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2007年04月30日

最も古いサルの仲間:プルガトリウス

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●プルガトリウスの想像図
※画像引用元:「ヒトはどうやって誕生した?」(NHK高校講座「理科総合A・B」)



今日は、現在知られている最も古い霊長類、プルガトリウスの紹介です Shocked


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2007年04月29日

原猿が手に入れた樹上の世界って?

さて樹上の世界へと進出した原猿は様々な進化をもたらしたのですが、
今回は「樹上の世界」ってどんな世界なの?を整理したいと思います。

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2007年04月28日

原猿の進化

世間は今日からGW!
GW中のBiologocal Journal我々=霊長類の原点に立ち返って原猿シリーズをお届けします!

それでは、まずは霊長類の進化系統樹についてのおさらいから。

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図 霊長類の進化系統樹

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2007年04月25日

性淘汰と性闘争本能

性闘争を理解するために、ダーウィンの性淘汰に立ち戻って考えてみたいと思います m030
ダーウィンが1871年『人類の起源』で展開しているのが性淘汰の理論である。
性淘汰(せいとうた)は、異性をめぐる闘いを通じてある形質が進化して行く現象である。クジャクやシカのように雌雄で著しく色彩や形態・生態が異なる動物について、その進化を説明するためにチャールズ・ダーウィンが提唱した。

一つの種に於いて、ある性(殆どの場合は雌)の個体数や交尾の機会はもう一方の性よりも少ない。それゆえ、交尾をめぐる個体間の争いが進化をもたらす。

性淘汰は、自然淘汰(生態系に於けるニッチ獲得をめぐる争い)とは異なる。自然淘汰は性別・年齢を問わず、個体の全体的な状態によってもたらされるからであり、また性淘汰によって進化した形質の多くは装飾的であまり実用的な物ではない。ただし、性淘汰を自然淘汰に含める事もある。
(『ウィキペディア(Wikipedia)』;性淘汰より)

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2007年04月23日

「何故、女性はどんな時でもおしゃべりなのか?」

地図を読めない女・話を聞かない男という本が以前ベストセラーになりましたが、それを脳科学的に解説した論文がありましたので紹介したいと思います。タイトルはずばり↑です。

一般に、女性は男性よりもおしゃべりだと言われている。果たして、それは事実なのか?

「仕事から疲れて帰ってくると、妻がやたらと話し掛けてきてますます疲れる」という会社員のAさんのお宅に、許可を得て隠しカメラを設置させてもらい、どのような夫婦の会話がなされているのかを見てみることにした。その結果、Aさんが帰宅してから、奥さんの方がひたすら一方的にしゃべり続けているように見えたのだ。


確かに・・・・我が家も同じ現象が起きている Cool

人類行動学研究者、アラン・ピーズ氏が、夫婦の会話で使われる言語の数を調査したところ、男性は、女性の半分にも満たなかったという。その要因として、脳の構造の違いが指摘されている。人間総合科学大学・新井康允教授によると、女性の方が、左脳にある言葉を理解するための「ウェルニケ領域」の神経細胞密度が男性より高いという。さらに右脳と左脳をつなぐ「脳梁」が、女性は男性よりも大きく、女性の方が左から右へ言語情報が多く送られるという。これらのため、左脳に入った言語情報が右脳へスムーズに連絡されることで、女性の方がヒアリング能力や、言葉の意味を理解する能力が高いと考えられる。さらに、エール大学のシェーウィッツ教授らの実験で、女性は男性よりも、言葉を発する時に脳内の多くの部分を活性化できることも判っている。これらのことから、一般的に、女性は脳の構造によりおしゃべりであるといえるのだ。 しかし、疲れている時はあまりしゃべりたくないというAさんとは対照的に、奥さんは疲れている時の方が逆に喋りたくなり、喋ることでストレスを発散できているという。それは、一体なぜなのか?

なぜなんでしょうね? Rolling Eyes

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2007年04月21日

へその緒はライフライン

へその緒。
みなさん、おうちのどっかに大事にとってますか? Razz
私のは桐の箱に入っていたけれど、11年前、娘を出産したときは
プラスティックの箱に入れたのを渡されました。時代は変わる Rolling Eyes

へその緒、正しくは臍帯(さいたい)。
母親(=外界)と胎児を繋ぐ生命線。
ライフラインだということを実感した迫真の実録記です。 m003

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2007年04月20日

赤ちゃんの鳴き声のヒミツ

本日は、哺乳類の聴覚進化の背後に秘められた、「赤ちゃんの鳴き声のヒミツ」に迫ります。
誰もが直ぐに反応してしまう、甲高い赤ちゃんの泣き声。
その背後には、恐竜時代と言う逆境の中で進化してきた、哺乳類の驚くべき進化史が存在しているのです。
まずは、哺乳類の聴覚がどのように進化してきたのかを、抑えましょう。

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2007年04月19日

哺乳類の内雌外雄って?

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哺乳類の特徴として、雄同士の激しい性闘争に勝ち抜いた雄が、大きな縄張りを確保し、その縄張りの中で母系集団の雌達が子供を育てる、「内雌外雄」の集団形態があります。

雄は、大きな縄張りを確保し、いざと言うとき雌や子供を守り種を維持してきたんですね Rolling Eyes
この内雌外雄は、それぞれの哺乳類では、どのようになっているのでしょうか m050
今日は、哺乳類の代表的な内雌外雄を紹介します。

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2007年04月18日

進化系統樹を辿ろう!②

前回に引き続き進化系統樹の紹介です。

今回は、原生哺乳類の祖先に近いところ(およそ2億8000万年前)から、現代まで。

枝分かれの部分には、どんな秘密が隠されているのか?

生物進化にますます興味が沸いてきますよ m051

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2007年04月17日

進化系統樹を辿ろう!①

人類史・生物史を探る時には、進化系統樹を辿ることはとても重要な意味を持ちます。
例えば、人類と鳥類とでは早期に枝分かれした後にそれぞれ別の進化系統を辿っており、同じ時代を生きて来た中でも、全く別の適応様式を身に付けて来た、という事が言えます。

また、逆に人類へと繋がる系統樹を探っていく事で、我々がどのような逆境への適応力を身に付けて来たかを知る事も出来ます。

そこで、今日は進化系統図を紹介したいと思います。

まずはこちらをどうぞ!
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2007年04月14日

実は触覚って重要!?

オキシトシンの話題が何度か出ていますが、今回はオキシトシンが分泌されることが確認されているスキンシップ(触覚) m041 m042 について書いてみようと思います。スキンシップ(触覚)によって安心感が得られることはたぶん殆どの人が実感できるところだと思いますが、一方で「触覚」って普段あんまり意識していない人が多いのではないでしょうか? m109

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画像はコチラからお借りしました。

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2007年04月12日

クラスに1人が食物アレルギー!?

文部科学省は11日、全国の公立小中高校に通う全児童・生徒を対象に実施したアレルギーの実態調査の結果を公表しました。
調査は、「アレルギーの子供が増えている」という学校現場の声を受け、全公立小中高3万6830校を対象に04年12月~05年2月にかけて実施(04年6月末時点の状況を調査)されたそうです。


アレルギー疾患の割合はこのように…。
・アレルギー性鼻炎  118万人(9.2%)
・ぜんそく         73万人(5.7%)
・アトピー性皮膚炎    69万人(5.5%)
・アレルギー性結膜炎  44万人(3.5%)
・食物アレルギー     32万人(2.6%) (Yahoo!二ユースより:参考1参考2


全員調査や、食物アレルギーに関する調査はこれが初めてとなるそうです。
ちなみに、一番割合の少ない食物アレルギーを例に考えても、
1学級40人のクラスに平均1人は食物アレルギーの子がいることに!
私の会社の先輩にも海老アレルギーの方が居るので、食物アレルギーって、結構いるのかも?
ちょっと気になったこの「食物アレルギー」のしくみについて、少し調べてみました☆

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2007年04月10日

『擬人化』が意味するところ

私達は植物やペットを人のように可愛がったりしますよね。
植物や動物が人とは違うことはもちろん知っているんだけれど、会話をしてみたり動植物の気持ちがなんとなく解ったりして、それでこちらも癒されたりするものです m146

芸術の世界でも動物の擬人化はかなり初期の段階から登場しています。
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m134 この擬人化という思考や行為は人間特有なものなのでしょうか
人類に一番近い祖先のチンパンジーと比較して考えてみたいと思います。

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2007年04月08日

チンパンジーの父系転換

自然の摂理に立脚した社会原理を確立するためには、生物進化史の解明が必要になる~現代問題の解決の礎となるべく様々なテーマに挑戦する「biological-journal」。


さて最近話題の現代問題といえば「子育て不安にどうこたえるか?」今や「子育てパパ本の流行」から「少子化対策を目玉にする自治体行政」まで、もはや子育て問題は他人事なんていってられない切迫感を持って私たちに迫ってきつつあります。しかし、目先の子育てパパ本に流されていたのでは道を誤るだけ、まずは自然の摂理を学ぶこと・・・ということで、今日はサル社会の集団構造(特に類人猿における父系転換)にアプローチ m071 してみます。

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2007年04月04日

大脳新皮質を著しく進化させたサル・人類

人類はとにかく脳がデカイが、そのデカさの理由は、主に大脳新皮質の進化による。
大脳新皮質って何だろう?


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左からヒト、チンパンジー、アカゲザルの脳 の外観(京都大学霊長類研究所:三上章允氏のお話より引用

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2007年04月03日

哺乳類の脳進化

今回も生物の脳進化をお送りしますっ m044


生物が脳進化を繰り返してきたのは、疑いようのない事実ですが、今日は「哺乳類の脳進化」に焦点を当てていこうと思います。

これまでの記事で、どの生物の脳も「脳幹」・「小脳」・「大脳」から成っていて、違うのは大きさだということがなんとなくわかってきました。 Rolling Eyes

魚類・両生類・爬虫類では、脳幹が脳の大部分を占めています。脳幹は反射やえさを取ったり交尾するといった、本能的な行動を司どっていて、小脳は小さな膨らみにすぎません。大脳も小さく、魚類と両生類では、生きていく為に必要な本能や感情を司どる「大脳辺縁系」のみがあるだけです。

しかし、哺乳類になると、小脳大脳が大きくなってきます。特に大脳の発達は著しく、「感覚野」「運動野」といった新しい機能を持つようになります。

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(リンク:犬と猫と9つのタイプ
http://www.mirai.ne.jp/~ryutou-m/eneagram/active/page15/15-201~/15-216.htm)

それでは、なぜ哺乳類の段階になると、小脳、大脳が大きくなるのでしょうか m189 m148 m149

答えを探る前に、ポッチとお願いします m043
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2007年04月02日

脳の幹

昨日のエントリーは「脳の起源」にまつわるお話でしたので、今日はその続きを。
脊椎動物(魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類)の脳の中で最も原始的といわれている部分「脳幹」についてです。


脳幹には、呼吸や心臓の活動、体温調節など、生命を維持するための全ての神経が集まっています(眠っている間も、心臓を動かし続け、体温が調節できるのも脳幹のおかげ)。


またいわゆる「植物状態」とは、脳のうち、脳幹だけが生きていて他が死んでしまう状態のことです。脳幹が死んでしまった場合は、間もなく大脳も死んでしまうそうです。すなわち、生物の生き死には、脳幹の生死と直結していると言えます。


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2007年04月01日

脳ってなんで必要なの?~脳の起源~

ところで原点に戻ってしまいますが、
「なんで脳って必要なのでしょう?」


同じ生物でも植物には脳がありませんよね。
ここにヒントがあります。


今回は脳の起源を探って行きたいと思います。


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図:脳の多様化の系統図
図はこちらよりお借りしました


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