2009年12月19日
進化の歴史は、「ニッチ」の連続⑤ ~両生類⇒哺乳類~
進化の歴史は、「ニッチ」の連続④で紹介した通り、次は、哺乳類誕生までの秘話をお伝えします。
シームリア(両生類)(50cm)
画像はこちら(→古世界の住人)からお借りしています。
改めて復習すると・・・、
爬虫類・哺乳類への進化は、①両生類→爬虫類、②両生類→哺乳類と、実はいずれも両生類からの進化過程なのです。
今回は②両生類→哺乳類へと至る過程を説明します
これが分かると、哺乳類である人類の祖先が分かるんです。
楽しみですね~
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②両生類→哺乳類
実は、爬虫類の進化過程以外に、肉食両生類に加えて、爬虫類も繁殖し、いよいよ逃げ場の無くなった弱者の中で、何とか逃げ延びた
先があります。
それは、「寒冷地」です。
しかし、寒さ
のため外で卵をかえすことができません。
再び逆境です。外でダメなら・・・、
そうですね。空気や水より温かい胎内で孵化させる(卵胎生)という機能を獲得
します。
問題解決かと思いきや・・、さらに気候変動によって、寒冷化してしまいます。体温も下がるので、卵をかえせません
更に暖かい場所を探索する必要があります。
では、最も暖かい場所
はどこでしょう?
水中でも、陸上でもダメ、ならば・・・
答えは「土の中」です。
しかし、長時間、土の中で生活すると、皮膚が乾燥し、皮膚呼吸ができません。
そこで、ある機能を進化
させます。それは、「肺」です。肺機能の発達により、完全肺呼吸を実現します。これで、皮膚のネバネバが不要になります。そして、寒さから身を守るために、毛皮や皮下脂肪が出来るのです
さらに、もっと寒冷化すると。体温を保持する必要から、恒温化(気温に左右されずに、体温を一定に保つ機能)が必要となります。
体温を保持するためには、大量のエネルギーが必要です。
実は、土の中というのは暖かいだけでなく、もう一つのメリット
があります。
それは、土の中は、ムシやミミズなどの食料の豊富さです。これにより、体温を維持することで、寒冷地に適応してきました。
こうして、哺乳類が誕生しました。
初期哺乳類アデロバシレウス
(夜に森林の落ち葉の中で、虫などを食べてひっそり活動していた。10~14cm)
画像はこちら(→古世界の住人)からお借りしています。
その頃の哺乳類は、体長10cm、土の中で生活している奴
なんですが何だか分かりますか。
そうです。モグラです。つまり、私たちの祖先はモグラなんです。
これからはモグラちゃんを見る目
が変わってきますね。
ということで、これまで4回にわたって、「生物史に興味をもってもらうシリーズ」として、生物の誕生から哺乳類までの進化過程を紹介してきました。少しは、興味を持ってもらえたでしょうか。
今後も、様々なテーマで紹介していきますので、お楽しみに~!
- by kumasuke
- at 21:55


comments
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経験ゼロでもなんとかなるもんだな!!!
ってか、寝てるだけで6万もらえるとかどんだけ楽な仕事なんだよwww
>外でダメなら・・・、
>水中でも、陸上でもダメ、ならば・・・
すっごいですね!!
逆境の連続なのに!!
胎内で子どもを育てるようになったのにこんな理由があったなんて知りませんでした。
あらためて生物ってすごい☆☆
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