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2009年05月25日

新型インフルエンザ騒動 どーする?

なんだか騒がしいインフルエンザ騒動、ようやく落ち着きを取り戻しつつありますが、どうも違和感が沢山あります。そこで、


1.そもそも、ウィルスって何?(どんな構造?)


2.人類とウィルスとの闘いの歴史


3.同じウィルスでも、年代ごと、地域ごとに被害状況に大差が生じるのはなんで?


といった疑問を追求してみる事にしました。


今回の新型インフルエンザ(豚インフル)騒動、まずは何で騒がれているのか?を押えておきましょう。

現在警戒されているインフルエンザのパターンは、大きく2つの可能性に分けられます。

1.人型+鳥型のインフルエンザが豚の中で組み合わさったもの(混合型)

2.鳥型インフルエンザが人に感染し、人の中で変異して人⇒人型ウィルスとなるもの(変異型)


flu_new.gif

画像は新型インフルエンザはどうやって生まれる? より

これら二つを、さらに細かく見てみましょう。


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ちなみに、今回のインフルエンザの型は「A型(H1N1)」で、これは過去の「ソ連風邪ウイルス」や、さらに前に大量の死者を出した「スペイン風邪」と同型のものですが、あくまでもウィルス表面の蛋白質コードが同じというだけで、ウィルスの持つ8本のRNA遺伝子コードは人+豚+鳥の混合物である為、実際には別物として扱う必要があります。


また、上記2の鳥インフルエンザは「A型(H5N1)」で、こちらは現在のところ水鳥から鶏などの地上性の鳥に感染した場合に、高病原性となり、全身にウィルスが感染する事による鳥の大量死を齎しています。世界で、既に1億羽以上の鳥が、実際にインフルエンザによって死亡している事が確認されており、これが人に感染した事例も世界で数例確認されていますが、何故このウィルスが危険であるかについて説明しておきます。


インフルエンザ自体は、日本でも毎年のように発生し、所謂「風邪」の症状が表れます。この風邪と、いくつかの条件(慢性疾患や免疫不全等)が合わさってしまった事による死亡は毎年のように数100人規模で発生しています。しかし、このウィルス(殆どがH1N1型)自体は気道や腸管の粘膜上皮細胞から分泌されるプロテアーゼ(トリプシン)によってしか活性化しない為、せきや鼻水、発熱等は起こりますが単独でそれ以上の障害を起こす可能性はとても低く、しばらく安静にしていれば免疫機能によって退治する事が可能です。


しかし、鳥インフルエンザ(H5N1)の場合、ウィルスの増殖範囲が全身の細胞内に存在するプロテアーゼ(フリンなど)により活性化してしまう為、体の内部にまで深く入り込み、簡単に肺炎等を引き起こしてしまうそうです。よって、ごく僅かな例(2005年時点に全世界で68人程度:国立感染症研究所発表)ですが、鳥インフルエンザに感染した場合には、それが原因となって死者が出てしまうようです。しかし、人の中でさらに変異が加わり、人⇒人感染型になったものは未だに存在しません。


さて、話を戻して今回の『新型インフルエンザ』に的を絞ると、人⇔豚間、あるいは豚⇔鳥間でのインフルエンザ感染は過去にも例があり、今回は豚の中で二種類んインフルエンザが同時感染し、かつそれらが豚の細胞の中で混合、増殖された、という形になりますが、このような事例は過去には一度も見られません。それは、豚の遺伝子中において、それぞれ別由来の遺伝子同士が遺伝子相同組換えを起こした事になり、自然界でそのような事が頻繁に起こってしまえば、種というものが成り立たなくなってしまうくらいに異常なことなのです。また、現在のところ「豚⇒人」ルートで感染したと言われているにも関らず、そのウィルスは豚の中には発見されておらず、人為的に作られたのではないか?という説も出されています。


「新型インフルエンザウィルスは人的ミスが起源」説登場、WHOが調査中


新型インフルエンザウィルスの研究を行っているAdrian Gibbs氏は、インフルエンザワクチン製造の際に使われるニワトリの卵で新型のウィルスが偶然発生し、これが今回の新型インフルエンザの起源となった可能性があるとの説を唱えている。この説は、同氏が新型ウィルスの起源を追求するために遺伝子の青写真の分析を行ったところ浮かび上がってきたという。


「ブタから人工インフルエンザ・ウイルス発見」の謎


韓国のブタから採取されたウイルスに、数十年前に科学者が人間のインフルエンザ・ウイルスから人工的に作り出したウイルスの遺伝子が含まれていた。 Shocked
韓国のデジョン(大田)にあるチュンナム(忠南)大学のソ・サンヒ教授は昨年10月下旬、ブタのサンプルから取り出したウイルスの遺伝物質の塩基配列断片を『ジーンバンク』に登録した。ナイマン社長は11月にこのデータと偶然出会い、6つの断片に『WSN/33』ウイルスの遺伝子が3個から7個含まれていることに気付いた。このウイルスは、1918年のインフルエンザの流行を調査していたロンドンの研究所が1933年にはじめて分離し、それをマウスに感染させて作り出したもの。ナイマン社長によると、このウイルスは人間への感染もありうるという。ナイマン社長は12月上旬、ソ教授のサンプルにWSN/33ウイルスの遺伝子が含まれていることをWHOに報告した。


いずれも、WHOは即座に否定報道を発してはいますが、明確な根拠は示されていません。


現在、全校閉鎖などの緊急措置を取った大阪府などでは徐々に落ち着きを取り戻してきており、神戸市などでは扱いを「季節性」同等とする見直しなども掛けられています。


神戸市が新型インフルエンザも季節性と同じ扱いに転換


しかし、マスコミの報道は相変わらず過熱気味で、感染者が一人発生する度に一斉報道が繰り返され、東京では連日「空気清浄機」や「マスク」が大量に捌かれている状態。


世界の動向どころか、国内の情勢すらまともに捉えられず、目先の対応に政府・マスコミ・国民総動員で振り回されている状況。様々な情報が錯綜し、一体何を信じたら良いのやら、といった悲惨な情景が広がっていますが、こんな時ほどあらゆる情報を構造的に整理して認識する必要がありますね。


今の所、5/16時点での世界の感染者数は7520人、うち死者数は65人。拡大途上ではありますが、短期感染拡大を特徴とするインフルエンザで、過去の症例と比較してもパンデミックと呼ぶにはちと大袈裟かいな、という気がやはりしてきます。


風邪かな?と思ったら、よくうがいをし、手を洗い、しっかり寝て、食べること。


まずは、この基本的な対応を心掛けていれば、さほど大事にはならないだろう、というのが冷静な判断として妥当なところではないでしょうか?


そうは言っても、しばらくはインフルエンザの余波が広がる事は目に見えていますので、次はウィルスと薬、ワクチンの関係についての追求をしてみたいと思います。

過去記事にて、
インフルエンザ万能ワクチンって何?


といった期待できそうな成果が見られる一方で、実はタミフル・リレンザなどの対処薬品を子どもが摂取すると、むしろウィルス変異だけが促進される可能性があるのです! Rolling Eyes


なんでそんな事になってしまうのか?ぜひ、皆さんも考えてみて下さいね!

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comments

>今回は豚の中で二種類のインフルエンザが同時感染し、かつそれらが豚の細胞の中で混合、増殖された、という形になりますが、このような事例は過去には一度も見られません。それは、豚の遺伝子中において、それぞれ別由来の遺伝子同士が遺伝子相同組換えを起こした事になり、自然界でそのような事が頻繁に起こってしまえば、種というものが成り立たなくなってしまうくらいに異常なことなのです。また、現在のところ「豚⇒人」ルートで感染したと言われているにも関らず、そのウィルスは豚の中には発見されておらず、人為的に作られたのではないか?という説も出されています。

確かにその可能性が高いですね。由来の違う遺伝子の相同組み換えは、自然界では1万年に一度くらいの確率でしか起こらないようです。逆に人工的になら比較的簡単に、作成することが出来るようです。
今回のウィルスは、幸いにも時が経るに従って、徐々に弱毒性へと変異していった可能性が高そうですが、では、なんのために、人為的のこのようなウィルスが作られ、解き放たれてしまったのでしょうか?


  • 2009年05月30日 19:50

こんな本もあるみたいですね。→『インフルエンザワクチンは打たないで!』
著者は、元国立公衆衛生院疫学部感染症室長という肩書き。

これによると、例えば、
>効かないことは厚労省もわかっています。「流行対策がない」との批判を避けたいだけです。
>インフルエンザ・ワクチンは儲かるからなくならないのです。

さらに、
>手洗い・うがいはじつはインフルエンザには効果がありません。

なんてことも。カスタマーズレビューでも、医療関係者がかなり同意を示しています。
医療やクスリの世界って、実はこういうのが結構多いんじゃないかと思います。

  • s.tanaka
  • 2009年05月30日 22:35

>では、なんのために、人為的のこのようなウィルスが作られ、解き放たれてしまったのでしょうか?

近年急速に強まった、世界的な禁煙キャンペーンと同様の臭いを感じています。

ある種の情報操作による、人の反応を見る「実験」のような、非常に不気味なものである事は確かですね。

  • kawait
  • 2009年06月01日 11:47

>手洗い・うがいはじつはインフルエンザには効果がありません。

おっと!
言われてみれば、そうかもしれませんね。
ウィルスのサイズは0.1μmという、細胞のさらに何倍も小さなものですから、どこからでも容易に入り込めるシロモノですもんね。

ならば、免疫に対する学習を進めた方が効果がありそうです。

  • kawait
  • 2009年06月01日 11:51
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