2008年08月17日
美容シリーズ第2弾!幹細胞を使った豊胸手術!!

前回の
「マクロファージ、美容業界で大活躍!」
にひき続き、
美容シリーズ第2弾
女性雑誌の後半って、美容整形やダイエットの広告がたくさんついています。
それを見ていると何やら「幹細胞」という文字が
!!
生物史を勉強し始めてから、ついついこういう「幹細胞」といった文字をみるとついつい食いついてしまうのですよね
ちなみに、何にこの文字が使われていたかというと・・・
「豊胸手術」です。
豊胸手術って、シリコン入れたり・・・なんて思っているあなた!
だいぶ古いです
今の技術はすごいですよ~!!
今回はそれを紹介します。
最近の豊胸手術では、自分の太ももやお腹から採取した脂肪を胸に注入するという方法が行われています。
しかし、この方法では、注入した脂肪の定着率は、30~50%程度。
この脂肪の定着率を上げたのが、最近話題になっている
「脂肪由来幹細胞移植」です。
どういうものかというと・・・
簡単に説明すると・・・
まず、自分のお腹や太ももから脂肪を吸引します。
その脂肪の中から、幹細胞のみを取り出し凝縮させます。
この幹細胞と脂肪を胸に再注入します。
この「脂肪幹細胞」は分化する前の細胞で、新しい脂肪組織や血管内皮細胞に分化できる細胞です。
従って、これを注入すると・・・
①成熟した脂肪細胞に分化し、脂肪組織を構成します。
②血管の内皮細胞に分化し血管の形成を助けます。
脂肪細胞へ新鮮な血液が送られ栄養が行き渡るようになります。
③新しい血管の形成を促す成分(VEGFなど)を分泌します。
④もとからあった脂肪組織が寿命を終えた時、代わりとして脂肪細胞に分化します。
要は、幹細胞が脂肪や血管等の様々なものに分化してくれることによって、注入した細胞がより定着されるという仕組み。
なんと脂肪の定着率が、80%~90%にUP
するらしいです
すごいことやってますね!!
でも、ここで疑問が・・・
幹細胞、そんなに上手く脂肪や血管に分化してくれるんだろうか
??
やたらに脂肪ばかりとか・・・
血管ばかりとか・・・
分化に失敗するものもあるだろうし・・・
変なもの(癌化する)作ったりとか・・・
いろいろ気になります!!
いや~女の人の美にかける情熱はすごいですね。
- by miwa
- at 22:53




comments
自分の細胞を増殖させるって発想はすごいですね。
でも幹細胞だからって、お腹や脚からとったものが胸で予想通りに増殖するのかどうかかなり疑問。。。
美容業界ってスゴイことやってますね(><)
身体、臓器の各部位には、各々の幹細胞が存在し、その臓器、部位の新陳代謝を担っている。
この幹細胞を分離・抽出し、痛んだ部位へ移植することで、再生治療を行う。
幹細胞の分離・抽出技術の開発競争が起こっている。
乳房・脂肪幹細胞移植は、乳がん切除後の再生の為に開発された。
サイトリ・セラピューティクス社ですね。
http://www.cytoritx.com/japan/index.html
この技術を形成外科に使い、1手術当り200万円というのも凄いですね。
通行人さんへ
>乳房・脂肪幹細胞移植は、乳がん切除後の再生の為に開発された。
もともと乳がんの患者さんの為に開発された技術だったんですね!!
知りませんでした。
そう考えると、自分の細胞で元通りになるならありがたい技術ですね。
教えてくださってありがとうございます☆
>rukoさん
コメントありがとうございます。
確かにそのあたりは疑問ですが、そこそこ上手くいっている様ですね。
だから、この技術がこういった市場でも使われているんでしょうね。
ただ、それが長期的にみてどうなっていくのかといったあたりはこれから分ってくるのかなと思います。
>通行人さん
コメントありがとうございます。
>乳房・脂肪幹細胞移植は、乳がん切除後の再生の為に開発された。
そういう技術が美容整形にも適応されていくのですね。
すると、200万円という高額なものになる。
こうやって新たな市場が生み出されるのですね!