2008年02月05日
カンブリア期前に繁栄したエディアカラ動物群って?
こんにちわ。arincoです。最近は、免疫に凝っているのですが、本日はちょいと趣向を変えてさくりと
、生物進化に関する投稿を。
僕らも生物進化に関する様々な追求をしていますが、EARTH, OCEAN, and LIFE というサイトが、時系列的な生物進化に関してうまくまとまっています。その中で見つけたエディアカラ動物群というのがなかなか興味深かったので紹介したいと思います。
さて、エディアカラ動物群とは何ぞや?という所ですが、
体長が1メートルを超える地球上初めての大型生物と言われており、平べったい体をしているのが特徴のようです。ザイラッハーという博士が、エディアカラ動物群は動物でも植物でもなく、その当時にしか存在していなかった生物群であるとし、それを先カンブリア時代末の地質時代名(ヴェンド紀)にちなみ、ヴェンド生物群(Vendobionta)と命名しました。その構造はエアーマットのような小さな袋状の部屋が集合した独特の構造(キルト構造という)で構成されていました。動物でも植物でもない中間形態それがエディアカラ動物群ようです。
さてさて、このエディアカラ動物群ですが、どんな生物がいるのでしょうか。
座布団の様なディキンソニアは体長が120cmもあり海底をゆっくりと這うように移動していたと言われています。

ディキンソニア(古生代の住人さんよりお借りしました)
昆布の様なチャルニアは、海草のようで、高さが2mもあったようでうす。海底に生え、そこから動くことはできず、葉のようにみえる部分をゆらゆらさせていました。動物でも植物でもないエディアカラ生物群の特徴を持っており、光合成共生バクテリアからエネルギー源をもらっていたのではないかと考えられています。

チャルニア(古生代の住人さんよりお借りしました)
このようになかなか面白い形の動物が生息していたようですね。
これらは全て軟体性の動物で地球最古の多細胞生物
であるとも考えられているようです。
一方で先に出てきたザイラッハー教授はヴェンド生物は、巨大な単細胞の生物であったと提唱しています。1㎡の単細胞生物って・・・・・ちょっと不思議ですが。
動物でも植物でもない、そして、単細胞かも多細胞かも議論の余地がある・・・色々な意味で謎に包まれた生物です。
エディアカラ生物群は、地球全体が氷に覆われていた時期(スノーボールアース)の直後に出現し、その大部分がカンブリア紀の始まる前に絶滅してしまい、現存する生物とはつながらないようです。
現在まで進化の糸が続かず絶滅してしまった生物は、エディアカラ生物群にとどまらず無数にいたのでしょう。
現代まで生物は外圧に適応しようと様々な戦略を練ってきた。そしてそのほとんどが失敗していった。このエディアカラ生物群からはその一旦を垣間見る事が出来ます。
- by arinco
- at 21:24


comments
「動物でも植物でもない中間形態」って。
しかも、「1㎡の単細胞生物」って!
すごい生物がいたんですね。
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