2009年02月05日
遺伝するのはDNA情報だけじゃない!?~『トランスクリプトーム』~
みなさん、こんにちは
先日参加したなんでや劇場生物の起源2 おもしろかったですね
ブログ上での追求はもちろんですが、みんなでその場で追求
答え
も盛り上がります
さて、前回1/11に投稿させてもらった、遺伝子が全く一緒の双子が顔がちょっと違うのはなんで?~DNAがすべてをきめるわけじゃない! で、引用させてもらったるいネット上の投稿に、気になる単語があったので、改めて調べてみました

画像はコチラよりお借りしました。
その単語とはトランスクリプトーム(トランスクリプトオームとも言います)
遺伝はDNAに限らず、RNA情報も次世代に伝えられているかも!?という話題だったのですが…
さて真相は
トランスクリプトームとは、ゲノムDNAから転写されたRNA分子全体のことです。生命活動にともなって、さまざまな細胞のゲノムDNAの、さまざまな部分で転写が起こり、RNA分子が作り出されます。トランスクリプトーム解析とは、そうしたRNA分子を細胞から抽出して分析し、ゲノム配列や遺伝子発現に関する有用な情報を得ようというものです。
【中略】
さまざまな生物種でトランスクリプトーム解析が進んだら、その結果を比較する計画もあります。ゲノム配列の変化は生物の進化をもたらしてきたと考えられていますが、なかでも、遺伝子の転写調節配列の変化が種の進化に果たしてきた役割が注目されています。それに対する答えが、比較から発見できるのではないかとかと期待されるからです。
またマウスやヒトでは、転写されて作り出されたRNA分子の中に、何の働きをしているのかわからないものが大量に見いだされて話題を集めています。菅野教授たちのトランスクリプトーム解析は、そうしたRNA分子の機能を見つけ出すうえでの重要な基盤を与えてくれると期待されています。
ゲノム研究のホームページより
以前から、RNAからDNAへの逆転写とその遺伝について調べていましたが、トランスクリプトーム(RNAの情報)が少しでも遺伝するとしたら、外圧適応の次世代への受け継ぎ方の謎がだいぶ解けそうです!
引き続き調べてきます
- by yukie
- at 11:53




とお願いします
comments
RNAの情報がDNAに転写されて、そのDNAが次世代に引き継がれているかも!?という理解であっていますか?
RNA情報がDNAに転写されているかどうかはまだ解明されていなのでしょうか?
質問ばかりで申し訳ないですが、
よろしくお願いします☆
さんぽ☆さん、コメントありがとうございます。
RNA情報がDNAに転写されて遺伝するのか?
それともそのまま遺伝するのか?
そのままだとしたらどうやって遺伝しているのか?
は現在調べ中です。ごめんなさい。
今日入った「1つの遺伝子から多様なタンパク質が作られる」という記事を見てみると、普段読み取られないDNA上に、RNA情報を伝える何かがあるのかもしれないですね。
こんにちは。KAMといいます。
RNAキャッシュという話を、以前、読んだことがあります。
まだ、仮説の段階ですが、RNAのまま遺伝し、DNAを上書きして書き換えているのではないかという話です。
関連情報として紹介しておきます。
http://www.mypress.jp/v2_writers/miyu_desu/story/?story_id=974276
KAMさん、コメントありがとうございます。
リンクしていただいた記事、見せていただきました☆ ありがとうございます。
RNAキャッシュ、↑で恥ずかしながら始めて知ったのですが、興味深いですね~
ちょっと私も調べてみて、マウスでもそれらしき現象が確認されたという記事がありました。
http://www.mypress.jp/v2_writers/beep/story/?story_id=1415646
でも、RNAキャッシュの最初の論文に対する反例もあるようです↓
http://www2.tba.t-com.ne.jp/nakada/takashi/scripts/botany.html#top「続報2:遺伝情報のバックアップ」
どっちなのでしょうか…
続報が待たれるところです。
核内にとどまるノンコーディングRNAというのがあるようですね。
(RNAは核から細胞質に出ていくのがふつう。機能は不明らしい)
※理研ニュースより:核内ノンコーディングRNA
http://www.riken.jp/r-world/info/release/news/2009/feb/index.html#frol_02
全くの思いつきですが、この核内RNAが何か情報の遺伝に関わっているとか???
iwaiyさん
核内ノンコーディングRNAですか?
とても面白いです。
僕は、ジャンクDNAと呼ばれていた領域の役割は、情報を構造化することだと考えているのですが、ノンコーディングRNAが、その役割を果たしている可能性もあると思い、興奮しました。
ニューラルネットワークのElmanモデルは、言語データから「文法規則」を学習することができます。
しかし、学習したネットワークを外から調べてみても、どこに「文法規則」が学習されているのかは分かりません。
ニューラルネットワークの結合強度分布の中に、情報が織り込まれているのです。
僕は、ゲノムにもそのようなネットワーク学習的な側面があると思います。
たとえば、トランスクリプトームが、ゲノムネットワークの強度分布を担っていて、そこに、ネットワーク学習された結果が織り込まれているという仮説を持っています。
Elmanネットに関する記事です。
http://www.iias.or.jp/old/research/res_gengo/makioka.html
KAMさん、興味深いヒントありがとうございます♪
ゲノムにも、塩基配列の解読だけでは分からない、文法規則のような情報が織り込まれていると思います。
それに、学習or適応内容がフィードバックされる、外圧状況etcによって変異もするというイメージでしょうかね。
ノンコーディングRNAはその有力な要素かもしれませんよね!
iwaiyさん
>それに、学習or適応内容がフィードバックされる、外圧状況etcによって変異もするというイメージでしょうかね。
そうなんです。
脳で起こっている学習と同じようなことが、起こっているかもしれないと考えているのです。
脳で起こっていることと相似することがゲノムでも起こっているとすれば・・・普遍的な摂理(法則)のひとつが導き出されるかもしれませんね!!!