpg" width="402" height="135" /></a>
なんでや劇場資料
<br>
<strong>【1．雌雄同体型】</strong>
雌雄同体のDNAにはオスメスどちらにもなれるように、DNA上の造卵形成因子と造精形成因子が同時に作動し、同一個体に2つの生殖腺から卵巣と精巣を形成します。
<br><strong>【2．性転換型】</strong>
これが性転換型になると、造卵(精)形成因子の働きを拘禁する造卵(精）拘禁因子が形成されます。この拘禁因子が、温度、体格、PH等の影響によって拘禁因子の強弱が生じ、造卵or造精のどちらかの形成因子を拘禁することで、卵巣か精巣のどちらかに統一されることになります。
<br><strong>【3．環境/遺伝子決定併存型】</strong>
さらに、爬虫類などの環境/遺伝子決定併存型では、相同染色体間で造卵(精）拘禁因子の強弱の偏りが生じます、造卵拘禁因子が弱くなっていったのが、後のホモ染色体(X染色体）につながり、造精拘禁因子が弱くなっていったのが後のヘテロ染色体(Y染色体）となっていったと考えられます。温度やPH等の環境要因がこの拘禁因子の強弱関係を変化させ、オスメスを決めていったのではないかと思われます。<br>ここまでが爬虫類までの性決定の仕組みです。
<br>
 :m132: <strong>では、なぜ鳥類、哺乳類は性染色体によってきまる仕組みにしたのか。</strong>
それを（４）で扱いました。
<br>
<span style="color:#000080;"><strong><a href="http://www.biological-j.net/blog/2010/02/000940.html"><u>（４）　性染色体で性決定するのはなんで？</u></a></strong></span>
 :m132: <strong>そもそもX染色体、Y染色体とは何か？</strong>

X染色体(ホモ)が2対ある場合は、もし片方の染色体が異常をきたしても、ペアとなるX染色体により修復することが可能となります。女性の方が男性よりも遺伝病が少ないと言われる所以です。つまりX-Xは安定した性染色体といえます。
<br>一方Y染色体はX染色体の10％未満(ヒトの場合)と、非常に短い染色体です。Y染色体も元々はX染色体と同様の相同染色体でしたが、相同性が欠失すると、交差（組み替え）が起こらなくなるため、どんどん遺伝子を喪失し、さらに変異を蓄積していったのではないかと考えられます。
<br>まとめると、<strong><span style="color:#ff3300;"><span style="background:#FFFFA4">X-X染色体(ホモ)は安定的な染色体で、X-Y染色体(ヘテロ)は変異を蓄積していく遺伝子といえます。</span></span></strong>
<br>
 :m132: <strong>では、哺乳類は雄が変異を担うようになったのは何故か？</strong>
<br>哺乳類は、胎生という淘汰圧が働きにくい生殖様式を持つゆえ、オス同士の性闘争本能を強化することで淘汰適応を実現しています。（<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=1321">「哺乳類の性闘争本能」</a>）
<br>そこでは、オスの相対的な強さこそが決定的ですが、その差は常に僅差です。しかし、その僅差が圧力源であり、最先端の適応様式となった以上、獲得した変異はオスの染色体に蓄積していった方が適応的だったのではないでしょうか。（<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=3996&pgh=0">参考：「外圧適応態」</a>）
<br><strong><span style="color:#ff3300;"><span style="background:#FFFFA4">つまり、安定を担う雌の役割と、変異を担う雄の役割を特化させていったのが哺乳類といえます。</span></span></strong>
<br>
 :m132: <strong>では、その雄が獲得した変異は、種としてどのように継承されていくのか？</strong>
それを（５）では扱いました。
<br>
次回へ続く・・]]>
   </content>
</entry>
<entry>
   <title>実現論勉強会シリーズ９：人類の雌雄分化と人類の弱点</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.biological-j.net/blog/2010/02/000944.html" />
   <id>tag:www.biological-j.net,2010:/blog//1.944</id>
   
   <published>2010-02-16T08:06:57Z</published>
   <updated>2010-02-20T02:25:15Z</updated>
   
   <summary>実現論勉強会シリーズ第9弾 :m034:    ～前回のポイント～ ・人類の最先端機能たる観念機能は、現実課題に応えるためにあり、行動を導く為にある ・観念機能は目の前の現実世界（自然や同類）を対象化⇒事実認識の蓄積によって人類の生存様式を進化 さて、今回はこの観念機能を獲得した人類の男女関係（雌雄分化）を見て行きます。 本能が混濁する程のすさまじい外圧に晒され、恒常的な飢えや怯えの不全を抱えたままの人類が、何故生き延びる事が出来たのか？ 実際、推計では200万年～6万年前までの間の人口増加率は0.12％／千年程度とも言われています。1,000年に一人も増えないほど過酷な状況。むしろ、生き残ったのが奇跡的 :shock: とも言える数字です。 しかし、樹上機能を失い、種間闘争にも全く勝てない弱者は、唯一の武器である共認機能にひたすら収束し、想像を絶する不全感を克服していったのです。...</summary>
   <author>
      <name>kawait</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.biological-j.net/blog/">
      <![CDATA[<span style="color:#009933;">実現論勉強会シリーズ第9弾</span> :m034:   

～前回のポイント～

<span style="color:#696969;">・人類の最先端機能たる観念機能は、現実課題に応えるためにあり、行動を導く為にある
・観念機能は目の前の現実世界（自然や同類）を対象化⇒事実認識の蓄積によって人類の生存様式を進化</span>

さて、今回はこの観念機能を獲得した人類の男女関係（雌雄分化）を見て行きます。
本能が混濁する程のすさまじい外圧に晒され、恒常的な飢えや怯えの不全を抱えたままの人類が、何故生き延びる事が出来たのか？


実際、推計では200万年～6万年前までの間の人口増加率は<span style="color:#FFAE35;">0.12％／千年</span>程度とも言われています。1,000年に一人も増えないほど過酷な状況。むしろ、生き残ったのが奇跡的 :shock: とも言える数字です。

しかし、樹上機能を失い、種間闘争にも全く勝てない弱者は、唯一の武器である共認機能にひたすら収束し、想像を絶する不全感を克服していったのです。

]]>
      <![CDATA[<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=100&c=1&t=7">ト．人類の雌雄分化と人類の弱点</a>

<blockquote>　人類はつい一万年前まで、まともに地上を歩くことが出来ず洞窟に隠れ棲むしかない様な、凄まじい外圧に晒されていた。<a href="http://www.biological-j.net/blog/jyane3.jpg"><img alt="jyane3.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/jyane3-thumb.jpg" width="240" height="155" /></a><span style="font-size:80%;">（洞窟イメージ。実際はもっと暗くじめっとした空間であったと思われる。）</span>

従って、人類のメスはサル以上に極度に依存収束を強め、<span style="background:#FFE3E3">首雄収束⇒応望収束回路</span>を発達させていった。しかも人類のメスは（首雄でも防ぎ切れない）飢えや怯えに晒され、サル以来はじめて自らの不全感を直撃されたメスは専ら解脱収束を強め、<span style="background:#FFE3E3">強力な解脱収束⇒性機能収束回路（エンドルフィンとドーパミンの快感回路）を形成</span>していった。だから、人類の女は徹頭徹尾、応望存在であり、自らの役割欠損を専ら性機能に収束させてゆく性的存在である。もちろん、<span style="background:#FFDBA4">それら全ては首雄の期待に応えて役割充足を得る為</span>であり、従って<span style="background:#C8FFFF">男たちはそんな女たちを、純粋にかつ積極的に肯定視</span>してきた。それどころか、樹上機能を失い、絶望的な状況下に置かれたカタワのサル＝人類が、その極限時代五〇〇万年間を生き延びることが出来たのは、性と踊りをはじめとする強力な解脱充足回路を形成し得たからであり、もしそれがなければ、人類は生きる希望を失って早々に絶滅していたであろう。この様なサル→人類を貫くメスの応望存在化⇒性的存在化が、生物進化を貫く雌雄差別化のベクトルに合致した、その一つの極限的な実現形態であることは言うまでもない。</blockquote>


人類のメス達は、主雄を通じて集団を貫く外圧＝不全を捉え、全的に応望する事で活きる望みを繋いで行ったのです。

強力な解脱回路を発達させた事で大きく充足収束したのですが、ここでのポイントは相手の不全を解くための解脱行為が中心であった、という部分です。これこそが共認の真髄と言っても良いと想うのですが、極限時代のメス達は徹頭徹尾相手の期待に応える事で相手を充足させる事に喜び・活力を見出して行ったのです。（<span style="color:#FFAE35;">と～っても、ありがたいですね</span> :m021: ）

しかし、その実現形態も、外圧の克服により徐々に問題を孕むもの :-( へと変動して行きました。
 　 　 
<blockquote>　凄まじい外圧に晒され、共認機能（更に観念機能）を唯一の命綱として生き延びた人類は、共認を破壊する性闘争や自我を五〇〇万年に亙って全面封鎖してきた。実際、この極限状況では、人類は期待・応望の解脱充足を生きる力の源にしており、その充足を妨げ、生きる力の源を破壊する様な性闘争や自我が徹底的に封鎖されてゆくのは必然である。あるいは、絶対的な課題共認・規範共認によって（つまり、絶対的な共認圧力＝集団統合力によって）、性闘争や自我が発現する余地など、全くなかったとも言える。しかし、人類は外圧を克服してゆくにつれて、極めて厄介な自己矛盾に陥ってゆく。  　 </blockquote>
 

<blockquote>　問題は、共認機能が不全感を捨象する為の解脱共認（エンドルフィンやドーパミンの解脱充足回路）を母胎としていることである。
もちろんそれは、本能ではどうすることも出来ない、本能が混濁するほどの凄まじい外圧→不全感から解脱する為に形成された回路である。しかし、その解脱充足回路＝期待・応望回路が、唯一の開かれた可能性の実現として形成された以上、本能をはじめ全ての回路がそこ（＝解脱回路）へと可能性収束するのは必然である。事実、サル・人類はこの解脱共認回路を命綱として生き延び、進化してきた。従ってサル・人類は、何であれ不全感が刺激されると（例えば、動物にとっては当然のことである暑さや寒さや雨に濡れることなどの不快、あるいは共認動物に固有の存在理由欠乏→自我の充足欠損の不快を感じると）、自動的に解脱充足回路に収束する。とりわけ、極限時代五〇〇万年に亙って解脱充足を生きる活力源として生き延びてきた人類は、解脱充足なしには一時も生きておれない解脱動物となって終った。動物なら、例えばネコなどは、よく縁側で陽光を浴びながら日がなじっと寝そべっているが、<a href="http://www.biological-j.net/blog/20090510%25E3%2581%25B2%25E3%2582%258B%25E3%2581%25AD%25E3%2581%2593%25E5%25B8%25B0%25E3%2582%258A.jpg"><img alt="20090510%25E3%2581%25B2%25E3%2582%258B%25E3%2581%25AD%25E3%2581%2593%25E5%25B8%25B0%25E3%2582%258A.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/20090510%25E3%2581%25B2%25E3%2582%258B%25E3%2581%25AD%25E3%2581%2593%25E5%25B8%25B0%25E3%2582%258A-thumb.jpg" width="200" height="132" /></a>実は人間にはそれができない。人間は、時間があると決してじっとしておれずに、音楽を聴いたり本を読んだりテレビを見たり、あるいは誰かとおしゃべりしたり、とにかく何らかの解脱充足を味わっていないと生きておれないのである。人類固有の物的欠乏も、涙と笑いも、芸術も、全てはこの解脱欠乏が生み出したものである。とにかく、人間がいかに強く解脱充足を必要とする動物であるかを、人類は深く自覚しておく必要がある。 </blockquote>


常に解脱を貪る、という辺りは誰もが実感するところではないでしょうか？

<a href="http://www.biological-j.net/blog/rs32-91.jpg"><img alt="rs32-91.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/rs32-91-thumb.jpg" width="300" height="213" /></a>
特に近代以降は、「遊びの時代」であったと言っても過言では無い位に、様々な娯楽道具を発展させ、快美充足に溺れてきた歴史と言えます。これは、極限時代の活きる源でもあった「解脱充足」が、暇な余りに充足できないという不全を解消する為の堕落回路へと転換してしまったのです。

 　 　 
<blockquote>　もちろん、強力な外圧に晒されている時には、サル・人類はこの解脱共認を母胎にして、その上に闘争系の共認を形成し、そこ（課題共認や役割共認）へ収束する。だが、外圧が低下すると、忽ち闘争（集団）収束力が低下して、時間さえあれば解脱充足を貪る様になる。つまり、元々は凄まじい外圧→不全感から解脱する為に形成された解脱回路は、外圧が低下すると、むしろその充足だけを貪る為の堕落回路となる。問題は、そこにある。人類は、外圧が低下すると解脱収束し、堕落してゆく。しかも、外圧が高く闘争・課題共認への収束力が強ければ僅かな解脱でも充分に充足できるのに、闘争・課題共認への収束力が低下すると、どれだけ解脱を貪ってもなお充足できなくなる。だから、解脱回路は共認の母胎であると同時に、麻薬でもあり、人類の最大の弱点ともなる。 </blockquote>

この弱点を抱え、堕落しまくった結果が、現在の閉塞した社会という結果を齎したのは言うまでもありません。

しかし近年、いよいよその閉塞感は本能の奥底に在る適応欠乏にまで至り、意識潮流に明確な変化を顕現させました。

それが、<span style="font-size:130%;"><span style="color:#6666ff;">『遊びの衰退→私権体制の崩壊⇒共同体の時代へ』</span></span>という状況認識です！

 :m118: 参考 :m118: 
<a href="http://blog.trend-review.net/blog/2010/02/001538.html">1/31なんでや劇場レポート１　「遊びの失速」は、何を意味しているのか？</a>

<a href="http://blog.trend-review.net/blog/2010/02/001541.html">1/31なんでや劇場レポート2　私権体制の崩壊⇒共同体の時代へ</a>


最近、遊びよりもマジ話の方がよっぽど充足する、という話をよく耳にします。

あるいは、社会不全からマジ話による状況探索というベクトルは、外圧に適応した正しい解脱とも言えるかもしれません。

先人達が過酷な外圧環境の中で獲得した人類特有の共認機能や観念機能を、ようやく適切に使う時代が到来したのだと想います。]]>
   </content>
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   <title>メスがオスに求愛をする！？</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.biological-j.net/blog/2010/02/000943.html" />
   <id>tag:www.biological-j.net,2010:/blog//1.943</id>
   
   <published>2010-02-13T16:32:59Z</published>
   <updated>2010-02-14T07:56:57Z</updated>
   
   <summary>みなさん、今日は、バレンタインデーですね :m020:  　　　 　　　　　　 私は、今年は、「可能なかぎり手作り！」ということで、女の子５人で、74人分のチョコ＆ブラウニーを作りました～ :D  一日がかりですが、日ごろの感謝を込めて贈りたい :m022: ので、がんばりました :tikara:  それに、渡すと喜んでくれるので、嬉しくて :m024:  　　　　　 バレンタイというのは、女性の方から男性に想いを伝える日 :m021:  　　　　　　 ということで、それにちなんで、今回は「メスがオスに求愛をする」生物を紹介します :m051:  　　　　　　 続きを読む前にクリックお願いします。       ...</summary>
   <author>
      <name>miwa</name>
      
   </author>
         <category term="進化・適応の原理" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.biological-j.net/blog/">
      <![CDATA[みなさん、今日は、<span style="background:#FFE3E3"><strong><span style="color:#ff3300;">バレンタインデー</span></strong></span>ですね :m020: 
　　　
<img alt="%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%88.gif" src="http://www.biological-j.net/blog/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%88.gif" width="200" height="185" />
　　　　　　
私は、今年は、「可能なかぎり手作り！」ということで、女の子５人で、<span style="color:#ff3300;">74人分</span>のチョコ＆ブラウニーを作りました～ :D 
一日がかりですが、日ごろの感謝を込めて贈りたい :m022: ので、がんばりました :tikara: 
それに、渡すと喜んでくれるので、嬉しくて :m024: 
　　　　　
バレンタイというのは、女性の方から男性に想いを伝える日 :m021: 
　　　　　　
ということで、それにちなんで、今回は<span style="font-size:130%;"><strong><span style="color:#ff3300;">「メスがオスに求愛をする」</span></strong></span>生物を紹介します :m051: 

　　　　　　
続きを読む前にクリックお願いします。
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]]>
      <![CDATA[通常求愛は「オスからメス」が一般的ですが、<span style="color:#ff3300;">「メスからオスへ求愛する生物」</span>がいるんです。
　　　　
それは、<span style="color:#ff3300;"><span style="font-size:130%;">「イワヒバリ」</span></span>という鳥です。
　　　　
<img alt="%E3%82%A4%E3%83%AF%E3%83%92%E3%83%90%E3%83%AA.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/%E3%82%A4%E3%83%AF%E3%83%92%E3%83%90%E3%83%AA.jpg" width="470" height="346" />

　　　
　　　
イワヒバリは、標高2400メートル以上の高山で繁殖する鳥です。
通常、鳥は一羽の雄と一羽の雌がセットになって繁殖します。
しかし、イワヒバリは、４、５羽から１０羽程度でグループを作り、グループ内で複数のオスメスが求愛交尾します :shock: 
そして、なんと、<span style="color:#ff3300;">メスが尾っぽ振り振りして、オスに求愛をする</span>のです！！
しかも、オスもメスもグループ内順位が付いていて、上位のものほど交尾の回数が多いとのこと :shock: 
　　　
<img alt="%E6%B1%82%E6%84%9B%E4%B8%AD%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%AF%E3%83%92%E3%83%90%E3%83%AA.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/%E6%B1%82%E6%84%9B%E4%B8%AD%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%AF%E3%83%92%E3%83%90%E3%83%AA.jpg" width="256" height="154" />
メス（左）が尾羽をふってオス（右）にアピール中 
画像はこちらからお借りしています。→<a href="http://www.nhk.or.jp/darwin/program/program135.html">「ダーウィンが来た！」</a>
　　　
そして、<span style="color:#ff3300;">子育ても複数</span>でやります :m051: 
オスは、自分の子どもでなくとも、エサを運んできます。
（そもそも、交尾自体が、複数なので自分の子がどれかという認識はないと思いますが・・・。）
上位のメスの巣ほどオスがエサ運びにやってくる頻度が高いようです！

交尾も子育ても複数というのは、環境の厳しい高地での適応方法なのでしょうね。
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   </content>
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   <title>オスとメスの違いって何？(5)～変異こそ生物史の中心命題</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.biological-j.net/blog/2010/02/000942.html" />
   <id>tag:www.biological-j.net,2010:/blog//1.942</id>
   
   <published>2010-02-13T11:18:44Z</published>
   <updated>2010-02-15T21:18:18Z</updated>
   
   <summary>哺乳類はXY（雄へテロ）型の性染色体を持ち、Y染色体に変異情報が蓄積されているのではないか？と当ブログで提起されています。　※参考：性染色体は変異の模索機構 引き続き、今回は外圧情報（＝新たな外圧に対する適応情報）をどのようにして伝達するか、そのメカニズムを考えてみたいと思います。 その前にポッチ   とお願いします。       ...</summary>
   <author>
      <name>tsuji1</name>
      
   </author>
         <category term="進化・適応の原理" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.biological-j.net/blog/">
      <![CDATA[哺乳類はXY（雄へテロ）型の性染色体を持ち、Y染色体に変異情報が蓄積されているのではないか？と当ブログで提起されています。　※参考：<a href="http://www.biological-j.net/blog/2008/02/000396.html">性染色体は変異の模索機構</a>

<img alt="%E5%8F%97%E7%B2%BE.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/%E5%8F%97%E7%B2%BE.jpg" width="284" height="240" />


引き続き、今回は外圧情報（＝新たな外圧に対する適応情報）をどのようにして伝達するか、そのメカニズムを考えてみたいと思います。





<p>その前に<span style="font-size:120%;"><span style="color:#FFAE35;"><b>ポッチ</b></span> <img src="http://www.biological-j.net/blog/images/m092.gif" alt="m092" border="0" /><br />
 </span>とお願いします。 <img src="http://www.biological-j.net/blog/images/m034.gif" alt="m034" border="0" /><br />

 <img src="http://www.biological-j.net/blog/images/m136.gif" alt="m136" border="0" /><br />
  <br><br />
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]]>
      <![CDATA[父親の情報は当然のことながら精子から受け継ぐことになりますが、その精子形成の過程はというと、

<img alt="%E7%B2%BE%E5%B7%A3%E4%B8%8A%E4%BD%93.gif" src="http://www.biological-j.net/blog/%E7%B2%BE%E5%B7%A3%E4%B8%8A%E4%BD%93.gif" width="316" height="230" />


精細胞から精子が出精するまでの流れは、精巣（細精管）→精巣上体→輸精管→精嚢→出精の経路で、注目されるのは精巣上体です。

<blockquote>哺乳動物の精巣上体は、長さが数十メートルにも及ぶ一本の細管からできており、精巣に近い部分から頭部、体部、尾部に分けられている。精子はその中を数日から10日程かかって移動し成熟する。

精巣上体では、その部位に応じて多種多様のタンパク質があり、それらタンパク質を介して運動能、受精能を獲得していく。外圧(変異)を伝達するHY抗原タンパク質も、おそらくこの精巣上体で分泌され、抗原抗体反応により精子中心体へ作用していると思われる。

また、精巣網と精巣上体を繋ぐ精巣輸出管は、精巣上体の頭の大部分を占める部分だが、この精巣輸出管の結合組織には血管とリンパ管が豊富に存在している。刻々と変化する抗原抗体反応は、この精巣輸出管によって精子に伝達されている可能性あり。</blockquote>

精細胞膜には100種類を超えるタンパク質が付着しています。卵子が、精子という異物を一つだけ取り込む受精のためだけでなく、精巣輸出管で為される抗原抗体反応をはじめ様々な外圧情報を細胞内に取り込んでいるのではないでしょうか。

獲得免疫のような機能なら、新たな外圧を細胞内に記憶することが可能です。

<img alt="%E7%B2%BE%E5%AD%90100216.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/%E7%B2%BE%E5%AD%90100216.jpg" width="248" height="240" />

<blockquote>この事から考えられられるのは、抗原シャワーを浴びた精子の中のある器官が抗原から受け取った情報を蓄積、伝達する機能を有しているという事だ。

ここで注目したいのが「中心体」である。
なぜ中心体かというと、

○中心体が細胞分裂の司令塔を担っている。　※参照：<a href="http://www.biological-j.net/blog/2010/01/000935.html#more">生物史に興味を持ってもらうシリーズ－３　～その１．中心体が生命活動の統合役～</a>

○精子のみに存在する器官である。　※参照：<a href="http://www.biological-j.net/blog/2007/11/000338.html">精子と中心体</a>

からである。
精子のみに存在する中心体が抗原シャワーを浴びる事で何かしら変異し、細胞分裂時にその変異を発現させると考える事が出来るのではないだろうか。

<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=226268">中心体が外圧情報を伝達する</a>
</blockquote>

中心体はRNAとタンパク質の複合体であるRNPで構成されており、遺伝情報を担うことが出来ます。
中心体や免疫機能などが、外圧情報（新たな適応機能）の記憶、情報伝達に用いられているのでしょう。

<blockquote>中心体の構造は、GTP(GDP)とチューブリンタンパクという非常にシンプルである。とすると、ペンローズ・ハメロフ・モデルで提唱しているような、「デジタル的変化」(二進法の様なイメージ)によって変異を伝達している可能性は十分に考えられるのでは無いだろうか。</blockquote>
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   </content>
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<entry>
   <title>実現論勉強会シリーズ８　人類：極限時代の観念機能：後編</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.biological-j.net/blog/2010/02/000941.html" />
   <id>tag:www.biological-j.net,2010:/blog//1.941</id>
   
   <published>2010-02-09T06:08:08Z</published>
   <updated>2010-02-09T06:43:38Z</updated>
   
   <summary>  :m146:  前回のおさらい :D  ・足の指の退化による安全な生活圏（樹上）の喪失…人類＝カタワの猿 ・想像を絶する過酷な自然・外敵圧力＝生存圧力の増大 ・直面する現実対象（過酷な自然）に対し、生存をかけた自然への期待・応望の試み ・自然に対する共認機能の作動（現実対象の凝視）⇒自然を応望すべき対象として精霊 　を措定 ・人類固有の観念機能の原点（事実認識＝科学認識の原点） 　観念機能の更なる先端化による生産様式の向上→弓矢の発明・生産/生存様式の進化 でした :m026:  人類はこの観念機能により劇的な進化を遂げますが、何も問題なく現在に至っている訳ではありません。むしろ現代における諸問題はこの観念機能によって引き起こされていると言ってもいいでしょう :m004:  今回はこの観念機能が孕む危険性について紹介していきたいと思います。 ...</summary>
   <author>
      <name>mizuguti</name>
      
   </author>
         <category term="4)サルから人類へ…" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.biological-j.net/blog/">
      <![CDATA[<img alt="o0760049110186477954%5B1%5D.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/o0760049110186477954%5B1%5D.jpg" width="500" height="340" />


 :m146: 

前回のおさらい :D 

<span style="color:#696969;">・足の指の退化による安全な生活圏（樹上）の喪失…人類＝カタワの猿
・想像を絶する過酷な自然・外敵圧力＝生存圧力の増大
・直面する現実対象（過酷な自然）に対し、生存をかけた自然への期待・応望の試み
・自然に対する共認機能の作動（現実対象の凝視）⇒自然を応望すべき対象として精霊
　を措定
・人類固有の観念機能の原点（事実認識＝科学認識の原点）
　観念機能の更なる先端化による生産様式の向上→弓矢の発明・生産/生存様式の進化</span>

でした :m026: 

人類はこの<span style="color:#ff3300;">観念機能により劇的な進化を遂げます</span>が、何も問題なく現在に至っている訳ではありません。むしろ<span style="color:#009933;">現代における諸問題はこの観念機能によって引き起こされていると言ってもいいでしょう :m004: </span>
今回はこの観念機能が孕む危険性について紹介していきたいと思います。
]]>
      <![CDATA[<blockquote>　<span style="color:#696969;">この観念機能（特に言葉）は、サルが頼りにする表情や身振りによる共認よりも、遥かに多様で容易な共認を可能にし、共認内容の無限の組み替えを可能にする。従って、観念機能こそ、ＤＮＡ進化に替わる新たな進化機能＝共認機能の完成形態であると言える。しかし、観念機能がＤＮＡ組み替えを超えた新たな進化機能であるという事は、その機能を獲得した人類は、その共認＝観念内容によって進化もすれば退化もする可能性を孕むことになる。</span></blockquote>  　 

 :m146: 

観念機能獲得以前は、外圧に適応する手段として体細胞の変異が主だったが、<span style="color:#ff3300;">観念＝知能を獲得することにより、外圧への適応能力が飛躍的に向上</span>しました。<span style="color:#009933;">しかしこの機能は退化の恐れも孕んでいる</span>ようです。

 :m147: 
 　 　 
<blockquote><span style="color:#696969;">　人類の最先端機能たる観念機能は、あくまでも本能回路や共認回路を充足する為にある。もっと簡単に言えば、現実課題に応えるためにあり、行動を導く為にある。従って、観念機能は、精霊信仰以来一貫して目の前の現実世界（自然や同類）を対象化してきた。そして現実対象⇒事実認識の蓄積によって、人類の生存様式を進化させてきた。</span></blockquote>  　 

 :m146: 

現実課題に応える、つまり<span style="color:#ff3300;">期待応望による充足を得るために観念機能は存在</span>し、<span style="color:#009933;">これによる認識の蓄積が生存の要</span>になっています。

 :m147: 
 　 　 
<blockquote><span style="color:#696969;">　しかし、本源集団が解体された私権統合社会では、現実課題に応える為の観念機能は専ら私権の獲得に収束し、自分のことしか考えられない人間を作り出した。当然その私権闘争は、本源価値を抑圧し、解体してゆく。しかし、共認回路の充足の必要は、絶対である（サル・人類はそれなしには生きられない）。そこで、観念機能は（私権追求とは別に）現実には失われてゆく本源価値を、頭の中だけで対象化することによって、共認回路を充足させる方向に向かった。こうして、現実対象不在の架空観念（神や愛や自由、つまり古代宗教や近代思想）が捏造されていった。それによって、人類を進化させてきた観念機能の認識ベクトルは、現実対象から不在対象（頭の中に内在する本源価値）へと180度逆転させられてしまったのである。それだけではない。本来の観念機能は、本能課題や共認課題に直結して行動と一体となって作動するが、現実対象を捨象したこの即自観念（頭の中に内在する本源価値を言葉化しただけの観念）は、現実の一切の活動から切り離され、ただ「観念」それ自体の為に存在する。これは観念の倒錯である。</span></blockquote>  　 

 :m146: 

本来ならば、<span style="color:#009933;">観念機能により現実対象に応えていくことで共認充足を得る</span>ことができますが、観念を用い私権(自分第一)に収束してしまったことにより、充足欠乏状態に陥ることになります。
その結果、<span style="color:#ff3300;">架空観念(想像の世界)に充足を求める</span>ことになります。これが現代に巣くっている近代思想であり、観念機能は現実とは別の次元で存在することになります。

 :m147: 

<blockquote><span style="color:#696969;">　こうして古代宗教や近代思想に代表される「観念」は、人々にとって、現実離れした、役に立たないモノになり果ててしまった。今や、かかる倒錯観念を駆使してメシを喰っている官僚や学者やマスコミ等の統合階級を除けば、誰も「観念」など信じていない。しかし、観念機能が人類の命綱（最先端機能）であるという事実は、不変である。それに、本来の観念機能を再生するのは、それほど困難なことではない。現実課題に応える為に、とことん現実を直視し対象化してゆきさえすれば、観念機能は再生されてゆく。この『実現論』は、その一里塚である。</span></blockquote> 

 :m146:  

 :m147: 

事実、<span style="color:#009933;">観念機能があったからここまで進化を遂げ繁栄できました :m033: </span>観念機能獲得から何十万年も経ちますが、私権に収束するようになってからは、まだ五千年しか経っていません。このことを考えると、<span style="color:#009933;">本来の観念機能の再生は十分に可能であり、<span style="color:#ff3300;">私権社会から共認社会へ収束している現代は、その基盤ができている</span>と言えます</span>。
あとはいかに現実対象と期待応望の関係を結んでいけるか(心を開いていけるか)ですね :D  :m096: 
]]>
   </content>
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<entry>
   <title>オスとメスの違いって何？(4)～なぜ哺乳類・鳥類は性染色体でオス・メスが決まるの？</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.biological-j.net/blog/2010/02/000940.html" />
   <id>tag:www.biological-j.net,2010:/blog//1.940</id>
   
   <published>2010-02-04T14:50:00Z</published>
   <updated>2010-02-05T15:42:33Z</updated>
   
   <summary> 図は名古屋大学動物遺伝制御学研究室からお借りしました。 　性別が比較的はっきりしている魚類や爬虫類などでも、性染色体と呼べるものは無く、気温やｐＨなど外的要因で性別が決まります。（「オスとメスの違いって何？(1)～オスとメスはどうやって決まるのか～」） それに対して、哺乳類・鳥類では、性染色体で性別が決定されます。つまり、魚類・爬虫類など成体後に性別が決まる種とは異なり、受精段階で性別が決定されます。 なぜか？ ↓応援よろしくお願いします。    ...</summary>
   <author>
      <name>blogger0</name>
      
   </author>
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.biological-j.net/blog/">
      <![CDATA[<p>
<img alt="Fig2.png" src="http://www.biological-j.net/blog/Fig2.png" width="480" height="295" /><br>
図は<a href="http://www.agr.nagoya-u.ac.jp/~ikushu/study2.html" target="blank">名古屋大学動物遺伝制御学研究室</a>からお借りしました。
</p><br><p>
　性別が比較的はっきりしている魚類や爬虫類などでも、性染色体と呼べるものは無く、気温やｐＨなど外的要因で性別が決まります。（<a href="http://www.biological-j.net/blog/2010/01/000932.html">「オスとメスの違いって何？(1)～オスとメスはどうやって決まるのか～」</a>）
</p><br><p>
それに対して、哺乳類・鳥類では、性染色体で性別が決定されます。つまり、魚類・爬虫類など成体後に性別が決まる種とは異なり、受精段階で性別が決定されます。
</p><br><p>
<h1>なぜか？</h1>
</p><br><p>
↓応援よろしくお願いします。
<br>
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</p>]]>
      <![CDATA[<!-- ここから「続き」 -->
<p>
これは、「雌雄躯体分化」という概念で説明できると思います。
<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=166118 target="blank">「オスメス分化の塗り重ね構造」</a>から引用します。

<blockquote>
III 雌雄躯体分化
・動物の場合、精卵分化から、雌雄の躯体が固定的に分かれるようになるまで、かなり長い歴史がある。脊椎動物の系統でも魚類の段階まで、雌雄同体と雌雄異体が併存。
（<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=164195" target="blank">「脊椎動物以前の生物はオス・メス固定度が低い」</a>）

・雌雄の躯体が分化していく背景には、摂取機能の高度化→種間圧力上昇・・・という循環的な外圧上昇構造が前提にある。
・体細胞系列の高度化の要請と同時に、各々の配偶子、生殖巣、生殖器etcを緻密につくりあげるためには、精子をつくる躯体（オス）と卵子をつくる躯体（メス）を分化させたほうが合理的。
・また、動物ゆえの種間圧力→摂取能力高度化・・・に対応するため、幼体保護と防衛力上昇の要請が加わる。これは必然的に（保存性に特化した卵子を持つ）メスの生殖負担の増大、そして、それとバランスするようにオスの闘争負担が増大させる方向へつながる。これは脊椎動物の進化史とも符合する。
・これらにより、動物の雌雄の躯体は分化していったと考えられる。
</blockquote>

下記はこのブログの過去記事<a href="http://www.biological-j.net/blog/2007/08/000266.html">「性の起源～動物の性別決定は外圧に対応するための純粋な役割分担からスタート？～」</a>からです。

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外圧状況に応じた役割分化によって個体の性別が決定されるメカニズムの方が先行しており、より過酷な生存状況に置かれた哺乳類の段階から生涯固定の（≒染色体の組み合わせに支配された）性別＝雌雄役割分担が常態化したと考えられる
</blockquote>
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すなわち、オス・メス両方の（あるいはどちらにも変異しうる）生殖腺を分化させるのではなく、発生段階からオスメスを固定し、片方（オスならメス、メスならオス）の生殖腺は分化させないことで、より高度に生殖器官を発達させたと考えられます。</p><br><p>

<h2>●Ｘ染色体、Ｙ染色体って何？</h2></br>
　発生段階でオス・メスを決定するため、哺乳類・鳥類では、性決定を司る遺伝子を持っています。哺乳類の場合、２３対ある染色体の一つが性染色体と呼ばれており、この領域に重要な性決定因子があると考えられています。<br>

<img alt="senshokutai.jpg" src="http://www.biological-j.net/blog/senshokutai.jpg" width="257" height="257" /><br>

上図の１番～２２番が常染色体と呼ばれ、オスメスで同じ対ですが、２３番目はオスメスで異なっています。これが性染色体と呼ばれ、ＸＹという異なる組合せ（ヘテロ）だとオス、ＸＸという同じ組合せ（ホモ）だとメスになります。
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ＸＹそれぞれの染色体の不思議については、過去記事を参照してください。
<ul>
<li>「Ｘ染色体の不思議」<a href="http://www.biological-j.net/blog/2007/12/000346.html">http://www.biological-j.net/blog/2007/12/000346.html</a>
</li>
<li>「Ｙ染色体の不思議」<a href="http://www.biological-j.net/blog/2007/12/000354.html">http://www.biological-j.net/blog/2007/12/000354.html</a>
</li></ul>
Ｘ染色体もＹ染色体も、もともとは相同な常染色体だったと考えられます。しかし、性決定因子（<a href="http://www.biological-j.net/blog/2010/01/000934.html">過去記事</a>参照）の偏りが固定化されると、ヘテロ染色体の一方に固有の変異が蓄積されはじめます。相同性が欠失すると、交差（組み替え）が起こらなくなるため、どんどん遺伝子を喪失し、さらに変異を蓄積していったのではないかと考えられます。
</p><br><p>
<h2>●鳥類では、メスがへテロ、オスがホモなのは何で？</h2><br>
<img alt="Fig2-5.png" src="http://www.biological-j.net/blog/Fig2-5.png" width="480" height="456" /><br>
図は「鳥類における W 染色体の分化過程」<a href="http://www.agr.nagoya-u.ac.jp/~ikushu/study2more.html#b" target="blank">名古屋大学動物遺伝制御学研究室</a>からお借りしました。
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　人類を含む哺乳類では、ＸＹがオス、ＸＸがメスとなるのに対して、鳥類では逆に、ＺＺ（ホモ）がオス、ＺＷ（ヘテロ）がメスになります。
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この問題については、（まだ決定打と言えるような物証は無いのですが）次のように考えています。
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哺乳類以前の脊椎動物は、食物連鎖の上位者から逃げ、下位者を補食することを最大の圧力源として生存しています。したがって、ひたすら身体機能を磨く方向で本能進化しています。そこで求められる身体機能とは、オスメス共通であり、かつ進化速度を早めるためには生殖を担うメス側に変異を蓄積する方が適応的です。
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それに対して哺乳類は、胎生という淘汰圧が働きにくい生殖様式を持つゆえ、オス同士の性闘争本能を強化することで淘汰適応を実現しています。（<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=1321" target="blank">「哺乳類の性闘争本能」</a>）
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そこでは、オスの相対的な強さこそが決定的ですが、その差は常に僅差です。しかし、その僅差が圧力源であり、最先端の適応様式となった以上、獲得した変異はオスの染色体に蓄積していった方が適応的だったのではないでしょうか。（参考：<a href="http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=3996&pgh=0" target="blank">「外圧適応態」</a>）
</p><br><p>
人類がそうであるがゆえに、どうしてもＸＹ型を基準に考えがちですが、むしろＸＹ型の方が特殊なのかもしれません。
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