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2006年09月28日

海水域を捨てるのは大きな賭けだった!

海水魚から淡水魚への進化は、ミネラルの貯蔵庫としての硬骨格の獲得、つまり本格的な脊椎動物への歩みの第一歩と言われる。

厚生労働省の定義に従うと、ミネラルとは、亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・ヨウ素・リンの12成分を指す。ミネラルは、糖質、脂質、蛋白質、ビタミンと並び生命維持に不可欠の五大栄養素のひとつに数えられている。

硬骨魚類登場以前の軟骨魚類の骨は、炭酸カルシウムで出来ていたのだが、硬骨魚類以降の脊椎動物の骨は、リン酸カルシウムで出来ている。ちなみにリンは、DNARNAの構成要素であるヌクレオチドの主成分のひとつであり、生物とは切っても切れない重要元素と言っても過言ではない。

もともと海(=海水)には豊富なミネラルが含まれており、地球に生命が誕生したのも、少なくとも38億年前までにはミネラルを豊富に含有する海が誕生したからである。


海水域を捨てて淡水域に適応しなければならなくなった初期魚類の状況は、「命の母」との決別を意味しており、その後の陸地への進出に匹敵する(あるいはそれ以上の)ターニングポイントだったと言えるかもしれない。

(by One O'clock Jump)

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魚類の進化 参考サイト集 from 岩井裕介

●『高等学校理科総B 生命と地球環境』【岐阜大学教育学部理科教育講座地学教室】http://chigaku.ed.gifu-u.ac.jp/chiga...

comments

同じ「骨」でも、軟骨魚類の骨=炭酸カルシウム、硬骨魚類以降の脊椎動物の骨=リン酸カルシウムという違いがあるなんて驚きです!生物の体って、環境に適応できるように、ほんとに精巧にできてるんですね。

  • まりも
  • 2006年10月02日 03:05

海水から淡水に移動したときには、浸透圧の関係で破裂の危機に見舞われる!ということは知っていましたが、ミネラルの問題も重大な危機だったんですね!

確か生物は自分ではミネラルを作り出せないということだったと思いますが、では淡水魚は淡水中に含まれる少量のミネラルを硬骨に蓄えて生きていたということなんでしょうか?

学校で勉強しているときにはあまり面白いとも思っていなかったですが、生物や進化って勉強すればするほど謎も興味もたくさんわいてきます☆
なので、これからもこのブログで勉強させていただきたいです☆

  • 春風
  • 2006年10月02日 03:05

一連のシリーズ1からシリーズ5まで進化の過程を追っていますが進化していったことがわかります。

シリーズ1-肉食魚からの逃避から手足の原型
シリーズ2-陸上で体を支えるためヒレを足に変化
      陸上で空気の振動をとらえるため聴覚機能と発声を進化。
シリーズ3-肉食魚から逃げ泥の中で乾眠できるために肺が進化
シリーズ4-淡水にないミネラルをおぎなうため硬骨格の獲得
シリーズ5-ヌルヌルしていた体が乾くことから肺呼吸、硬い皮膚進化
      卵が乾燥するので卵に殻を作るようになる

どれも共通して言えるのが逆境により体を進化させていっていることです。生きているものは全て外圧適応態として存在している。人間も単細胞や動物達の摂理を受けついでいるんですね。

  • ひろ
  • 2006年11月21日 22:40
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